もっかい、あらためて2024ジャスティンミラノが優勝した皐月賞をまた別の側面から回顧いたしまーす!

 

予想時に書いたんだけどね。

 

アルアインが優勝したときの状況とまるでそっくりな結果だったんですよねー。

 

で、おぃらそこまでは良かった!

 

アルアインが優勝した時・・・そのアルアインが前走使って優勝してたのが毎日杯だから◎メイショウタバル!これは不正解だった。

 

あらためて、今年の皐月賞の戦前と結果と、アルアインの優勝した年を比べてみる。

 

 

今年この皐月賞の結果と。

 

2017年アルアイン優勝時の皐月賞と何が似ているのか?そしてだからどうだっていうのか?を語っていく!

 

 

まずはとても速い時計で先行有利の決着になった点。

 

ジャスティンミラノも、アルアインも・・・先行して好位置につけて

 

最後直線で、粘る逃げ番手の馬を差し切っての優勝で、高速決着でした。

 

それから戦前の状況がそっくり。

 

牝馬が参戦してきてしかも1番人気!だった点。

 

上がり最速の馬が掲示板前後に敗北。

 

1~4着の着差もなんとなく似ている。

 

という点。

 

まったくそのままってわけじゃないんだけどね。

 

ラップも全然違うし。

 

で、この状況から言えることなんだけど。

 

皐月賞とダービーは異なる結果になるのではないか?

 

逆にアルアインが優勝した皐月賞のときのダービーの結果を見ると。

 

 

皐月賞馬アルアインが先行して5着に負け、皐月賞組では2着のペルシアンナイトが7着、3着のダンビュライトが6着。

 

そして、皐月賞で最速2位の上がりを叩き出しならがら5着に敗れたレイデオロが優勝してみせた。

 

おなじように後ろからそろーっと競馬して末脚をのばすもレイデオロの一つ下着順の6着に負けた

スワーヴリチャードがダービーでは2着とスライドした結果になった。

 

2017年のダービーがなぜこのような結果になったのか?を紐解いていくと。

 

結構、皐月賞→ダービーの歴史で多くみられる。

 

皐月賞の行われる中山競馬場特有の有利不利で負けた真の実力馬が、舞台が東京に変わって400m延びた

チャンピオンコースでは、修正・補正されやすいってことなんだろう。

 

基本、皐月賞は直線が短いのだから、前がバテなければ、そりゃ先行馬の残り目が多いにきまってる。

 

ところが、皐月賞では通じたスピード型の先行馬は、ダービーでは早々に捕まえられてしまい

 

真の実力馬の差し脚に屈してしまい力負けするということだよね。

 

今年このレイデオロとスワーヴリチャードにあたりそうなのが・・・

 

レガレイラとエコロヴァルツではないかな?って思う。

 

この2頭はともに後方から進み、最速上がり3Fタイの末脚で追い上げるも届かず。という形。

 

皐月賞差しそこねからのダービー巻き返しは・・・本当によくあるパターンで。

 

皐月賞の敗戦を糧にすることが活きるんだと思う。

 

まぁ、皐月賞はさダービー勝てる実力のある馬が、コース設計の有利不利で勝てないこともある!

 

というのが醍醐味でもあるんだよね。

 

で、それをくつがえして勝つような馬が3冠馬になる。

 

逆を言うとね、良馬場で好時計がでた皐月賞で着差ほぼなしで優勝した馬というのは。

 

2冠達成していないんだよね。

 

 

ちなみに2冠した馬は、メイショウサムソンを除いて上がり最速をつかって皐月賞を優勝した馬でした!

 

さらにタイム差なしで皐月賞を優勝した馬で、2冠したのはネオユニヴァースのみで。

 

ジャスティンミラノの2冠には、ネオユニの要素かメイショウサムソンの要素が当てはまればいいのだけど。

 

あと、気になるのは、過去皐月賞勝馬が1分58秒より速い時計で決着したときは、確かにレベルが高いのだけど。

 

2冠馬はでていない。

 

というかやっぱり皐月賞→ダービー2冠はやっぱり最速上がりで皐月勝ってるというのが特徴的だわな。

 

あと共同通信杯→皐月賞と連勝した馬もダービーで優勝できていないんだよね。

 

いいところまで行くけど。

 

ナリタブライアンは共同通信杯勝馬だけど、間にさらにスプリングS挟んでるし。

 

まぁこのことから、完全に邪推なんだけど

 

ジャスティンミラノの2冠はちょっと危うい?

 

今は、過去の皐月賞馬をあてはめてデータで示したけども。

 

理由を肉付けすると・・・

 

速すぎる皐月賞優勝は、反動とか疲労が心配なのと・・・スピードがありすぎて実はマイルよりでダービーは距離が持たない?

 

かもしれないというのと。着差タイムなしだと、その世代で力が抜けているわけではないから。

 

逆転されるおそれがある。

 

とまぁ、そういうことが言えなくもない。

 

レコード時計が出たとき、考えることは、単にレースのときの馬場が高速だった可能性も考えなきゃいけない。

 

レコード出してさらに強かったのはイクイノックスやアーモンドアイみたいにレコード+着差もつけていないと

 

あてにならないということ。

 

あと、他にジャスティンミラノのダービー優勝に黄色信号となるのが。

 

まぁ、美談になってるジャスティンミラノの稽古を故藤岡康太ジョッキーがつけていたこと。

 

つまり、今回は藤岡康太なしで、きちんと仕上がる?ってことと。

 

戸崎ジョッキー!過去にダービー2着してるとなかなかダービージョッキーになれない説。

 

例えば、三浦皇成、蛯名正義、横山武史とかね、ダービーで2着になるとその後、なかなかダービー勝てない。

 

あの武豊ですら・・・ダービー勝つまでだいぶ苦戦してたもんね。

 

無敗の4連勝・・・はかなりハードルが高い!

 

今年の3歳でいえば、ジャンタルマンタルもアスコリピチェーノも3連勝で終わり。

 

とまぁ、いろいろジャスティンミラノ本人には関係のない過去データからジャスティンミラノのダービー制覇2冠は怪しいことを語ってきましたが。

 

かわりに何が勝つのか?って言えば。

 

でてくればの話だけど、レガレイラとかエコロヴァルツあたりはおもしろい。

 

正直ジャスティンミラノが勝てないを確定しても、中山巧者でしかなさそうな2着コスモキャランダや、

 

明らかに最後100mきったあたりで力尽きたジャンタルマンタルの逆転があるようには思えなくて。

 

結果、ジャスティンミラノじゃん!になりそうな気もしなくはないんだけどさ。

 

わざわざ、成績にキズがついたんだから、レガレイラはダービーも使えばいいのに!って思うんだよね。

 

エコロヴァルツは賞金が足りないかもしれないんだよねー。

 

 

・・・

 

だからといって、皐月賞がハイレベル決着になったのは言うまでもないことなので。

 

別路線組からの参戦は考えづらくて。

 

やはり、レガレイラのように、今年の皐月賞で、100%のパフォーマンスをだして負けた?

 

とはいい難いと思われる皐月賞組から出ると思うんだよね。

 

あとはダービーでやたらと強い1枠の馬番を手にできるかどうか?

 

ジャスティンミラノは強い!がしかし、エフフォーリアが負けたように・・・

 

何か不思議な力が働いて、ダービー取りこぼす気がする。

 

レガレイラはオークスではなく、ダービーに行って欲しいなぁ。

 

皐月賞1回で見切りつけないでほしいと思っている。