さて、馬券者のお悩みです。
（＾－＾；）
「どうしても自分の予想に自信が持てないのです？どうしたらいいでしょうか？」
・・・
「それならば、他者を頼る馬券予想方法もあるでよ！」
でも、人を頼るのは・・・
ってことで、頼りになるAIを使うわけですよ。
なんでかしらんけどさ、主催者がわざわざそういう馬の強さとか勝敗を予想してくれるAIをこしらえてくれているんですよね。
JRA-VANというプチ有料サービスを利用するとね。
データマイニング！！！！という指数を利用することができるんです！
データマイニング（以下マイニング）
というのは、出たばかりのころ、強烈なツールであったらしいんだよね！
ビックリするほど儲かる？！
マイニングはその名の通り。
発掘する作業です。
データをもとに、そのレースの勝ち馬を予想する！
発掘っていうのは、うんまぁ、勝ち馬を見つけることをお宝に表現したのでしょうね。
今は、マイニングっていうと、新しい仮想通貨を作る？発見する作業のほうが有名ですけど。
馬キチ界隈で、マイニングといえば、このJRA-VANのマイニングのことになるだろう！
そしてこのマイニングには現在２種類の指数が公開されています。
マイニング（タイム型）・・・こちらが一般的なもの！
マイニング（対戦型）・・・Tマイニングと呼ばれる後発のマイニング指数。
どちらもAIにデータを読ませて学習させて、計算させて導き出した指数！
一般的なマイニングが走破速度（予測）を求めて、ポイントで順位付けするのに対し。
Tマイニングのほうは、同じようなデータから馬を分析し、個々の馬を任意で２頭選んで総当たり戦のシミュレーションを
行いそのスコアを順位にしたもの？のようです。
でも、おぃらが欲しい情報はそこじゃないんだよね！
マイニングとTマイニングさぁ、どっちつかったら儲かるんだ？！という話をしたい。
さて。
マイニングの説明をしたわけですが。
早速、今年１年の成績を比較してみたいと思います。
比較するデータは、最終１番人気の馬、マイニング１位の馬、Tマイニング１位の馬、ワタクシの本命馬◎の順番で
みていきます。
☆１番人気の馬を今年これまで１年間買い続けると・・・
こんな感じですわぁ。
全体で、勝率が32.9％ 単回収率78％ 複勝回収率83％
これがベースです。
もうね、すごいんだ！このデータ！何がすごいってさ、１０年やっても２０年のデータとっても
ほぼ、この数字になるの！
もう自然の法則！みたいな感じ。ルールみたいな感じ。
まるで、機械でこの数字になるように設計図通り作られたかのように、この数字で落ち着くんだわ。
ほんとに神秘ですよね！ １番人気の勝率はおおむね３３％で、回収率は７５～８０％で収まる。
これは、JRAがテラ銭とってお客さんに返す還元率と同じ数字になってる。
もちろん、短期間では、１番人気の馬ばっかり勝利したり、まるで１番人気が勝てません！なんてこともあるんだけど。
長い目でみると、必ず、ほぼこの数字に寄って行くんだよね！つまり収束する！
・・・でもま、回収率７５％に収束されてもね・・・（＾－＾；）１０００円買うごとに２５０円取られちゃうってことでしょ。
というね。
馬券でプラス出すためには、この回収率を１００％を超える数字にしなければならないわけで。
みんなそのための努力をしているんですよ！頭使って・・・ね。
それをコンピュータをつかってAIにやらせたのが、このデータマイニングのおこりというわけ！
じゃあ、そのAIの性能とやらをみせてもらおうじゃないの！！！！
☆データマイニング（タイム）１位
さっそく、ずっこけーーーヽ(･ω･)/ｽﾞｺｰ
勝率22.8％ 単回収率77％ 複勝回収率81％
あらま、1番人気を買い続けたほうがほとんどパフォーマンスが高いってゆーね！
ただ、ひとつだけ・・・有用？なポイントをいうとするならば。
マイニング１位と１番人気が重なった時の・・・勝率32.9％→35.9％ 複勝回収率83％→85％
と上がってたりもする（＾ー＾；）
これぐらいでしかないのかー（＾ー＾：）
というね、がっかりデータその１でした。
そして。
★Tマイニング・・・対戦型ってやつですね。
