おぃらの馬券戦術は、９０％調教時計で考えてます。
当たり前の考え方ですが、練習で力出せないのが、本番で力出せるわけなかろう！
という・・・ありきたりな考え方です。
でも、世の中には練習ではすごいのに、本番では力が出せないっていう人は多くいますし。
競争馬も同じ。
というわけでね、調教時計だけがすべてではない！
と思ってはいるのですが。
それでもやはり調教時計は偉大な指標です。
調教時計の良しあしってのは、おおまかに二つのことがわかります。
潜在能力と、直近の調子や成長。
当たり前ですけど、レースいって強い馬のほとんどは調教でも素晴らしい時計をマークします。
それもね、１回こっきりじゃなくて、３か月とかで１０本時計出してたら、３本以上は、レースで実際にマークする並みの
時計を出します。
おぃらは、かつてエイシンフラッシュって馬が大好きだったんですけど。
この馬は、デビューしてから引退するまで、最終追切ではいつも必ず素晴らしい動きをし続けた馬でした。
この例にならって、まぁ調教で安定して速い時計を叩き出し続けられる馬っていうのは強いんだなーと。
これをベースにして、何度も何度も繰り返し速い時計をマークし続けている馬をみてしまってます。
例えば、そんだけ毎回時計が速いのに、急に時計が遅くなったら？
調子落ちしているんだろうなーとか、調整失敗しちゃったんだろうなーってことは、なんとなくつかめます。
まぁ、それは置いといて、調教時計が速い馬ってのは能力があるんだ！ということだけは間違いないんです。
おぃらが結構穴を的中させるのって。
大抵、調教は速いけど、成績はともなっていないんだよなーっていう馬です。
最近で言えば、超大穴をぶちあけたメイショウミモザかな。
阪神牝馬Sでは、単勝７０倍近い配当で１着になってましたが。
当然おぃらも本命ではありませんでしたが、馬券買ってました。
理由は、調教時計が速いから！ただそれだけ。
・・・
そういうわけで、かなり調教時計をあてにしているおぃらなんですが・・・
迷っていることもあります。
例えば、調教時計の観方。
最近は、基本的に上がり１Fの時計しかみていないんですが。
過去は、全体時計で把握してました。
例えば、トップに画像を貼った調教時計の馬では。
全体時計栗東坂路４Fで一番速い時計をマークしているのは、ゴールデンウインドという馬ですけど。
おぃら的には、９番目ぐらいの時計のクリダームの方が調教内容は良い！と判断します。
なぜか？といえば。
クリダームが上がり２F目より、上がり１Fの方が速いラップになっているのに対して、
ゴールデンウインドの方は、上がり１Fの方がラップを落としているためです。
けど、レースは全体時計が重要だろ。
というね。
一概には言えないんだけど。
最後の１Fが減速している馬っていうのは、いくら全体時計が速かったとしても。
それでいっぱいいっぱい、目いっぱいの力で走っていることになるんですが。
上がり最後の１Fが１番速くて、加速ラップになっている調教内容の馬は。
まだまだやれる可能性があるわけ。
あくまで可能性ですけどね。
要はクリダームがゴールデンウインドと同じように、最初のラップから全力で飛ばしていたら？
もしかしたらゴールドんウインドを上回る時計を出せたんじゃないか？
という風にみるわけです。
もちろん、最後の１Fだけが速い馬っていうのも注意が必要で。
だいたい、レースはあがり３Fで勝負が決まるので。
一瞬だけ速い時計が出せても、勝てる可能性は低いですから。
例えば、１Fだけ１０秒出せるものすごい瞬間的に高いスピードを持っている馬と。
１１秒台のラップを３F継続できる馬だったら、どっちが強いんだろう？って話。
やっぱり継続できるほうが強いですよね。
ただ、栗東の坂路の同じ日でも、朝の早い時間帯と、遅い時間帯では馬場の荒れ方が違うので。
時計もかわってきちゃうと言われているので、一概に並べて速いからこっちのほうが強いとは
言い切れないんですけどね。
あと、どうしても傾向があって。
坂路時計で速い時計をマークする馬は、スプリンターが多いです。
２０００ｍ以上の長距離を走る馬はＷチップコースで追われている馬のほうがいいんですけど。
これもあくまで経験的にそう思ってるだけで。
坂路で速い時計を出せる馬が長距離走ったっておかしくはないんですよね。
ただ、坂路は４Ｆまでしかなくて。
Ｗチップは計測できるのは一応１０Ｆまであるっぽいんだよね。
なんなら、コース２周目はいってもいいわけだし。
より実際のレースに近い距離を走らせたり。
