パンサラッサ・・・

 

すごい馬でしたよねー!

 

種牡馬としての成功を祈りたい!
持論ですけど、逃げ馬の種牡馬は最近成功する傾向にあると思ってるんですよねー!

ミッキーアイル、キタサンブラックと・・・
そうでもないかもしれないけど、シルポートやエイシンヒカリなども

繁殖牝馬に見合わないいい子を出してるきがします!

近年の競馬はスピードの絶対能力が高くないと逃げられないから!

=スピードの高い馬!

という点で、パンサラッサも世間の期待以上には成功するのではないか?と。

 

 

パンサラッサは・・・最近ではとても稀有な馬だったと思います!

 

戦法はとにかく逃げ!!!

 

逃げる逃げる!

 

未勝利戦で、大差勝ちを決めたときに・・・なんかすごいのでてきたな!!!

 

って感じはあったのですが。

 

その後、1勝馬の身でありながらクラシックめざしてオープン重賞に挑戦して

鳴かず飛ばず・・・

 

この時点ですでに陣営は才能を感じ取っていたのだろうけど、結果が残念で。

 

当然、1勝クラスに戻ったら好タイムで快勝!

 

ラジNIKEで、同型馬バビットに逃げられてぶっちぎられるも2着して。

 

賞金上オープン入り。

 

これが嬉しいか嬉しくないか?は結構微妙な線なんだよね。

 

このあとは古馬混合戦で敵の強いオープンクラスでの戦いを余儀なくされちゃうわけだから。

 

で、やっぱりしばらくは苦戦していたのだけど。

 

この頃のパンサラッサといえば、逃げてもそんな大逃げをするとかいう感じではなかったんですよね。

 

ところが・・・しばらくしたあと。

 

吉田豊ジョッキーに乗り代わって出たオクトーバーSでは

 

未勝利戦大差圧勝以来、鳴りを潜めていた大逃げで・・・勝利し。

 

オープンクラスでも全然力が通じることを証明!

 

続く福島記念も超ハイペースを自らつくりだしての逃げ切り!圧勝!

 

完全に開花してました。

 

福島の大逃げで重賞を勝ったことでツインターボの再来?!なんて言われてました。

 

そのツインターボが大いに盛り上げた有馬記念にも出走して、タイトルホルダーを叩いて制して

 

持ち前の逃げ足を披露しましたが、さすがに・・・バテる。

 

その後、翌年の中山記念が強かった!

 

相変わらず57秒台のモーレツなラップを刻んで逃げるパンサラッサ。

 

最後はバッタバタに止まって歩きながらもきちんと残し優勝。

 

ここで、勝ったことで令和のツインターボから、令和のサイレンススズカへ!昇格してたんですが。

 

ワタクシとしては懐疑的でした。前半のラップはすごいけど、最後大バテしちゃってたし。

 

ところが、これが令和のサイレンススズカどころか・・・いや唯一無二世界最強パンサラッサその馬になる!

 

なんて想像もしなかったですよね。

 

この中山記念の優勝実績を引っ提げて臨んだドバイターフで。

 

中山記念よりも速いタイムで逃げ切り勝ち?!

 

ただゴール前は、デッドーリの乗るロードノース、日本から参戦のヴァンドギャルドとともに

長い写真判定の末に・・・ロードノースと同着優勝!

 

まさか・・・ね。

 

そのあと、宝塚記念ではまたしてもタイトルホルダーのハナを叩いて逃げを敢行したものの

番手タイトルホルダーのレコード勝ちをお膳立てしてまさかの惨敗。

 

札幌記念では強烈な同型馬でどっちかというとこっちのほうが令和のサイレンススズカちゃう?っていう

ジャックドールと対戦。

 

ハナはこちらが叩いたものの、結果はジャックドールに新味を出されて敗北。

 

で、このあとが、伝説の天皇賞秋!!!!

 

札幌記念の負けを糧に再び大逃げ!爆逃げを敢行!!!!

 

後続に30馬身はあろうか?というレベルでの大逃げで。

 

大いに場を盛り上げる・・・まだおいついてこない後続を尻目に

 

ゴールまでひた走るパンサラッサ!

 

これはやった?!

 

って思った刹那。

 

後の世界最強馬イクイノックスの強襲にあい、惜しくも2着。

 

このレースの何がすごかったか?ってさ。

 

 

イクイノックスとパンサラッサの上がり3Fのタイムの差がなんと4秒1

 

1着馬と先行して大差負けした馬の上がり3Fならともかく

 

1,2着で雌雄を分けた同士の差じゃないですよね!

 

こんなにボロボロで最後歩きながらも2着!

 

イクイノックスがいなければ、1着だったレースですよね!

