2歳種牡馬やる気満タンちんな馬が1頭いました!!!
★モズアスコット!!!!
まだ年明けたばっかりなのに・・・
なんと32頭もの新馬登録!
登録数が関係あるか?どうかはわからないけど。
この登録数ってのは大きくてさ。
もうこの時点で競争馬登録が終わっている?!ということは・・・
いつでも入厩できて、デビューのための準備ができる=仕上がりが早い!!!!
ということを意味していると思うんだ。
いうてさ・・・そもそも生まれた頭数が種牡馬でそれぞれ違うのだからあてにはならないんだけどさ。
本当は、生まれた頭数を分母において、競争馬登録数を割って、登録数率を出すのが正確ではあるんだけどね。
それでもこの時期でもうすでにデビューの目処がたっているというのは・・・
やっぱりアドバンテージにほかならない。
早熟性の恩恵もあるとは思うけど。
全体的に馬体がしっかりしている裏返しでもあるととれるんよね。
まぁ、モズアスコットは
フランケル✕ヘネシー
特にストームキャット系のヘネシーがいるので、早熟性は確実にあるとは思うんだけど。
それにしてもすごい数字だよね。この時期で32頭。
毎年100頭以上登録しているキズナやエピファの22.21頭を大きく引き離してるんだから。
たださ。
この馬は、モズアスコット自体は一概に早熟ともいい難いのよね。
デビューはかなり遅めで、4連勝したのち、安田記念を優勝し、6歳でフェブラリーSを優勝して2刀流を決めた馬。
当時、すごかったよね。
日本の高速馬場も対応する欧州種牡馬フランケル!!!で旋風を巻き起こしてた。
フランケル自体はマイラーだったけども・・・産駒はものすごい活躍をみせていて。
間違いなく欧州最強種牡馬だったガリレオの1番の後継種牡馬であるといえる内容で。
父同様に凱旋門賞にコマをすすめるほどの距離をこなす馬も出てる!
そんな優秀なフランケルの血をひいた種牡馬がモズアスコットなんだけど。
まぁ、この馬は母系の影響もあって流石にマイラーであるのは明確だろうけども
血統構成内には、ガリレオやディンヒル、ミスワキなんかがいて。
全然中距離馬が出てもおかしくない血統にはなってる。
あと、やっぱりセールスポイントになるのは、フェブラリーSも優勝していて
ダートでも勝負になる=芝でダメでもつぶしが利く種牡馬になってる。
JRAでは、芝でまずクラシック目指してみて、スピードが足りないとみるやダートに下ろす傾向にあるので。
モズアスコットはそんな保険の利くいい種牡馬のイメージ。
まだ産駒走っていないから傾向とかはわからないけど。これはきっと成功するパターンのやつだと思います。
今から、モズアスコット産駒のデビューが楽しみですよね。
それから、2024年個人的に注目しているのは。
昨年2歳がデビューした
★ニュー・イヤーズ・デイ!
この馬は、社台SS輸入の目玉のブリックスアンドモルタルの影に隠れているおかげで。
あんまり人気しないのですよねー。故に馬券的にめちゃんこ美味しい種牡馬のイメージです。
なんとなくの傾向なんだけども。
これをみてわかるのは。
新潟と東京競馬場で強い印象!
共通点は左回り!
勝ち星こそないものの中京でも連対率4割という良い数字を示しており。
どうやらサウスポー種牡馬疑惑がおぃらの中で出ている。
サウスポー種牡馬で有名なのはやっぱりトニービンなんだけどさ。
お父ちゃんでこういう傾向を作り出すというのは実に興味深いですよね。
まぁ、サウスポーなのか直線が長め?のコースがいいのか?はわからないのだけど。
レースみててもニュー・イヤーズ・デイ産駒が逃げてる姿ってみたことないので。
ジリっぽい決め脚でじわじわ差してくるイメージが強いので、直線が短いとか小回りとかは
あんまりよくないのかもしれない。
現状やっぱり北米から輸入らしくダートなんだけど。
なんともいい感じの血統なんだよね。
3代4系統バラバラで。
日本で馴染みのある血統というのがほぼいなくて。
唯一クロスできそうなのが、非常にクロスが有効なミスプロだけというね。
そのミスプロもさ、日本で繁栄しているキングカメハメハ=キングマンボがいないので。
キンカメ系繁殖牝馬でミスプロのクロス1本釣りが狙える!