実際のレースには千直をのぞいて絶対にあるコーナーを練習することもできるしね。
で、最近思っているのは、このコーナーをいかに上手に走れるか？っていうのも
重要な気がしているんですよね。
当たり前だけど、カーブでスピードを出すのは難しいです。
身体が流れていっちゃうし。
歴代の名馬ってこのカーブの走りが得意な馬が多い気がするんですよね。
豪快にまくる馬とかは、コーナーでの回り方が上手だから、みんなが
コーナーでスピードを出すのを苦しんでいる中、特に減速せずにスピードを出し続けられる
結果として、直線に入るまでに全部の馬を交わして突き抜ける。みたいな。
ただ、このコーナーの走りがうまいとか下手とかは、調教時計だけでは判断できないんだけどね。
ただ、普段からWチップコースでもトレーニングしている馬ってのは慣れてる可能性がある。
逆に坂路しか調教しないって馬はこのコーナリングが慣れてなくて
実際のレースでは力が出せてないとかいうこともあると思うんだよね。
コーナーの多い小回りコースや
直線の短いコースなんかは、特にこのコーナリングの重要さが求められる気がする。
もちろん、瞬発力も重要なんだよね。
前の進路が１瞬空いた時に突っ込んでいけるか？とか。
不利があったときに巻き返せるか？とか。
この一瞬の加速力ってのは、なかなか難しいんだけど。
坂路の最後の１Fが速い馬とかってのは、加速力があると言えるよね。
で、ここがすごいテクニカルなんだけど。
同じ最後１F１１秒９とかでも。
２F目が１４秒の馬と、２F目が１２秒の馬とでは・・・
これが評価難しいんですよ。
当たり前だけど、１４秒も２F目にかけた馬っていうのは、前半ゆっくり余裕もって走ってるから
そりゃ最後１F爆発的にスピード出せる余力を残しているよ！って思うんだけど。
実際走ってみると、なかなか最高速度って一瞬で出せるものではないんだよね。
逆に、どんどんスピードをあげていって最後１Ｆ素晴らしい時計を出すのは、まぁ、加速力は
ちょっと怪しいけど、最高速度に達することができてる。
例えば、レースでＧ前直前で前が詰まっちゃってたら、調教でどっちの時計を出している馬のほうが
晩かいする可能性が高いか？
と言えば、当然、２F目が１４秒もかかっているのに、ラスト１F１１秒台という変わり身をみせている
馬じゃないかなって思う。
そりゃ、直線不利なく脚を伸ばし続けられるなら、１２秒→１１秒台の馬だろうけども。
このダッシュ力を見抜くのが難しいんだよね。
長く速い脚を持続させるのも、馬の能力だし。
一瞬で最高速度に達するダッシュ力を持っているのも馬の能力だし。
・・・
やはり難しいなぁ。
ちなみにドゥデュースは、惜しげもなく調教時計出してくれているからわかりやしー強馬だよね。
そうやって、強い馬が調教で目立つことはあっても。
調教で目立ってて弱い馬ってのは、まぁ少ないケースだと思う。
まぁ、普段からたくさん調教時計速いの出している馬は強い馬の可能性が高いってことだよね。
たまに、季節限定の馬もいるけど。
１年を通して速い時計ばかりマークしている馬は、ほぼほぼオープン馬だよね。
・・・
ただまぁ、調教で狙うのは。
新馬戦とか、休養明けとか。
あとは、調教時計速いのに、未だ未勝利と１勝クラスとかの馬だよね。
調教が速い時計出せているのに、人気がなかったりする馬って
突如激走する可能性があるんだよね。
もちろん、力出し切れないまま終わってしまうこともあるんだけど。
・・・
今回は、調教がどうだ？といいのか？でちょっと迷っているところを書こうと思ってたんだけど。
ただの調教馬券をおすすめしただけになってしまったなぁ。
調教時計の速い馬同士が出走してくるときにどっちを本命にするか？っていうルールを自分なりに
定義しようと思ってたんだけどね。
なかなかこれだ！って言えない（；。；）
で、調教のいい馬同士で馬券買うと、見事にはずれるんだよなぁ。
そういえば、このたび、めでたく、本命馬の単勝回収率が１００％に復帰しました！
１８００レース以上もやって
１００％超えてるのは自分でもすごいと思っています。
ですがまぁ、単勝では儲からないというのが悩み。
・・・
でも、本命選びで結果が出ているのは嬉しいよな。
馬券の買い方のせいで、結局は損失をだしているのだけど。
上手に加工すれば、プラスになっていきそうなんだけどね。
１８００レースでこれなら信頼度は高いと思うんだよねぇ。
けれど、やっぱり他の指数と同様に１万レースとか超えてくると。
７０％ぐらいまで落ち込んでいくのかなぁ。
