昨日は、ここ十数年で一番暑い一日、などと伝わっていたため、一日家にいるつもりだった。


しかし昼前に、このところどうも笑いが足りていない、一日憂さを忘れて笑っていたいなと思い、お笑いの聖地である浅草は東洋館に行くことにした。


毎月10日、20日、月末は漫才特選会。12時スタートだけど、すべりこみセーフ。


昭和のいるこいる師匠が休演だと窓口に張り紙がしてあった。のいる師匠のご容態が良くないらしい。先日、こいる師匠とお酒の席で一緒になり、その後カラオケとかもしたので、ぜひ伺いたかったのだが。のいるこいる師匠の漫才は何度か観ましたが、のいるさんの話をこいるさんが、「良かった良かった良かった良かった」とか「はいはいはいはい」「へいへいへいへいへい」「ほうほうほうほうほう」といい加減な相槌をうったりして面倒臭そうに受け流す芸がとても面白かった。また、のいる師匠が復活の折に聴きたいもの。


淳とチャンスさんの看護婦ネタ、ようやく観ることができた。真木淳師匠の看護婦姿は、舞台に登場しただけで吹き出してしまう。


中堅では、宮田陽・昇さんは何度か観ていてお気に入り。他には、ホンキートンクやビックボーイズさんも面白かった。


宮田陽・昇さんは僕が大好きな江戸物売りの宮田章司さんに弟子入りしている。漫才がキレがあって楽しい。ナイツやロケット団、ホンキートンクと合わせて「漫才協会の四天王」と言われているそうだが、この4組は僕も好き。


若手では「夢物語」のコンビは今後活躍しそうな気がします。


漫才を4時間半聞いて(←あんたも好きねぇ)、昭和らしい喫茶店でカレーを食べて、いつも行きつけの季節料理屋で軽く飲んで、この日も楽しく浅草を後にしました。