絶対走ってくる種牡馬だと思う。
どういうわけか、差しこんでくるのが多いので、距離はマイルぐらいはあったほうがいいっぽい。
とりわけ、ダートの1600m以上での差しで穴開けるケースが目立つ。
が、血統をみて芝を狙ってみたい!というのが・・・本音。
今のところ大物っぽいのは出ていないけど。
条件戦で、2,3着を繰り返す孝行馬が多いので、馬券でもきっと役にたってくれるはず!
・・・
それと昨年ファーストサイアーで猛爆発したスワーブリチャード!!!!
・・・じゃなくて
★バンドワゴン!
こちらに注目したいと思っている。
今年の2歳で3世代目になるんだけど。
頭数の割に上々な気がする。
今のところ勝ち上がりは3頭で
ダートで強い4歳2頭と。
3歳はバンドシェルという馬が芝で勝ち上がりをみせている。
父のバンドワゴンはホワイトマズル産駒の大型馬で逃げ先行で、大物感をみせていた馬で。
スワーヴリチャードを頭で取り上げたのはこの馬はバンドワゴンの弟だからです。
あのスワーヴリチャードの兄弟ってわけで、評価が上がってもいいとおもいませんか?というね。
まぁ、残念ながら馬産地はスワーヴより産駒が先にデビューした兄への評価は上がってこなくて。
バンドワゴンを所有していた馬場さんという馬主が自分の繁殖牝馬にバンドワゴンをつけて温情で運用されているに
とどまるんだけど。
その少ない頭数の中からきちんと勝ち馬だしていることと、本年度種付け料1500万円に設定された
スワーヴリチャードの半兄であることを考えると・・・そこそこに成功する下地はもっているのではないか?と。
思うわけですよ。
お次は
★ロジャーバローズ
ディープ産駒のダービー馬だというのになんか人気ないんだよねー。
確かに重賞勝ちは大穴一発のダービーだけだし・・・能力が半身半疑なのはわかるんだけど。
もったい素材だよね。
ダノンキングリーやサートゥルナーリアを下した馬で。
もし、無事だったら・・・サトノダイヤモンドに次ぐディープ産駒牡馬のG1を2勝以上してたかもしれない馬。
・・・
なんて誰も思っていなかったからこういう立ち位置なんだろうけど。
大穴でダービーを優勝したとはいえ、時計は速かったし、血統もディープインパクト産駒で
下地あったのにな。
産駒は初年度2歳・・・正直微妙な感じではあった・・・
京王杯2歳Sでオーキッドロマンスが3着。
阪神JF2着のステレンボッシュが勝った赤松勝で、2着、3着と。
特別戦勝ち上がりとか重賞に手が届くかもしれない馬がちょろちょろいるんだよね。
これは今年ブレイクすんじゃない?って気がしてならないわけですよ。
やたらと3着が多いのが特徴でさ。
当然、順番待ちで勝ち上がってくる産駒が出るわけですよ。
ディープインパクトの産駒の種牡馬は。
現状・・・キズナを頂点にして。
先日社台SSより見切りをつけられたミッキーアイル、リアルスティール、サトノダイヤモンドがいて。
さらに、先んじて種牡馬になったディープブリランテやリアルインパクトがちょっと評価が見直されはじめ。
サトノアラジン、トーセンラーやトーセンホマレボシなどが、悪すぎではない成績をおさめ。
日高で評判の高いシルバーステートがおり・・・
でもまだ、キズナですらまだディープインパクトの後継種牡馬とはいい難い状況。
そもそもこれらは、まだ偉大な父ディープインパクトの産駒との対決で苦戦を強いられたわけだから。
ライバルにディープインパクトの産駒がいなくなった今、ポストディープインパクト戦国時代が勃発中なんだよね。
ここに来年、コントレイルやダノンキングリーが加わってくるわけだけども・・・
ディープインパクト産駒のダービー馬でありながら、種付け料80万円という破格の値段だからね。
まださ、マカヒキとか・・・現役を長く続けて辛酸ナメて評価をガタ落ちにさせた馬とは違って
もしかしたら・・・?!があるロジャーバローズは・・・産駒に可能性があるきがするんだよね。
血統は
ディープインパクト✕英国のダンジグ系で
日本の馬場に異様にマッチしているリファールのインブリードがいるというね。
