早熟血統を探そうまいっ!
(^0^)b
つことでね。
過去5年分の6・7月の優勝馬の血統をあさってみた!
芝の過去5年の2歳6・7月新馬・未勝利戦の血統。
当然、5世代産駒をだしている種牡馬が多いわけだけど・・・
上手く補正できるかな?
まぁ、勝率でみることになると思うんだけど。
まずは、ダントツすぎるディープインパクト!
ほんと今おもいなおしてみても別格の種牡馬だったんだよね!
頭一つどころか、二つ三つ飛び出てる!早熟性も高かったのかな?
それからダイワメジャー、ロードカナロア、キンシャサノキセキといった
短距離種牡馬が並び。
キズナ・ハーツクライ・エピファネイアとクラシックを狙いたい系の種牡馬が並ぶけど。
エピファネイアがやや苦戦?も単回収率はどういうわけか高いんだよね。
それからスクリーンヒーロー、ルラシ、ハビンと。
まぁ、ちょっとスピードが足りなさそうな中距離系が続くんだけど。
勝率でいうと、意外にもスクリーンヒーローがいいんだよね。
モーリスやゴールドアクターなど、完成の遅い産駒が多そうな気がしていたので意外でした。
それから。
ドゥラ・モーリスと比較的新しめの種牡馬がきます。
こちらは勝率・勝ち数ではドゥラに軍配があがるものの、単回収率だとモーリス。
ほんと甲乙つけがたいですな。
それと、何気に素晴らしいのがゴールドシップとディープブリランテ!
確かになんか、新馬戦でピカピカの良血馬に期待しちゃう2歳戦にあって。
ゴルシだディープブリランテだはちょっと軽視したくなりもんね。
だけど、きちんとこの6・7月に勝つ馬出てることは注目です。
当然、地味な感じなの単回収率は高いです!勝率もそこそこ!
それから勝率が高いで言えば、シルバーステートなのですが。
残念ながらこの馬は早熟がモロバレしているからか・・・単勝回収率はものすごく低いです。
それから早熟でいえば、ドレフォンの印象があったんですけど、ことに芝に関して言うと・・・。
あんまりですね。初年度がダート単距離早熟のふれこみできてあまりにも芝で走る印象だったから。
ものすごい芝での単勝回収率が高かったんですが、あっと言う間にあるべき数字に落ち込んでました。
お次はダートです!
もう、6・7月では・・・
芝とダートの棲み分けは完全に済んでいるようですね。
全体リーディングサイアーランキングと比較すると、2歳の6・7月は芝は芝!ダートはダート!で徹底してますね。
ヘニヒュー、シニスターミニスター、サウスヴィグラスの国内ダート種牡馬ご3家が完全に上位に鎮座してますね。
この血統で、いきなり新馬から芝でおろそうとかマイルでおろそうとか絶対考えないですもんね。
ダート1200~1400mをこの3頭の産駒で奪いあう形。
ついで、マジェスティックウォーリアにアジアエクスプレス
アジアエクスプレスに関してはヘニーヒューズ一門ですからね。
それからゴールドアリュールの一派からエスポワールシチー
マインドユアビスケッツ、ドレフォンの北米から輸入してきたダート種牡馬勢が並んで
単回収率では東京ダートめちゃ得意なパイロも存在感を。
でもね、ちょっと思うところがあるのは。
意外にも芝だろーこの馬ーっていう血統で果敢にもこの時期にダートに出てきた馬の
回収率高いんですよね。
いうて、1勝ずつしかしていないので、ギャンブルにはなるんだけど。
この場合、おそらく陣営が、走りとかそういうのでダートのほうが適性が高いんじゃないのか?
と読んだんだろうね。
こういうのは信じてもいいのかもしれませんね。
ヘニヒューとかシニミニとかはもう、血統で言うまでもなくダート使ってるはずだけど。
芝血統の種牡馬でダートを使うからには絶対意味があるんだろう?!ってとらえておくのがいいかも。
でまぁ、タイトルの通りの早熟血統を探せ!の答えなんだけど。
早熟種牡馬=リーディングサイアーランキング上位!!!