 

すごかった。

 

が、この馬のすごい!?はこれで終わらず。

 

・・・

 

なんと翌年には、世界最高賞金レースのサウジC・・・まさかのダート戦に出走し!

 

並み居る強豪(日本馬がほぼ掲示板を独占)を抑え逃げ切り。

 

まぁ、ちょっとね日本馬が上位独占してたのでレベルは???だったとはいえ。

 

2着には前年のドバイワールドカップの覇者カントリーグラマーでしたから。

 

文句なしですよね!

 

・・・

 

この海外超高額賞金レースを2勝して・・・日本馬の歴代獲得賞金獲得馬の上位にも名を連ねたというね。

 

なんだサウジCとドバイT勝っただけじゃん!

 

ってなるけど、イクイノックスの天皇賞秋2着の実績は十分、国内でも強かったことを証明するものでしたよね!

 

・・・

 

この馬の何がよかったって・・・陣営にめぐまれたことだよね。

 

世界でG1レースをたくさん勝利し、3冠馬コントレイルをだした矢作調教師に。

 

馬の特徴をしっかり掴んだ大逃げを果敢に打ちまくった吉田豊に出会ったこと!!!

 

・・・

 

最近の競馬に苦言を呈するとさ・・・

 

なんでみんなスローでレース進めて、直線勝負にしちゃうの!アホなの?

 

って思っちゃうんですよね。

 

・・・

 

パンサラッサみたいに・・・

 

他の馬のペース?レース?

 

おかまいなしに、自分が出せる走破時計を逆算して力を絞り尽くせば・・・結果が出たかもしれない!

 

っておぃらはずっと思ってたんですよ。

 

パンサラッサみたいに、芝の2000mで1分57秒台を出して走れるのにもかかわらず。

 

2分そこそこのレースで上がり勝負に持ち込まれて・・・自分の不得手な直線勝負でキレ負けして勝ちこぼす。

 

みたいな馬、これまでもたくさんいたと思うんですよね。

 

しかも2分だとさ、下手したら1勝クラスの馬でも逃げ切れちゃうかもしれないってゆーね。

 

ところが、1分57秒になるともうオープン級、あるいはG1クラスでないと勝ち負けできない時計ですから。

 

実力のない馬はついてこれず・・・結果がきちんと実力通りに出るんです。

 

だから、みんなもうちょっと道中のペースは上げるべきなんですよね。

 

だからといって何がなんでも逃げろってわけじゃないんです。

 

馬に無理のないペースで逃げることが重要。

 

前半1000m57秒4,出ムチふるっって、おいどおしでライバルを制して逃げたのと。

 

出たなりでちょっと促しただけで、他の馬がついてこなくて逃げの形になってそのペースなのと

 

じゃやっぱり最後の粘りが違うんですよね。

 

みんなパンサラッサやれ!っていってるんじゃないです。

 

必要以上に道中のペースを落とす必要はないんじゃないの?って思うんです。

 

たまにムカつく騎乗なのがさ、最初スタートしてムチいれたり追ったりしておきながら。

 

3,4番手ぐらいについてから手綱ひくバカなジョッキーが多いんですよね。

 

そこまでいったらあとは手綱シゴクのをやめるだけでいいじゃんって思うんですよ。

 

で、引っ張ってしまったから、馬は「行け!」なのか?「止まれ?」なのかわけわからなくて混乱して

 

中にはケンカしてクチを割ってしまい道中で消耗しちゃう馬も多くみてます。

 

逃げたり、馬なりで先行して出し切って絞り尽くして粘りこめなかった場合は仕方がないけど。

 

道中すすむの我慢させて・・・仕掛け遅れて届かなかったっていうのはたまに許せない場合があるんですよねー。

 

その点、パンサラッサみたいに最後捕まった仕方がない!みたいな競馬だったら納得がいくんですよ。

 

・・・

 

みんなパンサラッサを見習ったほうがいい!

 

ある程度のスピードをみせたら、あとはスタミナつけるか、そのままでもスタミナがもつ距離を選んであげたらいいんだよね。

 

おぃら的にやっぱり納得がいかないのがメイケイエール!

