さて、ついに秋G1シリーズ開幕です。

 

最初はスプリンターズS

 

日本でもっとも短い距離で行われるG1の一つで

 

コース中山1200mとなっていますので。

 

こちらで、15年分のデータを集めて軽く分析してみようかと思っています。

 

まずはやっぱり馬番!

 

 

これで内有利なのか?外が有利なのか?はたまた真ん中が有利なのか?が少しだけ判明すると思います。

 

見た感じですけども、やや内側そして真ん中より内ぐらいが勝率が高いです。

 

そういうこともあって、回収率だけでいうと大外側のほうが高い感じがします。

 

基本的には内側をマークって感じでいいかなぁ。

 

枠番でみると

 

 

1枠と4と6枠がやや強いけども。

 

やはり新潟千直みたいな露骨な偏りはない感じ。

 

・・・

 

これは一つポイントですかね。

 

狙い目にはならないけど

 

それから

 

 

脚質はやっぱり短距離なので逃げ・先行が圧倒的に強い結果です。

 

ペースは、案外速すぎることにはなりづらいようで。

前後半がおんなじぐらいのペースで走る馬が良さそうです。

 

例えば・・・スプリンターズSで1分7秒ぐらいの決着になるなら。

33秒半ば→33秒台半ばぐらい。

 

これが32秒とかになっちゃうとやっぱり、前半3F通過が33秒台から34秒ぐらいの馬がいい成績になってる。

 

これはPCIでバッチリわかると思います。

前傾ラップをふむ44以下ではたったの4.6%しか勝率がないけども。

やや前傾ラップからちょうど同じぐらいのラップだと・・・10%近い勝率。

逆に34秒→33秒とかになっちゃうと・・・また数字が落ちちゃう。

 

なので、先行力がありつつ終いもしっかり持続して走れる馬が良さそうです。

 

 

馬体重はやはり大きいほどいい!どの距離もなんだけどね。

ある程度馬格があって、先行力やパワーが求められるかということになるんだろうなぁ

ただ、500kgもやや超えないぐらいの大きい馬が良さそう。

サンプルは少ないけど、520kgを超えてる馬も数字は良い。

 

逆に460kgより小さい馬だとやや苦戦する割に回収率もよくない。

 

当日の馬体重は、前走とあんまりかわりないか、ちょっと増えているぐらいが良さそう。

 

大きすぎる増減でなければあまり気にしなくてもいいのかも。

 

生産者

 

 

ダーレージャパンと白井牧場、平野牧場の勝率の高さが目立つ。

 

とりわけ、ダーレーについてイメージで語ると。

 

やっぱりまだ短距離は外国の血が強いのではないか?と推測できる。

 

ダーレー・ジャパンの生産馬は。

 

おそらく、どちらか海外。

 

種牡馬を海外から持ってきたり、繁殖牝馬を海外からもってきたりして。

 

どちらかを日本の馬にして、日本の芝適性・高速馬場適性も獲得しているからある程度やれるのかな?

って思ってます。

 

がしかし、中山に関しては、そんなに時計が速くなりすぎることもないし。

直線G前急な坂があるので、ダートでもへこたれないようなパワーが求められる点で

やっぱり海外の血が強いイメージなんだよね。

 

だからダーレーなんだろうな。

 

勝ち数は圧倒的に社台やノーザンファーム、それからクラブ馬主の生産牧場があげてるイメージ。

マイネルやミルファームなんかはやっぱり短距離を主眼として生産しているイメージはあるもんね。

 

 

種牡馬は圧倒的、サクラバクシンオー!

もう産駒出てこないけどね。

続いて、ダイワメジャー、ロードカナロアと

現役競争馬時代・産駒傾向含めて短距離実績の高い種牡馬がやはり上位!

 

ダーレーの活躍はダーレーが種牡馬として購入したアドマイヤムーンの影響だったか!