でいい気がします!!!!
この理由をこじつけるとするならば、2歳3歳で未勝利を勝ち上がった
早熟の馬しか、古馬にいないんですよね。
完成が4歳とかいってたら、JRAから引退を迫られる現状。
早熟の種牡馬が数に物を言わせてリーディングサイアーランキングに名を連ねている!
そういう感じですかね。
あと、未知数の新種牡馬に関しても・・・
馬産地の評判がいい!=早熟性が高い傾向にある!で間違いないと思います。
おしまいに一応母父・・・
芝もダートもあまり変わらなかったので、あえて全体のランキングを出しましたが。
意外だったのが!
なんと1位はスペシャルウィークだってさ!!!
芝はディープに肉薄する2位だったんだけどダートで1位の分総合で1位の勝ち数!
これは本当に意外だった!
確かにさ、エピファネイア=早熟種牡馬説なんだけど・・・母父スペシャルウィークだもんね。
早熟というか、そもそも母の父としてスペシャルウィークがかなり優秀ってのは覚えておいて損はないと思う!
そもそもスペシャルウィークが種牡馬時代、ほぼ牝馬でしか活躍馬だしていないんだよね。
スペシャルウィークは、ブエナビスタとシーザリオの怪物牝馬2頭をだしているだけあって。
母系に入っていい種牡馬なのかもしれない。
これはさ、スペシャルウィークの母系の影響かもしれない。
スペシャルウィークの母父のマルゼンスキーがそもそも母父ですごかった種牡馬だったから。
この傾向は、血統の特徴なのかもしれない。
それで、ま、現状・・・芝適性、ダート適性っていうのは、父親からもらうものなのだ!というイメージで
いいのかな?
というのは、この母父ランキング。
上位がほぼ、サンデーサイレンス系でしかも芝で大活躍したスターホースが並んでるんよね。
ゆえに、この血統にあって、父がへにーヒュー、シニミニや、ドレフォンだのマインドユアビスケッツだのが
ついたら、そのまま競争能力をひきついで、父のダート適性が出る?!ぐらいにかんがえていればいいのかもしれない。
新馬戦は血統論者が幅をきかせる舞台でもあるので・・・
これが皮肉なことにさ、研究すれば研究するほどパフォーマンスを下げる結果になっていて。
たとえばね、母父キンカメって、すげーダートでパフォーマンス高いんですけど。
それがもう知れ渡っているので・・・勝ち数のわりに単回収率が低いんです。
・・・
馬券的にはうまくない。
血統をかじったような人は、一口オーナーとかPOGとかあるいは馬主とか。
オッズに関係なく勝ちさえすればいい方で活躍したほうがいいのかもしれないですよね。
真の血統家は・・・逆に、勝ち数よりも回収率をみて、意外な血統を発掘して儲けてるんだろうなーって
思います。
おぃらのような付け焼刃の血統評論をするものとしては・・・すぐに皆が思い浮かぶダート血統を語ることしかできない。
でも、今回のおぃらの研究によれば。
早熟血統っていうのを、今更探す必要はなくて、普通にリーディングサイアー上位の種牡馬に
注目していさえすればオッケーってわけだ問題ない!という結果。
それから、むしろ注目しておきたいのは母父のほうで。
あんまりリーディングサイアー上位をにぎわした?覚えのないスペシャルウィークが
非常に優秀だったぞ!というね。
あと、芝だろうとダートだろうと関係なく、母父はサンデーサイレンス系がよさそうで。
たとえばこのデータを利用するのであれば、新種牡馬にも対応できるわけよ。
今年の2歳の新種牡馬は・・・
たとえば目玉なのが。
ブリックスアンドモルタル、ニューイヤーズデイ、カリフォルニアクロームなど。
まぁ、バカスカとか海外から血をもってきてるんですよね。
これで、国内の種牡馬がいつも割を食うんだけどさ。
それらの海外の血っていうのは、今の国内の繁殖牝馬がサンデー系だのキンカメ系だので
血の飽和が続いちゃってるから・・・その繁殖牝馬につけるために輸入してきているんだよね。
逆もまたしかりでドゥラメンテとかコントレイルとかキタサンブラックとか国内の血統で完成しちゃってるような
馬にたいし、血が混じりにくい海外の繁殖牝馬をあてがっている。
そういう状況なんよね。
今の、日本競馬界っていうのは、配合が大きく3パターンに集約されていると思います!
