クリスマスイヴ有馬記念を優勝したのはドゥデュース号でした。

 

(いつものようにJRAから無断転載・・・お許しを・・・)

 

わかってたんだよなぁ。

 

クリスマス開催の有馬記念はルメール。

その翌年にクリスマス・イヴに行われる有馬記念は武豊が優勝する。

 

それから、この武豊というジョッキーがなぜこんなにもJRAで人気があるのか?

 

ってたくさんレースを優勝しているのみにとどまらず。

 

こういう大舞台で強い男だからなんだ!ってこと!

 

だいぶ昔の話になるけども。

 

プロ野球、読売巨人軍の黄金時代。

 

中軸を打っていた王さん、長嶋さん。

 

数字では圧倒的に王さんだったのに、人気は長嶋茂雄さんでした。

 

なんでか?って長嶋さんはとにかく大舞台に強い!天皇が観覧される天覧試合だったり。

 

勝負を決める大一番での活躍が目立ったからだ!

 

どんなスポーツでも、時にはビジネスや学術のシーンでも・・・

 

どういうわけか選ばれた人間っていうのがいるもんです。練習や予選、記録では目立った力を示していないのに。

 

ここ一番で実力以上の結果を出せる人ってのが。

 

逆もいるよね、練習とか普段はめっちゃ強いのに、大一番では勝てない!

 

っていう人。

 

プレッシャーに強いとか運があるとかで注目度は変わるもんですが。

 

JRAにこの人あり!で言えば、やはりこの武豊!というジョッキーなんでしょうね。

 

沈着冷静でいて、かつ大胆。

 

何度も名馬で走ったこの舞台を違う馬でも同じことができる。

 

そうして掴んだ優勝であったのではないかな?

 

 

 

◎ソールオリエンス・・・8着

◯タスティエーラ・・・6着

▲ドゥデュース・・・1着

☆スターズオンアース・・・2着

△タイホ、ジャスティン、ライラック、ハーパー、スルーセブンシーズ

 

またか、またしても直前で本命を変えてしまったのが大失敗に終わる。

 

今年はそういう年だったなぁ。

 

・・・

 

初志貫徹。

 

最初の勘に従うのが正解でしたね。

 

また言い訳になるのですけど。

 

最初はドゥデュースから行く予定だったんですよ。

 

 

前走は本命だったしね。

 

とにかくこの馬は・・・

 

調教がいつも素晴らしい馬でさー。

 

惚れ惚れするんですよー。

 

なんで、3歳に心が傾いちゃったんでしょうなぁ。

 

一番の理由は・・・

 

枠順のせいかなー。

 

要らんデータ発見しちゃったもんだよ。

 

 

ここ24年の有馬記念の馬番のデータ。

 

大外が酷いことはマスコミも触れてましたよねー。

 

ルメールとスターズオンアースの入った馬番が1度も馬券圏内にすらはいったことがない!と。

 

で。ドウデュースの入った5番!

 

こちらも隠れて0勝だったんです。

 

それと武豊ジョッキーが戦列を離れて復帰してから2週目でまだ本調子じゃないし。

このジョッキーが有馬記念で優勝した馬がディープだのオグリだのキタサンブラックだのといった

当たり前に勝つクラスのG1を何勝もしているレジェンドホースで挙げたもので。

 

武豊そのものはそんなに有馬でプラスになるものではない!と。

 

勝手に思い込んで・・・本命を下げちゃったんだよね。

 

有馬記念だけで言うならあきらかに武豊>>>>川田だったのに。

 

それはちゃんと

 

 

↑全頭診断したときにも触れたし。

 

なんならさ。

 

この全頭診断で。

 

調教が”特A”とジョッキーが”特A”とした唯一の2頭で決着してるんよなー。

 

すべては馬番データを発見してしまったせいだよね。

 

データが脚引っ張るなんてさ。

 

ドゥデュースは完全におぃらの自滅だけど。

 

スターズオンアースは風評被害も甚だしかったよね。

 

マスコミが喧伝しまくった結果、直近ジャパンカップ3着で生涯パーフェクト成績で

更にルメールがのるスターズオンアースは単勝7番人気だったからね。

 

あえて買うレベルでしたよねー。

 

さて。

 

まぁ、ルメールに触れたところで、レースを振り返るとしましょうか。

 

スタート!

