日経賞。

 

天皇賞・春の前哨戦であり・・・

 

有馬記念とおなじコースであるのに・・・どういうわけか有馬記念の通りにはいかない謎レース。

 

・・・

 

今年はやや小粒のメンバーだったが・・・然るべきウマのタダ取りにも思えたレースであるが。

 

・・・

 

 

◎マテンロウレオ・・・4着

 

(;。;)

 

あとちょっと粘っててよー!

 

・・・

 

とはいえ、結果はともかく会心の騎乗ではあったと思う。

 

さすがは横山典弘御大である。

 

出走しているメンバーのジョッキーを見事に幻惑・翻弄してみせた。

 

マテンロウレオは決め打ちで逃げを放つ。

 

最初こそ、ポジション争いでの逃げだったけど。

 

息を緩めることなく半周・・・前半の5Fは60秒ジャスト。

 

中山芝2500mとしては速いペース?!といえる。

 

この1F前で、競ってきた馬たちが息をいれはじめ、振り切ることに成功。

 

あとはやや、大逃げの形にはなったが。

 

ラップをみると・・・横山典ジョッキーの巧みさがうかがえる。

 

大体、逃げるウマにのったジョッキーって、急激にペースを落としちゃうんだよね。

 

12秒フラットでポジション争いに決着がついたあと、急に13秒を踏むとか。

 

ところが典ジョッキーは、手綱を緩めることなく、ウマのペースで、徐々に落としていく。

 

このことがウマのストレスを軽減させてて、最後の粘りに通じたんだと思う。

 

あまりにも大逃げしているマテンロウレオの手応えがいいものだから。

 

アドマイヤの丹内や、1番人気のボッケリーニ浜中までも・・・

 

騙されて早めに追いかけちゃう。

 

直線向くまでには、もうマテンロウレオに並びかけていって・・・

 

普通ならマテンロウレオは垂れ下がって逆噴射するところなんだけど。

 

もう一踏ん張り・・・

 

ですが、やっぱりボッケリーニがさすがで、最高のタイミングで逃げたマテンロウレオをとらえにかかる

 

がしかし・・・早めに追いかけた分お釣りがなく残り50mで脚が鈍ると・・・

 

ゆっくり仕掛けどころをはかっていた2番手集団?の4~6番手にいた3騎が襲いかかってくる。

 

外からまくって直線大外一気のクロミナンス!

 

中からマイネルウィルトス・・・そしてさらにその内の狭いところからやってきたシュトルーヴェが

 

混戦のゴール前で入れ替わり勝ち負けを競っていたマテンロウレオとボッケリーニを丸ごと飲み込んで入線。

 

オーマイガッでした。

 

走破時計もなかなかのものでしたし。

 

大逃げ、直線接戦、ゴールほんと直前にガラリ一変と見ごたえのあるレースになりました。

 

優勝したシュトルーヴェとクロミナンスの差は最終コーナーでしょうね。

 

大まくりになったクロミナンスと内に行って直線まで進路がクリアでなかったシュトルーヴェ

 

この走った距離の差。

 

鮫島ジョッキーお見事ってやつです。

 

あとは血統ね。

 

 

ボッケリーニがダメでもキンカメかー!!!

 

ってゆーね。

 

ディープより先に産駒が終わったはずのキンカメがまだ存在感を示してる。

 

つか、キンカメ✕ディープでセン馬って・・・

 

覚悟決まっちゃってる感じが・・・

 

問題は今後の話になるんだけど。

 

やっぱりちょっと足りないのかな?って感じはします。

 

今回ももし、マテンロウレオやボッケリーニが仮想G1メンツだったら。

 

あのまま押し切ってたはずで。

 

この2頭が最後鈍ったから、差しきれた感じなんよね。

 

そして、超G1級であれば、2着のクロミナンスのような強引な競馬で

 

距離ロスした上で、豪脚をみせて、バテていない前をまとめて交わすレベルでないと。

 

今年の日経賞はすべて5歳馬以上で、G1馬はおらずG2クラスでギリギリ勝ち負けの馬たちなので。

 

正直は評価はしにくいんだけど。

 

いうて、春の天皇賞もあんまりメンツのレベルが激しく上がるとかいうこともないので

 

阪神大賞典組とどっちを優勢にとるか?なんだけど。

 

ぶっちぎり圧勝のテーオーロイヤル。

 

に、日経賞組は??

 

なんとなく通じちゃいそうな気がします。

 

あと、4歳世代では菊花賞馬ドゥレッツアだけど、ルメールが乗らない以上

 

大きく割り引いていいと思うしね。

 

馬券のほうなんだけど。

 

んー、格下馬だった馬がG2ぶっこぬきかー。

 

そして、掲示板にのったのがマテンロウアレスを除き。

 

長距離のG2で常にいい走りをみせるも一歩足らない連中ばかりかー!とゆーね。

 

なんとなく攻め手がなかったけど。

 

アメリカJCCのボッケリーニ、マイネルウィルトス、クロミナンス当たりから。

 

こいつら勝てないので、2,3着において、1着は意外性のある馬(前走1着格上げ初戦とか)を

 

一か八か1着におく攻めた3連単フォーメーションとかがよかったのかもね。

 

そういう意味では、本命◎マテンロウレオはあながち間違っていなかったのかも。

 

ただ、みんなが一番意識してたのはボッケリーニの2着付馬券だったろうね。

 

結果5着だったけど。オーソドックスで正攻法の馬券だったはずだよね。

 

ボッケリーニは勝ちに行っての5着僅差だから、責められない。

 

例えばこのボッケリーニが4,5番人気だったら、もうワンテンポ待ってまた2着になる競馬できたかもしれなかったけど。

 

今回は1番人気だったから、脚を余して負けるような競馬はできなかったよね。

 

もし、あそこで動いてマテンロウレオを捕まえにいかなければ・・・逆に逃げ切れたかもしれないし。

 

そうなれば、おぃらの馬券が当たりだったわけで・・・

 

ほんと競馬って難しい。

 

けど、だいたいそういう馬券がさ、たぶんだけどおなじ確率ぐらいで起こるんだったら。

 

1番人気からの馬券を買わなかったのは正解かなーって思う。

 

ボッケリーニもなんだかんだで、もう8歳だし。

 

力衰えていないとは・・・1番人気は荷が重かった気がする。