ひとつは。
今言ったように。
☆輸入種牡馬×国内繁殖牝馬
ドレフォン×ディープインパクトみたいな感じ。
☆国内のスター種牡馬×輸入繁殖牝馬
ドゥラメンテ×モチベーターみたいな感じ。
で最後が・・・
☆国内×国内で・・・サンデーサイレンスのクロスをあえて仕掛ける!
モーリス・エピファ×ディープインパクトみたいな感じ。
この3つですわな。
今年の2歳世代からはいよいよ本格的に、日本国内種牡馬の戦国時代になりそう!
ディープインパクトもキンカメもいない世界で・・・
さぁ、どれが跡目を継ぐのか?!
現状の暫定トップ2が
ロードカナロアVSエピファネイア
ともに、一瞬種付け料が1800万円まで高騰した種牡馬ですけど。
なんとなく、伸び悩みそうな勢いなんですよね。
ロードカナロアは、アーモンドアイ、サートゥルナーリア後は、現役競争馬時代のスプリント色の強い
産駒だらけで、高額賞金レースで苦戦中で、生産界ももう気が付いてしまってる。
エピファネイア・・・散々クラシックで活躍馬をだして一気に評価を高めたものの。
早熟説?!が言われて、古馬になって活躍馬を出せていないことから、一部からやや敬遠されつつある。
こんなトップ2だから。
追いかける種牡馬も・・・まだ全然チャンスがあって。
キズナ、モーリス、ドゥラメンテ・・・が密かに台頭してきていて・・・・
特にドゥラメンテは今まさに飛ぶ鳥を落とす勢いなんだけど、惜しくも逝去してしまったので。
産駒超優秀も天下取れずに、早晩消えていくことでしょう。
キズナ・・・産駒が種牡馬キズナの低評価を覆す大活躍をみせて、一気にポストディープインパクト1番手に
上がった!と思われた矢先・・・同じ父ディープインパクトのコントレイルが父ディープインパクトと
入れ替わるように立ちはだかる!
モーリスは、マイル・中距離それからスプリントにも活躍馬を出すオールラウンダータイプだけど。
晩成傾向と、やや瞬発力が足りない淡白なスピード馬が多いため、魅力がちょっとないものの・・・
着実に結果を出してきているのは、楽しみ。ダートでもやれるので、リーディングサイアー上位には常にいてそうだけど。
天下とるまでは?どうか・・・
と・・・
ここへきて、現れた新星・・・キタサンブラック!
産駒のアベレージが高く評価はウナギのぼりだけど、今年種付けした世代からなので。
しばらくは・・・少数精鋭でどこまでか?ってとこ。
ただ、これらの種牡馬は早熟性を有しているようにはみえないんだけどねー。
基本スペックの高さで2歳戦を勝ち上がってるところはあるのかもしれない・・・。
とまぁ、ここまで話してきて、馬券的に・・・おもしろいと思っているのは。
やっぱり輸入してきた新種牡馬でしょうね。
ここ数年・・・ドレフォン・マインドユアビスケッツらが爆当たりしているのでね。
今年でいえば、今のところ。
ブリックスアンドモルタル、ニューイヤーズデイ、カリフォルニアクロームあたりがきてるんだけど。
社台の導入したブリックスアンドモルタル、ニューイヤーズデイには注目だよね。
特にニューイヤーズデイは、ドレフォン・マインドユアビスケッツ同様に北米早熟短距離ダート種牡馬あさりの流れですから。
優秀な社台グループの繁殖牝馬との組み合わせで・・・とりわけ2歳戦では失敗が少ない気がします。
さて、どうなりますやら?
ってさ、血統を研究しても結局調教で選ぶんだろうけどねー、おぃらは!