だいぶ血統構成が違うとはいえ・・・
この血統
イクイノックスにもリファールのクロスがあるんです。
・・・
それからね。ロジャーバローズは・・・ディープインパクト産駒の種牡馬にしては・・・
ダートがまるでダメなので・・・
これは純粋に父ディープインパクトの因子が強い種牡馬の可能性があるんだ。
実は、キズナとかリアルスティール、サトノアラジンなんかは、母父ストームキャットの影響もあってか
ダートでも走るんです。
ところがこの特徴が・・・つまりディープ因子を強く受け継いでいることを否定しちゃうわけです。
おそらく、ディープインパクトの種牡馬でもっともディープインパクトらしさを受け継ぐんだとすれば。
ダートはあんまり得意じゃない後継種牡馬になるのではないかな?と考えます。
そもそもディープインパクトって・・・母系の良さを引き出す種牡馬でした。
故に、活躍馬は大抵ディープに似ても似つかない母方の血が色濃く出ている馬達だったように思います。
おそらくディープに一番近かったであろう馬というのは・・・トーセンラーだったと思うんですよね。
身体が小さくて大跳びで・・・というね。
残念ながら、産駒の活躍はならなかったんですけど。
どうしてか?と考えたときに、ディープインパクトの特徴を継ぐ種牡馬だったから、
繁殖牝馬の質が足りなかったせいだと思うんですよね。
それを言ってしまうと・・・ロジャーバローズも繁殖の質どうなの?って感じなんですけどね。
・・・
あと、成功するだろう理由としては、父が逃げ先行だった馬ほど成功しやすい説。
逃げる馬っていうのは、ナチュラルなスピードが高いとか、スタートが巧いとか、2歩目のダッシュ力が高いとかいろいろあるんですけども・・・それをひっくるめてスピードが高い!!!
だから、成功しやすい!と考えます。
ディープ種牡馬の中でキズナを除きおそらく一番成功しているのがミッキーアイル!
ミッキーアイルはディープ産駒らしくない、マイル以下の逃げ馬でスピードがありました。
他では、中距離で逃げていたシルバーステート!
それから、地味にエイシンヒカリも・・・評価低いけど、及第点だと思うんですよね。
・・・
そんなわけで、逃げ・先行だったロジャーバローズも地味にスピードが高いディープ産駒で成功の可能性が高く。
もっというと、血統的に配合がしやすいと思うんですよね。
今日本で、必要になってきているナスルーラ系とくに爆発力をあたえるエーピーインディー系や。
オールマイティーにスピードの高い、ミスプロ系とくにキングマンボ系。
ディープと同じヘイルトゥリーズン系だけども、ロベルト系。グラスワンダーやブライアンズタイムの系統など。
この日本で活躍している3大系統を母父にもつ繁殖牝馬との配合がし易い!
もちろん、今、流行りのサンデーサイレンスのクロスをかませてもいいし。
ロジャーバローズが種牡馬として成功する可能性は高いと思うんですよね。
ただ、ディープインパクト系の特徴で、大物を出さずアベレージヒッター的に・・・産駒が勝ち上がる。
そういう形にはなると思うけど・・・・
なんとなく、今年は勝ち上がりが増えていき、種付け料分の評価は軽く覆して、コスパの高い種牡馬になると
ふんでいるんですよね。
イクイノックスと同様に、母系にリファールとアレッジドが見えているの大物の相があると思うんだよね。
・・・
そして、つきなみではあるのだけど。
★キズナとエピファ
この2頭は初年度、2年目で、産駒が及第点以上に走り、生産界から成功!のお墨付きをもらった上に。
ディープインパクトやキングカメハメハがいなくなった状況で、いい繁殖牝馬が優先的に回されたこともあり。
今年の3歳世代は特に質が高いはず!
現に、昨年の2歳リーディングサイアーでは、重賞馬0とはいえ、勝ち数が圧倒的だったエピファネイア。
ビザンチンドリームとかホープフルSとかに出てこなかった結構やばい逸材がスタンバイしてる。
★スワーヴリチャード
強気の種付け料どおり、いきなりG1ホース出してきた!
レガレイラ、コラソンビート、パワーホールと重賞好走馬勝ち馬たくさんいて、うーん文句なしだもんね。