騎手で脂も乗ってる時期にジョッキーを引退し調教師に転身なされた福永祐一ステイブル!
成績がものすんごいらしい!
ということで、調べてみた!
おわかりいただけただろうか?
・・・
まぁ、今年3月からの開業で出走数はまだ少ないとはいえ・・・だ。
この勝率~複勝率のハンパじゃない高さ!!!!
(^ー^;)
これは確かにすごい!と思う。
しかも。この2着、3着は、特別戦、上級条件だったりするわけですよ!
たしかにね。
引き継いだ馬の質も非常に高いのはそうなんですけども・・・
いうて、例えばダノンスコーピオンとか看板級の馬は走ってないわけですよ!!!
それでこの成績ですからね!
さて、今年デビューの2歳馬もボチボチ福永祐一厩舎へ預託されているようですのでみていくと
シルバーステート産駒やリアルスティール産駒など自身が騎乗されていた馬の子も預かってますね。
メイショウ、サンデーR、G1レーシングとさすがに現役時代お世話になった有力オーナーからもきっちり
預託馬を頂いている状態ですね。
まだ新米調教師ですから、馬房は多く与えられていないので残念ですけど。
この活躍が今後も続くようであれば・・・一気に馬房数も増えるし、預託馬の質も今後さらに上がっていき
ジョッキー時代だけでなく、調教師としても1流の成績をあげていくのかもしれません!
馬券ファンの我々からしても頼りになる調教師でありそうです!
なんとダートと特別の単勝、1番人気馬の複勝を除けば全てが回収率100%超えという素敵な数字!
そりゃそうですよね。全体で複勝率50%超えてるんですから!
偶然?出来過ぎかもしれないですけど。
開業していきなり機会3連続で2着。
それも中には8番人気も含まれているのだからすごい!
その後も8番人気、7番人気で3着。
で、内容をみるとさ。
転厩前の成績が馬券になっていなかったような馬で勝利してたりするんだよね。
それもこのマルカブリッツに関して言えば。
転厩前の厩舎には申し訳ないけど、馬の適性を見抜いてなかったんじゃないのか?疑惑。
福永祐一先生は、この馬の適性を見抜いて?ダ1800m→芝2600mへ
大幅に条件を変えて出走させ見事に勝利!!!
これは大したものですよね。
というかね・・・
福永祐一という男なんですけど・・・
この人、馬乗りだったのにジョッキーの頃からデータ派なんですよね。
馬券の達人かなんかにでてたときも。
他のJRAジョッキー例えば、武豊とか他のジョッキーがパドックをみて、馬を選んでいたのに対して。
福永ジョッキーは正直にパドックみてもわからへんと答え、新聞をみて馬券を予想していたのが印象的で。
今風だなーって思いましたよね。
たぶん、多くの調教師が勘違いしていて、馬体の見た目だったり、気性だったり、調教の走りだけをみて
自分で、この馬はこのレースがあってる!とかやってるんだろうけど。
おそらく福永祐一にはそういうの無いと思うんですよね。
冷静に血統なんかを眺めながらデータで判断して、このレースに使ってみてはどうか?みたいなことをやる人だと思う。
だからこそ、この成績が出ているのだと思っています。
この福永厩舎の今後に期待です!