という結果に。

 

圧倒的なディープインパクトがやはり中山芝1200mでは苦戦しているのがわかる。

 

このことからも、短距離は血統だなーって思いました。

 

でやっぱり、上位種牡馬をみると。

 

ミスプロ系が強いし、現役時代スプリント重賞で活躍した馬の産駒の成績がやはり良い。

 

一部、ハービンジー産駒の活躍が謎ですけどね(^ー^;)

 

母父

 

 

母父みたら、あれ?

さきほどの生産者でダーレーが強い理由の根拠が否定されちゃいましたね。

ダーレーが強い理由は海外の血が入るからではなくて

 

単に父アドマイヤムーンの影響だったみたいです(^ー^;)

 

父とは一転して。

 

母父は、単に良血?!ほど良い感じ。

 

逆に種牡馬で圧倒的だったサクラバクシンオーやダイワメジャーは、母父としてはそれほどでもない。

 

逆に、サンデーサイレンス・フジキセキの親子は数も多いけど、安定してる。

 

とりわけ母父フジキセキは複勝回収率が100%超えってこれはすごいことだと思う。

 

他で特徴的なのは

 

さっきはやや否定したけど、ノーザンダンサー系の海外血統の馬がいい。

 

カーリアン、ストームキャット、ダンジグ

ラスト・タイクーン、ケープクロス、エルハーブ、ゼンノエルシド

 

なんとなく欧米の重たいダートでやれる血統

それも欧州のほうが多いかなぁ。

 

なんとなく、ミスプロ系✕欧州系ノーザンダンサーや、サンデーサイレンス系

 

がいいんじゃないか?と。

 

母父でその辺が活躍する理由は父系にミスプロ系がくるから!だと思う。

 

ということで、試しにニックス調べてみたんだけど・・・

 

 

まぁ、勝利数はほぼ予想通りだったね。

 

(^ー^;)

 

がしかし、回収率がなぁ(^ー^;)

 

系統一括りにするとあまりよろしくない。

 

がまぁ、

 

中山の芝1200mは

 

サンデー系✕ノーザンダンサーOrミスプロ

ミスプロ系✕ノーザンダンサーOrサンデー

 

の4パターンでほぼ決まるやろ!というね。

 

次は前走項目

 

結果的には逃げ先行有利なのですが・・・

 

前走ではどうでしょうか?

 

 

前走は逃げてないほうがやや優勢にみえます。

 

前走逃げていた馬が逃げられるとは限らないということでしょうね。

 

それからこれが他のレースと違って特徴的なのが。

 

前走上がり最速は当然勝率高いんだけど。

 

他のレースと比べたらそうでもないこと!かな。

 

・・・

 

とここまでみてきたところで。

 

今までのは全クラスの中山1200m

 

なので。

 

ここはG1のスプリンターズSということで。

 

かなり上級クラスの3勝クラスやオープンからG1までに限定して。同じデータをみていくとする。

 

未勝利とかの中山1200mじゃちょっとね。違ってくると思うので。

 

3勝ぐらいになると、もう芝1200mの専門家しか出てこない?前提でね。

 

 

馬番の勝率は、未勝利から2勝クラスまでとくらべてあんまり変わらず。

内枠から真ん中から内よりが強いんだけど。

 

回収率は圧倒的に外!二桁馬番が良さげ!

 

 

枠番となると、1.4.6枠の勝率がよくて。

1枠と7枠の単回収率は高い!

 

 

馬体重はちょっとだけ変化してて。

全体では500kgよりちょっと足りないぐらいがよかったけど。

オープンクラス前後になると。

400kg超の小さい馬と、500kgを超えた馬体の馬が勝率が高くなる!

 

ちょっと極端になるね。

 

馬体重の前走比較では、体重が増えているほどいい!!

これはちょっと特徴的!!!

 

スプリンターズSでも前走より増えている馬をチェックしたい!

 

 

逃げ先行が圧倒的なのは変わらないけど。

 

オープンクラスではハナに行かない先行脚質のほうがいろいろと数字が優秀になってくる。

 

PCIは1200m全体の傾向と一緒で、前後半がほぼ一緒かちょっとだけ前半のほうが速いほうが勝率が高い。

 

馬主と生産牧場は、マイネル軍団がちょっと落ちたのと。

◯外っぽいのが上位にくるぐらいでさほど変わらないというか

社台・ノーザンが強いとかは変わらないので。

ダーレーも当然強いが・・・

タワーオブロンドンが1頭で稼いでるっぽいのでね。

 

 

上級条件になると種牡馬は。

 

サクラバクシンオーをダイワメジャーが逆転して1位。

 

おまけに回収率も100%超え!