 

やっぱりルメールでしたよね。

 

不利と言われる中山芝2500mの大外枠を帳消しにするために。

まさかの先行策をとりました。

 

 

桃色帽子の社台勝負服のスターズオンアースは、果敢に先行策を講じて必要以上にポジションを下げないようにしました。

 

もう、これが好判断でしたよね。

 

スタート決めて早めに内に寄れた結果、枠順の不利を最小限にしました。

 

で。

 

結局ハナ争いは?というと・・・

 

 

ですよねー!押して押して、強引にハナを奪いにいったタイトルホルダーの逃げ。

 

スターズオンアースも無理に控えることはせず、2番手。

 

やはりアイアンバローズはいけませんでした。そりゃそーよね。

 

有力どころでは。

 

ドゥデュースも、ジャスティンパレスも後方?!

 

とりわけ、やらかしそうな気はしてたジャスティンパレスの最後方。

 

でも仕方ないんだよね、これで結果が出ちゃってるからさ。

 

前走天皇賞秋が後方一気で2着、宝塚記念も後ろから行って3着したらさおいそれと先行には戻せないってわけです。

 

問題は本命馬◎ソールオリエンスの位置取り。

 

・・・

 

極端に追い込みでもないけど、中団の後方目の内かぁ。

 

川田よー。そこじゃないんだよ。。。

 

・・・

 

レースはさらに流れて、正面スタンド前を通過・・・

 

次のコーナーへターンしていくと・・・前半の5Fは1分0秒4とまずまず速いペースで展開し。

 

タイトルホルダー以外の馬は息をいれていくと・・・

 

差が徐々に開きだして

 

 

 

だいぶ縦長の展開に。

 

こうなると・・・強い馬しかこないんよ。

 

タイホさん思い切ったなぁ。

 

・・・

 

G1馬本命だから望むところ!だったんだけどね。

 

さらに3Fすすんで

 

 

タイホ大逃げの形。実質単騎逃げの形のスターズオンアースには絶好の流れ。

 

問題は、後方集団だよね。

 

ドゥデュースがややかかり気味に順位をあげだしたところ。

ディープボンドなんでこんな後ろ?そして、本命のソールオリエンスもここ!

外出すのか?って思ったけど動きませんで。

相変わらず最後方がジャスティンパレス。

 

レースが動いたのもここでした。

 

ドゥデュースが、ディープインパクトばりにまくっていきます!!!

 

ついていくジャスティンパレス!

 

 

相変わらず大きなリードを保ち続ける強気の先行タイトルホルダーに。

 

落ち着き払って2番手のスターズオンアース。

 

問題はその次、後方3番手にいたドゥデュースがもう前から3番手4番手の外までまくりあがってる!!!!

 

・・・

 

あとは、タイトルホルダーとのこの大きな差が詰まるかどうか?

 

タイトルホルダーは一介の逃げ馬ではないので。

 

あんまり放置してると残られちゃうよ!というところだったのですが。

 

最後の直線!

 

 

もう相手を逃げたタイトルホルダーに定めているドゥデュースは、早めにスパートして・・・

 

前との差を縮めていく。

 

ルメールとスターズオンアースも応戦。

 

2頭が競り合いながら前のタイトルホルダーを追うが。

 

じわじわ詰まるものの・・・さすがタイホ捕まらない。

 

・・・

 

残り100mをきって

 

ようやっと2頭でタイトルホルダーに並ぶことに成功!

 

 

3頭の争いだけど。

 

追ってきた2頭できまるな!

 

スターズオンアースかドウデュースか?!

 

・・・

 

 

決着!

 

ドゥデュースが半馬身前に出たところがゴール!

 

この3頭が揃ってバテたところ。

 

離れて4番手争いをしていた。

 

シャフリヤールとジャスティンパレスの2頭のディープインパクト産駒が詰めてきて。

 

・・・

 

結局。

 

有馬記念も、G1馬が掲示板を独占!!!

 

で、やっぱり3歳の牡馬はまだ古馬には及んでませんでした・・・というね。

 

(^ー^;

 

優勝したドゥデュース!!!!

 

ここ秋G1の2戦でダービーで下したライバルイクイノックスにだいぶ差をつけられてしまったけど。

 

イクイノックスが抜けたあとの最強は奪還してみせたよね!!!

 

だてにイクイノックスに土つけてなかった!!!

 

ここ最近ダービーだけ優勝した馬は、古馬になって苦戦するパターンだったんだけどね。

 

シャフリヤールや、ワグネリアン、マカヒキみたいに・・・

 

ドゥデュースはダービーで運を使い尽くし切ってはいなかったね。

 

秋3戦目でようやっと最高のパフォーマンス!

 

ここでイクイノックスと戦ってほしかったところだよね。

 

この走りをみると、イクイノックスに負けはしてもさすがに有馬では3馬身は差つけられなかったんじゃないかな?

 

 

タイムも立派だよね!

