まだ産駒走っているんだけどなんか書きたくなりました!
ダイワメジャーは。
サンデーサイレンス✕ノーザンテーストという。
まぁ、社台の象徴ともいえる血統で。
母系はスカーレットインクからくる良血です。
スカーレットインクで思い出すのは、やはりダビスタですわな。
初期のダビスタの高額で優秀な繁殖牝馬にタニノキョンキョンというのがいてそれが
この馬がモデルというね。
皐月賞で大穴をあけたときは、「あのタニノキョンキョンの一族かー!」
なんて驚いたもんです!
そして、現役競争時代は
ハーツクライ、キンカメ世代の皐月賞馬・・・
この世代の種牡馬はすごかったよね!
一つ下の世代のディープインパクトと共に日本の競馬界を牽引してきた馬。
とにかくデカい馬体で、根性が素晴らしい馬だったイメージ。
当時はめずらしいマイルでの1分32秒台の時計をどんな競馬場だろうとマークするという。
まぐれのないまぎれもない実力馬で。
マイルで活躍した印象だけど、皐月賞を勝ってみたり、有馬記念で3着してみたり。
意外と距離の柔軟性の高かった馬で。
競争能力というかスピードは卓越したものがあったと思います。
そのスピード能力は間違いなく産駒に伝わっていました。
セリフォス、アドマイヤマーズ、レシステンシア、カレンブラックヒル
スピード能力の高いマイラーがたくさん産駒に並びます。
それと、スピード能力が確実に伝わる分、担保があったように思います。
まぁ、着実に勝ち上がるし、2勝クラス、3勝クラスまで上がる馬も多くアベレージヒッター的な種牡馬で。
2歳戦も強いし、ダートでもいける。
とにかくサンデーサイレンス系の種牡馬にしてはものすごく遺伝力が確かな馬だったように思います。
馬格の大きさや先行力、全体的なスピード能力に加え、根性が素晴らしい。
父の負けん気の強さを確実につぐんですよねー。
とってもいい種牡馬だった印象しかない。
2歳戦の勝率はなかなかで・・・
3歳になると、ほとんどの有力馬は2歳のうちに勝ち上がってしまってるので
やや勝率的には苦戦。
4歳になるとまた覚醒して、勝ち上がりが増えて、5歳の前半まではコンスタントに勝ち負けするみたい。
とりわけ1-3月の活躍がよくて・・・
冬が得意な馬なのかもね。
冬枯れの芝は時計がかかりやすくパワーが求められるし。
そもそもダートの番組のほうが多い印象なのも手伝っているかもしれない。
馬券的にも古馬になってからのほうがよくて。
4歳の夏場、5歳の今時期は単勝回収率が100%超えてるほど。
脚質は逃げ・先行が強いのは当たり前なんだけど。
父の特性上やっぱり先行しやすいのが、データを後押ししているよね。
ダイワメジャー産駒の差し馬って、晩年のセリフォスぐらいなもので。
あとはやっぱり持ち前のスピードを生かした先行力が基本で。
馬格が大きい馬が多いからキレ負けするけど、前行ってがんばるタイプが多かったように思います。
で、その前行って競り合うと強い強い!
アドマイヤマーズなんてバカにみたいにド根性ありましたもんね。
サンデーサイレンス系の良さですよね!この根性の高いところ!
距離なんだけど、マイルを中心にして。
1200mでも2000mでもおなじような勝率をあげて万能種牡馬でしたよね。
ただまぁやっぱり勝ち気な気性とスピードの高さと現役時代のタイトルなんかを加味して。
あまり長距離には使わないようにされてましたけど。
ちょっと偏見持ち過ぎかなーとかは思います。
2200mなんか数少ないけど、勝率めっちゃ高いもんね。
産駒傾向なんてさ、とにかく走らせてみなければわらかないところありましたもんね。
現役時代マイラーだったサッカーボーイが長距離種牡馬だったり。
現役時代クラシックディスタンスで強かったアドマイヤムーンがガチのスプリント種牡馬だったとかさ。
・・・ダイワメジャーもちょっと固定観念にとらわれすぎちゃったんじゃないかな?ってちょっと思っています。
良成績は小倉と東京に集中しているんですよねー。
おぃらのイメージだと、パワーがあるから阪神とかのイメージだったんだけど。
実は平坦がよかった?!
ダッシュ力きかせて先行して押し切るのが定番の小倉。
直線が長いから、意外と追い出し待ちが発生する東京。
ここで先行力を活かして、押し切る感じだったんでしょうかね?
もちろん、最後の急坂のイメージが非常につよい中山や阪神でも強く。
中山芝ダ1200,阪神の芝1400mとかもやっぱり強い。
G1が行われる阪神のマイルはまずまずそこそこだったですけど。
競馬場別でみると函館と新潟が勝率が高いってゆーね。
やっぱり直線平坦が良かったんですねー。急坂得意なイメージだったんだけど。
でも、不思議なのが福島が?!!ってゆーね。
直線平坦小回りなんて・・・独壇場っぽいイメージだったんだけど。
馬格が大きい馬が多いから、小回りだとまわりきれないとかそういうのかな?
一方で1番勝率が低いのは函館といっしょくたにしてしまいそうな札幌というね?なぜ?
馬場はやっぱり、やや芝のほうが勝率は高い。
重馬場は強かったみたいですね。芝の重が一番勝率高い。
というかむしろそれ以外は買っちゃダメ!的な?
重巧者種牡馬って結構ピンポイントで重要になるんですよね。
でも、不良になるとダメは困るよねー。
重も不良も得意ならいいんだけど・・・
最後に母父なんだけども。
相性が一番良かったのはクロフネ!
なんとなくわかる気がする。
代表産駒例は思い浮かばないけどさ。
なんとなく同タイプ?
クロフネもスピード・パワー・スプリント能力の高い馬で。
ダイワメジャーと違うのはやや遺伝力が低い感じで・・・母系の良さを出すタイプ。
つまり、父の特性をだすダイワメジャーだけど、スピード・パワー・スプリントがともに高いので。
お互いの良さを殺さないから・・・
良い馬ができやすかった?
ただね、2位以下がちょっとおぃら的には驚きで
トニービン、シンボリクリスエス、ブライアインズタイム
長距離の晩成タイプのダイワメジャーと同じで自身の特徴の遺伝力が強いタイプの馬がきた!
っていうとこね。
5位はクロフネの父フレンチデピュティだったから納得なんだけど。
2~4位についてはこれ、マ?って思っちゃうんです。
実際勝率はさほど高くないし、出走頭数の数で勝ち数の順位あげてるかなーって。
基本的にノーザンダンサー系の種牡馬が相手だと
勝率が高い感じがするので。
ダイワメジャーの遺伝力の強さと、母系に入って良い母父がベストマッチだったのかな?って思います。
・・・
ダイワメジャー産駒は今後ほとんどでてこなくなっちゃうから。
もう意味はないのだけども。
ダイワメジャーっぽい種牡馬が出てきたときには似たような結果になるんじゃないかな?
って思ってますし。
まだいるダイワメジャー産駒で最後のひと稼ぎにも使えるかも?!