とりわけ、前走ちょっと入賞もできなかった馬で、このマルカブリッツのように
大きく条件を変えてきた馬なんかを注視したいですね。
それと、今のところ
ジョッキーにこだわりがあるようには感じませんね。
現役時代から仲のよかった後輩で腕達者の川田とか、子供の頃から可愛がられていた武豊なんかに
お願いするのか?と思いきや。
今のところ一番たくさん乗っているのは小崎綾也ジョッキーだったり。
武豊、川田、岩田息子らリーディングジョッキー上位ではない、小沢大仁なんかものせてる。
もちろん、サンデーRとかノーザン系のクラブに関しては、ジョッキーを向こうが指定してきそうな気配はあるから。
正確な福永調教師の好みや好き嫌いでジョッキーを決めている感じではないのでしょうけどね。
例えば、個人馬主の場合。
その多くは、出走レースを決定したときに、ジョッキーは誰それで行きます!って電話で伝えるそうなんですよね。
つまり、一応調教師がジョッキーも選定した上でレース登録の決定を打診するようなのですよー。
・・・
で、福永祐一厩舎の活躍の反面・・・
いや、ほかの調教師がろくなのいない説もあるんですよねー。
とりわけ仕上げとかトレーニング面ではなくて・・・出走させるレースについて。
先ほど記述したとおりで、福永祐一先生はデータで馬の適性を判断するのに対し。
昔ながらの調教師の先生というのは、自分の勘ですよね・・・きっと。
だから、血統がアレなのにまったくまとはずれなレースを使ってくる。
まぁわかりませんよ!馬主が選んだレースなのかもしれないけども・・・
あとは、何の工夫もしない調教師。
毎回同じダート1800mに使ってまるで勝負になっていないのに。
なぜか条件を変更してこないとか・・・
結構そういうので、まったく成績が上がらずに未勝利戦の期間が終わってJRA引退の憂き目にあってしまった
競争馬とかごまんといると思うのですよね。
新馬戦ぐらいはまぁ、百歩譲ってトンチンカンなレースからはじめてもかまいませんけども。
結果がでてないのに同じ距離・馬場を選択するというのは、なんだかなーって思っちゃいます。
・・・
ちなみに福永祐一厩舎とは関係ないのですが。
ワタクシの今季のPOG成績がおもわしくないんですけど・・・
いまだ勝ち上がれていない馬の半分くらいが出るレースに不満しかないのですよね。
特に。
サトノギフテッド!
バカなのっていうレースばっか使ってるんですよね。
ウィップスティッチ!
ようやっと条件を換えて成績があがってきたので良しとしますが・・・
スウィートリワードなんかは。
ちゃんと欲しいレースに使っていないために負けている印象があります。
サトノギフテッドなんかはさ、今年の皐月賞馬ジャスティンミラノの優勝した新馬戦で1番人気になったほどの馬ですよ。
馬の能力がないわけないんですよ!
この馬は、どう考えても短距離馬!!!
なのに、凝りもせず、2000m級かダートを使ってまるで勝負になっていないんですよね。
全然馬のことわかっていない。
それがあのかつてオープン馬ばかり抱えていた池江泰寿ってんだから、ほんとかよ!って思っちゃうんですけど。
このレベルの調教師であっても、自分の管理馬が一番むいてる適性のあるレースへ出走させるという当たりまえのことが
できていないんですよね。
その点、おそらく・・・ですけど。
この福永祐一調教師に関しては・・・
今のところ馬の調子をどうのこうのっていうよりか、きちんと馬の適性にあったレースを選んで使えてるからこその
好成績なのではないかな?と思うわけです。
・・・
まぁ、まだわからないけど・・・
現状・・・福永調教師はそういう馬の適性を読むのが上手なのがセールスポイントではないかな?って思ってます。
今後に期待です!
勝手なイメージなんだけども、調教師の先生って傲慢で頑固なイメージが強いんですよね。
自分がそう思ったら、もう考えを曲げない!!!
けど、データ派の人間っていうのは・・・自分の考えじゃないんですよ!
データという客観的な数字でもって運用するから、間違えが少ないし。
そういうデータを扱うような人っていうのいい意味で自分がないので、ちゃんと人の話もきく。
例えば、乗ってるジョッキーが、乗った感触で、ダートがあいそう!とか短距離がよさそう!とか進言してくることがあると
思うのだけど、福永祐一先生は、おそらくそういうのをちゃんと聞き入れてくれそうな感じがしますよね。
まぁ、多くの場合はさ、ジョッキーがへぐったときの言い訳にきこえちゃうんだろうけど。
このひとはちゃんとジョッキーの意見をきいて次のレースを考えて使ってくると思う。
で、それが好成績につながっていきそうだなーって思う。
ウマ娘でみんなさんざん学んでいると思うけど。
いくら強いステータス持っていても、長距離Fで、有馬記念は勝てないのですよ。
もちろん、現実の競争馬にそういう数値パラメータはないから・・・
自分たちで判断しなきゃいけないところが難しいのだけど、これを読み取る能力というのは。
レースを決める調教師として必要な資質だと思うのだよね・・・
例えば、今なら今年調子がいい上村調教師とかさ、野中調教師とかグイグイ成績をあげてる厩舎って
馬質以外にもなにかその調教師独特の優秀さがあるはずなんだよね。
福永祐一調教師も・・・今の時点では早計かもしれないが、何かを持っている調教師だと思ってます。