 

有馬記念で、2分30秒台ってのはレベルが高かった証。

 

優勝したドゥデュースは後半5Fさすがはダービー馬っていう長い脚をつかい続けたよね。

 

往年の名馬のようなまくり・・・

 

さすがにタイトルホルダーをまくりきるまではいかなかったけど。

 

3番手まで2番手のスターズオンアースには直線ですでに並ぶほどまでまくりあげてた!

 

今は東京の長い直線の脚比べより・・・コーナーがあるコースのほうがいいのかもね。

 

父ハーツクライがディープインパクトを破った舞台で。

 

ドゥラメンテの有力馬と、ディープインパクトの有力馬をやぶってみせた。

 

血統は

 

 

ハーツクライ✕ヴィンディケーション

 

ハーツクライはおなじみ。

 

母系がだよねー。まず注目なのは。

 

最近日本の馬場で必須になってきてるエーピーインディー系ではなく。

その父のシアトルスルーの別系統。

 

まぁ、合わせて母系から産駒に爆発力を与える血統としてしまおう。

 

それから、インブリードはないもののミスプロ系のゴーンウェストがいて

 

インブリードがまた凝っていて。

ヘイルトゥリーズンとリファールのインブリードが入ってる。

 

最近リファールの血もかなり重要なんだよね。

 

リファールはやっぱりディープインパクトにいる重要な血で。

最近ではイクイノックスの母父キングヘイローからくるダンシングブレーヴの父でもあり。

キレ味の鋭さを伝える種牡馬。

 

父ハーツクライの長くいい脚を研ぐのにリファールのインブリードがよく作用していると言える。

 

ただまぁ、この配合をマネしようにもハーツクライがもういないのでね。

 

いうて、売出し中のスワーヴリチャードやまだまだ大物出しそうな空気だけは出してるジャスタウェイなんかの

 

ハーツクライ系の種牡馬はいますし、まだ十分にマネできるのかなーって思ってる。

 

同じ配合試したところで、同じ強さの馬ができないのが悩みの種だけど。

 

すでに成功例の多く出現している配合を真似ることで効率よく強い馬を誕生させるという常道はかわらないからね。

 

ダービーや有馬記念、とても賞金の高いレースをターゲットにできる配合というのは誰しもが追い求めたいところだよね。

 

だがまぁ。

 

今回の1,2着・・・

 

武豊とルメールを考えると。

 

あらためて競馬はジョッキーの腕なのかなー?って思っちゃうよね。

 

そんな安定の実績のジョッキーが馬番のデータを崩してくるというね。

 

世相馬券でいえばさ。

 

この武豊とルメールが・・・ウマ娘のCMで共演してタップダンス披露してたのがサインだったのかもねー。

 

・・・

 

2着のスターズオンアースはさすが!!!ルメールっ!!!

 

って感じですよね。

 

もちろん馬もすごい。

 

有馬記念で大外16番が馬券絡みしていないジンクスというのは・・・

 

しっかり根拠のある不利でそれを靴がしたのだから。このコンビには恐れ入る!

 

それにしてもスターズオンアースも並の馬じゃないよね。

 

これで12戦もしたパーフェクトで複勝圏内入線だよ!

 

 

昔、シンザンとかビワハヤヒデとかヒシアマゾンとかの生涯連対記録というのは語りつがれてきているけど。

 

今は、ワイドや3連複、3連単といった3着以内の馬券も普通に発売されているので。

 

この生涯3着以内を守り続けている成績の凄さというのは評価されるべきだよね。

 

牝馬で、大阪杯、ジャパンカップ、有馬記念を2,3着するなんて並みの馬じゃないよ。

なぜか勝てていないとはいえ。

 

1600mと2400mの別カテゴリのG1勝利をしているだけでもすごいんだけどね。

 

血統は

 

 

ドゥラメンテ✕スマートストライク

 

ドゥラメンテで、ミスプロミスプロでミスプロのクロス発生させている成功例の代表格。

 

もうドゥラメンテも早逝してしまって配合を再現することはできないんだけど。

 

ドゥラメンテだけは同型配合を唯一許しちゃう種牡馬でした。

 

同系統配合が絶対だめとは言わないんだけど、なんか否定的でさ。

でも、その同系統配合で活躍馬を出しているドゥラメンテにそれを言ってもナンセンスというわけですよ。

 

配合の成功の理屈なんだけど。

 

ドゥラメンテは、なんとなくスピードが足りない感じのクラシックディスタンスに距離適性をもつ種牡馬なんだよね。

 

その弱点のスピードをこのミスプロのインブリードで補うと・・・見事にハマるってゆーね。

そのミスプロのクロスを実現するために強引に同系統で配合しても問題ない!というのが・・・持論。

 

これから、タイトルホルダーやドゥレッツアなんかの数少ないドゥラメンテの後継種牡馬がなんとか残りましたので

 

父と似通った、ミスプロクロス押しの配合で・・・

この貴重なドゥラメンテの血を継いでいってほしいなーって思います。

 

3着は、そのここで引退して種牡馬入りするタイトルホルダー。

 

いやー、鮮やかでしたよね。

 

逃げ切ることはかないませんでしたが。

 

しっかりと強さをみせつけて引退!