 

それから、キンカメ・クロフネとスプリントG1馬をだしている種牡馬も上位!

 

ダメジャーを除けば、やはり父型ミスプロ系の成績の良さが目立つのと

 

欧州系の◯外っぽいノーザンダンサー系の父も好成績。

 

 

母父は露骨にサンデーサイレンス系になった!

 

サンデー・フジキセキは上級条件でもそのまま強い。

 

それとそれぞれサンプルが少ないけど、北米のミスプロ系

 

掴みどころがあるようなないような?

 

サクラバクシンオーが上級条件だと足りないって感じが伝わるなぁ。

 

今だったビッグアーサー産駒がどこまでやれるか?だけども・・・

 

ニックスだと

 

 

勝率だとどれも突出していなくてどっこいどっこいなので。

 

やや人気薄の穴馬を発掘するという意味で、単回収率でみたい!

 

 

サンデー✕ノーザンダンサーがいいねぇ。

 

デュランダル的な。

 

それから

 

ノーザンダンサー✕ノーザンダンサー ヨーロッパから輸入したっぽい◯外?

ミスプロ✕ナスルーラ ありがちだけどロードカナロア✕サクラバクシンオー的な?

ノーザンダンサー✕ナス クロフネ✕バクシンオーとかか?

ナス✕ノーダンサー 上の逆パターン

 

というわけで。

 

穴狙うんなら◯外が良さそう。

 

とはいえ、暫定で首位?のダイワメジャーが

 

少なくなってきて・・・

 

取って代わろうとしているのが、ミッキーアイルなんだけど。

 

これだどこまでやるか?だわな。

 

ナムラクレアとメイケイエールをスタンバイさせているだけあって。

 

ダイワメジャーのかわりになりえそうだけど。

 

ダメジャーのパワータイプって感じがしないんよな、ミッキーアイルは。

 

ミッキーアイルは、中山芝1200mの上級条件は相性悪いんよねー。

 

・・・

 

 

前走脚質はやはり先行。

 

先行して安定した成績残している馬がいいみたいだね。

 

PCI値で、前走ガチで上がりだけで勝ってきた馬がいたら要チェックだね。

たぶん、グランアレグリアとかピクシーナイトの3歳時とかなんだろうけど。

前走PCI値が60より上の馬がいたら思い切って単複買うのはありかもしれない。

 

 

前走コースがまた難解にしてくれる!

 

中山芝1200mに類似する、阪神芝1200mや同コースの中山1200mは

あんまり回収率がよくない。

 

回収率がいいのは。

 

どういうわけか、左回りの東京芝1400、新潟芝1200

 

今回は該当馬はいなさそうだけど。

 

あと、千直はダメだね。

 

札幌芝1200mもよくないし。

 

どうしたもんかね?

 

前哨戦がだいたい・・・

 

キーンランドカップの札幌芝1200m

アイビスサマーダッシュ新潟千直!

北九州記念・・・小倉芝1200m

セントウルS・・・中京芝1200m(ここ数年)、阪神芝1200m

 

なのよねー。

 

この辺の数字が悪いのは、出走馬が多いからかな?とも思う。

 

狙い目は、ピンかパーで、一気に距離短縮の芝1600m組。

 

今回でいえば、メイケイエールか!

 

まともに走れば・・・ね!

 

この辺を踏まえると。

 

・・・

 

やはり今年はカオスだねぇ。

 

ナムラクレアとメイケイエールに関しては、父ミッキーアイルの産駒の中山オープン以上適性が心配だし。

 

オールアットワンスもアイビスSD組がよくないし。

 

ジャスパーの北九州記念組はまるでダメ出し。

 

なんだかんだで、セントウルSの上位馬でいいのかなー?なんて思ってる。