 

あんなもの普通に手綱もったままで馬にレースまかせたら相当強いと思うんですよねー。

 

謎に引っ張ってやる気なくした、ケンカして暴走したりで何個か重賞取りこぼしてる気がして。

 

途中から1200mに転向したのは正解だったと思う。

 

もちろん、道中中団に構えて折り合いつけてレースに勝とうとする努力も必要だけどさ。

 

実力のある馬はそんなことしなくていいんですよ!とにかく馬が走りやすいペースを理解して邪魔しないことですよね。

 

このパンサラッサもさ・・・もし、中団で控えての競馬ばかりしてたら、こんな偉業達成できないどころか、

 

条件クラスで終わってたまであると思うんですよね。

 

結構そういう実力は重賞級なのに・・・条件クラスのまま怪我して引退なんて馬何度もみたことある。

 

馬にも特性があることを理解してほしいですよねー。

 

スピードがあって持久力の高い馬みたいなのと、直線の勝負だけならどの馬にも負けない!って馬と。

 

今の日本の競馬みていると、馬の長所を見極めずにとりあえず、直線だけ!みたいな競馬をするのが多すぎて困る。

 

みんなパンサラッサ騎乗で優劣つけたらいいと思うけどな・・・

 

で、能力がある程度われてから姑息にも戦法をきめて・・・レースに勝つ!みたいなので。

 

特に新馬戦だよね!新馬戦で控える必要なんてこれっぽっちもないと思う!

 

騎手それもリーディング上位のジョッキー界隈には、新馬戦で逃げて勝ったら将来ダメになる!!!とか

いう風潮が蔓延しているみたいだけどさ。

 

ちょっと意味が違うんだよね。

 

逃げるにも形があるってこと、戦法として逃げるのか、馬なりでスピードの絶対値が高いから逃げてるのか?

 

では、話が異なるってこと。

 

スピードの絶対値が高いのに、わざわざ馬の機嫌を損ねてまで手綱ひくんじゃないよ!!!って思うんだよね。

 

そんなに控えたいのなら、馬なりのままだと後方になる短距離戦を選べばいいだろーって思う。

 

どっちみち道中で前の馬に衝突するとか、そういうアクシデント回避以外でレース中に馬が口割って立ち上がるような

 

手綱の引っ張り方をするジョッキーは即刻やめてほしい。

 

レース中は、アクセルだけ!!!が基本だろって思う!

 

利口な馬ならさ、前半5F57秒台でいっても自分でペースを落とすと思うんだよね。

 

執拗以上に馬が前行くように促さなければさ。

 

馬に道中のペースを委ねるジョッキー減ったよね。

 

ぶっちゃけペース判断なんてできなくていいと思うんだよね。

 

とにかく馬が走りたいように道中は運び。

 

必要なのはスパートのタイミングだと思う。

 

ここで、ペース判断できてるなら仕掛け送らせたり、早め仕掛けしたりするといい。

 

道中のペースを人間様が判断して引っ張ってペースを落とすとか言うのは悪手!

 

天才横山典ジョッキーがたまに見せる神逃げなんかもさ、ペース落としたわけじゃなくて

馬が勝手に落としてるんよね。

 

あるいは手綱の持ち手をずらしてるだけで、引っ張ってオーバーペースを伝えてるってのはない。

 

でね、横山典でもぱったり止まることはあるんだけど、おぃらはそれで負けても責めないです。

 

例えば、ノームコアで逃げちゃって負けたエリ女!

 

あれは、エリ女使った陣営が悪いよ!マイルチャンピオンシップとかにしておきゃよかっただけの話。

 

さて、そういう話をする記事じゃなかった!!!

 

パンサラッサが種牡馬として成功するかどうかの?お話でした。

 

パンサラッサの騎乗が良いお手本だったから、JRAにまん延するジョッキーの戦略をディスるのにだいぶさいてしまいました。

 

・・・

 

さて。

 

血統ですが。

 

 

ロードカナロア✕モンジュー

 

一見すると、「はぁ?」みたいな配合なんですよね。

 

スプリンター✕欧州クラシックディスタンス!!!

 

こういう配合ってさ、失敗するとどっちつかずで、スピードとスタミナを相殺して平凡な馬が生まれやすい悪手なんだよね。

 

スプリンター✕スプリンターがやっぱり最強で。

 

ただね。ステイヤー✕ステイヤーは・・・これも良くないっちゃあ良くない。

こっちは競争馬に欠かせないスピードがつかないから。

 

そういう意味では・・・

 

相殺する覚悟で、パンサラッサみたいに、スプリンターとステイヤーを配合するのはいいのかもしれないけどね。

 

で、そのパンサラッサは成功したクチ。

 

見事にロードカナロアのスピード能力をうけつぎながら、母系から2000mでも持つような持久力をもらって。

 

本当最高のいいとこどりをした成功例!

 

この配合を悪手とはいったけど、逆に数打ってパンサラッサのように両親のいいとこどりをする馬が出るまでやリ続ける!

 

というのもありかもね・・・まぁ零細牧場には真似してほしくない手ではあるけども。

 

問題はこれ種牡馬としてどうなるか?

 

なんだけど・・・

 

間違いなく・・・スピード馬として考えたほうがいいと思う!