 

おぃら的には、もう能力枯れちゃってるかな?って思ったんですけど。

大逃げ敢行してたった0.3差の3着に粘ったのはすごいなーって思いました。

 

並みの逃げ馬ではないですよね。抜かされても大きく負けないってゆー安定した逃げ!

脅威でしたよね。

 

キタサンブラック以来の強い逃げ馬!

 

今後もこういう馬が出てきてほしいんだけどねー。

 

スピード一辺倒ではない、スタミナもあって粘り腰もみせる最強の・・・ね。

 

けどやっぱりドゥラメンテという種牡馬が長距離砲だったのは間違いないよね。

ドゥレッツアにタイトルホルダーと両方とも菊花賞優勝だし。

 

スターズオンアースやリバティアイランドは桜花賞を勝ちながらもオークスでも勝利と。

 

だけに・・・やはりミスプロのクロスでスピードを補ってやる必要があるんよね。

 

引退して種牡馬になるタイトルホルダーの血統だけども。

 

 

ドゥラメンテ✕モチヴェーター

 

そして3代4系統がバラバラでしっかりミスプロのインブリードもあるという。

まさに理想的な配合だったわけですよ(後付)

 

この馬にもドゥデュースに入っているゴーンウエストがいますが。

 

母系もスタミナ型のコテコテのヨーロッパ血統なんだよね。

サドラーズウェーズ系にシャーリーハイツと。

 

ここにミスプロのインブリードがなかったら単なるスピード不足のステイヤーが生まれてしまって

こんな大物にはならなかったんじゃないかな?と思わせるほど重厚な血統。

 

ただまぁ、やっぱり種牡馬としてスピード不足のレッテルは貼られてしまうだろうね。

 

貴重なドゥラメンテの血ではあるけど、ちょっと配合を一工夫しないことには、新馬も勝ち上がれるかあやしそうなので。

 

タイトルホルダーは、常にミスプロのインブリードでスピードを補強することを主眼に配合するべきかなーって

 

思いますなぁ。

 

今後・・・サンデーサイレンスのようにキングカメハメハのインブリードが積極的に行われる頃には。

 

タイトルホルダーも重宝しそうな気はするんだけど。

 

キンカメのインブリードの効果は今のところ未知数だもんね。

 

ミスプロのように明らかにスピード能力を引き出してくれるものならいいんだけどさ。

 

・・・

 

さて。

 

血統ウンチクはこの辺にして。

 

どうやったら。

 

この有馬記念とれたかなーって?!

 

有馬記念、簡単だよーーーーって!!!

 

事前記事で語ってたのに、盛大に外してしまいお恥ずかしい限りではあるのですが・・・

 

それでもやっぱり簡単な部類だったと思います。

 

キーワードはG1を2勝以上の馬同士で馬券を買う!!!!

 

これだけでしたよね。

 

ドゥデュース・・・朝日杯・ダービー

スターズオンアース・・・牝馬クラシック2冠

タイトルホルダー・・・菊花賞・天皇賞春・宝塚記念

シャフリヤール・・・ダービー、ドバイシーマクラシック

 

すっげー簡単だったでしょ!!!

 

拡大でもいいですよ。

G1馬だけ!!!!

 

そうすれば、あとはG1を2勝以上ほどではないけど。

軸の選定さえ間違えていなければ簡単に馬券とれた!!!!

 

わかってたのになー。

 

そもそも3日前まではドゥデュース本命だったんだよね。

スターズオンアースは薄めにしてたけど。

タイホとのワイドで全然よかったし。

 

ジャスティンパレスを疑ったところもよかったし。

本命にしてしまったけど、3歳牡馬のレベルはずっと疑ってきてたんだよね。

なのに、なんで本命ソールオリエンスなんかにドゥデュース本命から変更しちゃったんだろうなぁ。

 

本当に魔が差したよ・・・

 

川田ジョッキー、長距離下手もちゃんと見抜いてたのになぁ。

 

勝ちそうなイメージも京都記念のドゥデュースぐらいしかインパクトなかったって記事にも書いたし。

 

はー。

 

もーなんだかなぁ。

 

当日仕事だったから、有馬記念そんなに馬券金額買ってなかったはずなんだけど。

 

ちょうど休憩時間はいっちゃって・・・急いで、馬券めちゃくちゃ金額買ってしまったんだよね。

 

反省だわー。