勝率24.9％ 単回収率72％ 複回収率79％
あらららー（＾ー＾；）
残念ながら、何一つ優秀なところがない。
しいていえば、マイニング（タイム）よりは勝率が上ってぐらいかな。
・・・
少なくとも、ここから言える残念な事実は・・・今年これまでだけ！という期間においては。
AIは１番人気に負けた！
という、結果ですね！
最後に、
◎ワタクシの本命馬はというと・・・
勝率18.1％ 単回収率99％ 複勝回収率95％
レースをまぁ、そこそこに選んでいるだけあって・・・
勝率は、マイニング１位、１番人気にくらべたらひどいものですが。
回収率だけはアツ圧勝です！
おまけ・・・
Tマイニング１位とワタクシの本命馬◎が重なった時のデータ。
勝率39.1％ 単回収率103％ 複勝回収率94％
なかなかどうしてとんでもない数字叩き出してました！
いうて、年間で300レースそこそこしか遊べないのでは・・・
ほぼ全レース手を出してしまう病的なワタクシにとっては・・・使えない必殺技ではあるのですが。
これだけ勝率が高いのならば・・・
どうしても当てたい勝負レースでは使ってみるのもありかもしれないですな。
まぁ、いろいろとデータを並べてきて。
言えることなんですけども・・・
まず結論として・・・一般公開のAIでは馬券は勝てないようです！
これは例えば、有名予想家やよく当たると評判の各紙が発売する競馬新聞・スポーツ新聞のコンピ指数的な
やつでも同じことが言えると思うのですが。
どうしてこんな哀しい成績になってしまっているか？といえば、おそらくは・・・みんながこれらを当てにして
買うから、人気が過剰になっちゃうんでしょうね。
もし、仮にこのマイニング指数が非公開！？になったとすれば。
おそらく全体回収率だけは、みれる数字（回収率８０％超え）にはなってくると思います。
AI診断がどれほど優れていたとしても、こと回収率に関しては、当てにするファンが多いものとか
金額を大きくはるAI投資家の誤謬によって・・・儲かる数値にはならないのでしょうね。
いかにAIが進化しても・・・たくさんの人に共有されると儲からないのが我が国のオッズシステムってやつなんだろうなぁ。
逆に言うと、AIが好きそうな馬をうまく避けて馬券購入することができたら、すごい配当取れるんじゃないのか？
とかも考えてしまう。
・・・
ざっくり、マイニングをみてきたけども・・・
ちょっとクラスごとの成績をのせてみたりしたのは・・・
やっぱりAIといえども、得意分野・不得意分野というのはあるのではないか？っておもうわけなのですよ。
なんとなくこの部分から察するにね。
下級条件ほど、1番人気は頼りになり。
1勝クラスだと、マイニングが
特別以上になるとTマイニングが頼りになる？！
そんな感じになってる。
でね、マイニングを利用する人って結構玄人かマニアだと思うんですよ。
ゆえにね、マイニングを利用しないライトなファンも馬券を買うメインレースとかになると・・・
マイニングは、午前中のレースとかに比べたらこれを頼りにして買う人が比率的に落ちるので。
美味しくなるのではないか？
とちょっと予想してみたりする。
せっかくあるのだから活用はしたいんだよね。
おそらく、普通に買うよりかは・・・いい数字だしてるはずなんだよね。
なんたって、天下のAIですからね。
ただ、そんなAIでも、たくさん頼りにされちゃうと・・・まぁ、支えきれないというか（＾ー＾；）
わかるでしょ。
どんなに天才予想家だとしても、あんまり有名になっちゃうと・・・全然ダメでしょ。
今、すごいブン屋さんがいるかしらんけど・・・
少なくとも、TVや新聞でみかけるような予想屋さんが、税務署に馬券の脱税を指摘されたってきいたことないじゃん。
逆に馬券の脱税を指摘されて、本職を失ってプロ予想屋に転身する人は数名いるようだけどさ。
何がいいたいのか？
といえば、馬券ファンの目をかいくぐってよく当たる予想屋や予想システムAIとかをみつけて早くに利用しなければ
いけないということですわな。
・・・
そして、最後に結びの言葉を・・・
現状・・・マイニング1位・・？は思っているほど当てになりませんよ！という結論が出てしまったということ（＾ー＾；）