 

おそらく産駒はマイル前後かあるいはスプリンターが多めに出るとおもうので・・・

 

新馬戦の番組の多い短距離に対応できるスピードがあるため・・・成功する確率は高いと思うんだよね。

 

競馬ファンのイメージとは違うんだけどさ。

 

逃げ馬=スピード、追い込み=スタミナ

 

なんですよ!なんだけど、おぃらも小さい頃は逆で考えてました。

 

ダビスタとかはスタミナに不安があるけどスピードの高い馬を追い込みにしてなんとか距離持たせようとしてたんだよね。

 

でも、良く考えたらスピードがないとスタートしてすぐに先頭に立てるわけないじゃん!!!っていうね。

 

直線勝負もさ・・・

 

上がり3F33秒だせるけど・・・

 

11秒台を継続して33秒と・・・11秒→10秒→12秒とでは毛色が違うんだよね。

 

注目したいのは10秒台のラップ・・・これはさスピードがないと出せません!

 

ところが10秒出せなくても上がり3Fで速い33秒台というのは出せるんです。

 

スタミナがあるから11秒台のラップを踏み続けられる!というわけです。

 

一度も上り3F33秒台を使ったことのないパンサラッサだけど・・・

 

テン3Fで33秒をつかったことはあり!

 

 

スピードに問題ないことは間違いない!

 

つか、この福島記念のラップ異常だよね(^^)

 

でも、考えてみれば当然で、世界最強スプリンターのロードカナロアの息子ですもん!!!

 

・・・

 

スピード能力に申し分がないので、産駒にもつたわると思います。

 

実際、シルポートやエイシンヒカリなど・・・中距離マイルで大逃げしてた馬たちの産駒は。

 

繁殖牝馬の質の割にはいい馬だしてると思うんです!主にスピード能力が高い点で。

 

あとは、ダイワメジャーのように。

 

産駒がたまに超絶追い込み馬になることもあるんですが、やはりダイワメジャーのスピード能力よ!って思うんです。

 

問題は配合相手ですよね(^ー^;)

 

正直、父と母父からそれぞれスピードとスタミナを見事にひきついでおりここで完成?!みたいなところはあるんですよねー。

 

・・・

 

まぁけど。

 

パンサラッサの長所をいかすような配合がいいと思います。

 

パンサラッサ自身みたいに、母父が欧州の中長距離で活躍したような馬より・・・

 

スピードタイプの母で、さらにスピードを伸ばす方が確実だと思うんですよね。

 

そのために必要なのはやはりミスプロのクロスだと思うのですよね。

 

キンカメ系ではないミスプロをもつ馬との配合がいいと思う。

 

それから、やっぱりサクラバクシンオー系とかのナスルーラ系!!!

 

それと無難なのはやっぱりクロフネ、フレンチデピュティのデピュティミニスター系でしょうかね!

 

・・・

 

とこの辺がいいんですけど・・・

 

このパンサラッサの一番の強みはやっぱりサンデーサイレンス系がまるでいないことじゃないでしょうか?!

 

ゆえに。

 

母父ダイワメジャー、母父ミッキーアイルとか、フジキセキとか・・・

 

その辺との配合は絶対に成功すると思う。

 

あとは、やっぱりマイネルラブやアグネスデジタルでしょうか!

 

マイネル軍団にみられる血統だけど・・・

 

パンサラッサには絶対に合うと思ってます!

 

パンサラッサは・・・キンカメ系さえのぞけば・・・

 

近親配合になるような馬ってほぼほぼいないので、配合の自由度が高いのもこの馬が種牡馬として

 

成功しそうな理由ですね。

 

それから、ダートでももしかしたら走れる可能性?(サウジC勝ち)あるので潰しがきくし。

 

当然、ロードカナロアよりも距離適性2000mとかまでの融通は利くようになっているはずで。

 

この馬、種牡馬として絶対成功するよーってなもんです!!!

 

とりわけ・・・ミスプロのクロスがあったら・・・全部買いしておきたい感じがしますよねー。

 

繁殖の質はあんまりよくないし、種付け数も同期のイクイノックスらとかに比べたらだいぶ少ないんでしょうが。

 

海外G1実績は、これまでのレジェンドホース先輩種牡馬にひけをとらないので。

 

コスパ異常が以上に高い種牡馬だとみているんですよねー。

 

最初からふざけた値段ふっかけてきているイクイノックスやコントレイルつけるぐらいなら・・・

 

絶対パンサラッサおすすめ・・・

 

産駒は別に父と同じタンパクな逃げ馬とはならないと思うんですよね。

 

このスピードを活かした、キレ味鋭い末脚のある馬とか、センスよく好位置につけられる馬とか

出てくると思う。

 

世界のロードカナロアの血統は確実に伸びる!そういう気がしてなりません!