さて、土曜日は「奥浅草盛り上げ隊」の最初の出動日でしたwww


その隊の結成に至った経緯?は↓をご覧くださいw ←そんな大げさなものでもないけどw


また、その日のメインイベント「江戸吉原おいらん道中」の様子は↓を見て下さいね。



まず、おいらん道中に向かう道すがら、入った喫茶店がこちら。


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千束通りにあります。創業100年となる喫茶「デンキヤホール」









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マーブル調のテーブル。店の中は昭和レトロどころか、大正以前ですw



アイス珈琲やミルクは銅製の器に入ってきます。これだと、冷たい感触が持続します。


もしかして、デンキヤホールの斜向かいに、銅製品の店があるから、そこの製品なのかなww




店の奥には、テレビゲームのテーブルも。でも電気が落ちていたから、引退してただのテーブルとしての利用かなww


喫茶店にテレビゲームとは、懐かしすぎます。だい。もギャラクシアンというゲームに子供のころの貴重な貯金を費やした記憶がwww




ここの名物は「ゆであずき」と「オムマキ」


ゆであずきは、文字通り茹でたあずきをお湯で割ったもの。まあ、昔懐かしい味というものなのでしょうか。



それと「オムマキ」。焼きそばをオムレツ風に薄焼き玉子でくるんだものです。B級グルメ風ですが、これを食した人の話だと、焼きそば自体、かなりレベルが高いものだそうです。調味料も黒唐辛子など、いろんな味付けのものが用意されていて、各人のお好みで食べられるそうです。




なお、店名の「デンキヤホール」は、電器屋だった店が始めたから、だそうww


電気ブランの電気が、今でいう「i(アイ)」何とかとか「エコ」みたいに、流行の最先端ワードだったからネーミングに使われたと聞いたことがあったので、それと同じだと思い込んでいましたww





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千束通りから路地裏を眺めて。迷い込んで行きたい衝動に駆られますww 路地裏の迷宮に歩を進めて、自分がどこにいるのか、そもそもどこに向かっていたのか、分からなくなりたいww


ここで、おいらん道中も中休み。小腹がすいたので、柳通りから言問通りへ向かいます。この通りには、浅草見番があり、花街の中でも老舗が軒を連ねています。



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松尾芭蕉の句碑が柳通りにありました。












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さて、入ったお店は、おにぎり屋浅草宿六。ここは昭和29年創業だそうで、東京のおにぎり専門店では一番古いそう。あれ、なうやツイッターで「助六」と呟いてしまったw






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カウンターが6席と、小上がりの机が2つ。 カウンターにはおにぎりの「ネタ」が並びます。鮨屋みたい。





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おにぎりのネタです。





だい。が選んだのは、塩辛と風味漬とたらこのおにぎり3個のセット。豆腐の赤出しと沢庵がついて780円。


風味漬は、数の子とわさびの粕漬けのようなもの。






この3つのネタ、まさに酒呑みが頼む酒の肴そのもの。








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昼間から、頼んでしまいました。出羽桜の純米吟醸酒。冷やで。

正確には、昔の酒の注文で、「冷や」、とは常温で出すお酒のことをいいます。昔は冷蔵庫とか無かったからね。



あと、もう一つだけ薀蓄(うんちく)を許してもらえるなら。


江戸時代、昼間に酒を飲むことは、職人や専門業の人たちが仕事が早くてテキパキしてるから、昼のうちに酒を始められるといことで、褒められる粋な振る舞いだったのです(^_^)/




この価値観、平成の今に何とか持ってこられないものかwww





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ざるに、出来立てのおにぎりが一つ一つ出されます。



おにぎりは、口に入れるとはらりとほどける、ふわっとしたおにぎり。


適度の塩気が、冷や酒にとても合います。


夜、このあたりで食事したり飲んだ後の締めに、おにぎりを食べにくるというお店の使い方もいいかも。




さらに、おいらん道中が戻ってくるのを観ました。


そのあと休憩のため、喫茶店をさがしました。




千束通りからちょっと入ったところに、曙湯(あけぼのゆ)という、とても時代がかった店構えの銭湯があります。


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スイマセン。写真撮り忘れたので、上はweb上での借り物ですm(__)m


すごい破風ですね。


一度この銭湯入ってみたいなぁ。








その斜め向かいにある、喫茶ジョイで、ゆったりと時間を過ごしました。


このお店はとても広く空いていて、ぜいたくな空間の使い方。まさに昭和の純喫茶。なんだか時間の進みもゆっくりのようでした。

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レアチーズケーキと紅茶セット。680円。



さらに、最後には、梅こぶ茶までサービスされたwww




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ここも、店の奥にはテレビゲーム機が。電子音がしていたから、ここは現役バリバリのようです。






これから呑みに行こうと思いましたが、通りがかりに酒屋を覗いてみたら。



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千束通りの「酒の大桝」。ここは酒飲みにはたまらないお店。下手したら10本単位で買いたいお酒がありますww



写真のこれは、どぶろくの「十二六」。以前、この近くの「一文別館」でねぎま鍋と一緒に呑みました。果物でできているかのように、みずみずしいフルーツのような味わいのお酒。

これが最後の入手の機会。これを逃すと10月まで待たないといけません。


迷わず購入。1440mlペットです。


このお酒は発酵を続けていて、栓の上には穴が開いていて、その上に和紙がかぶせてあります。

だから、瓶を横には出来ない。あまり振ってもいけない。電車の中で長時間など、周囲が温かくなってもいけない。あと、土佐の鰹の酒盗を買いました。

どぶろくを買った後、馴染みのお店に行って冷蔵庫にいれてもらおうと思ったけど、行ってみた季節料理の店がなぜか扉が締まっている(=_=)



あと何軒かある馴染みのお店は、開店まであと1時間とか2時間待ち。


飛び込みで入って、どぶろくを冷蔵庫で冷やして、と頼むワガママもなんとかはなるかもしれないけどw



諦めて家に帰って、酒盗とどぶろくを飲(や)ることにしましたww 奥浅草よ、夜まで盛り上げられなくて、ゴメンm(__)m





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どぶろく「十二六」は長野のお酒。アルコール度5度で、ほぼビールと一緒。だい。にはソフトドリンクですwww


米で作られたお酒ですが、くだものを思わせる爽快さがあります。甘くて、最初の乾杯の一杯目とかに良さそうです。





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この鰹の酒盗(しゅとう)。文字通り、酒をどんどん盗んでいってしまうくらいwwお酒が進みます。



写真撮るの忘れましたが、酒器も、この千束通りで先日買いました。閉店セールで半額だったので、寂しいものですが。


思いがけず、ひとり家呑みになってしまいましたが、こういう日もいいものです。日曜も朝から大切な用事があるし、酔う前に切り上げますwww