埼玉県飯能市 入間川 名栗川橋。 | 水辺の土木遺産

水辺の土木遺産

水辺の土木遺産、冠水橋や流れ橋、石橋やレンガ樋門など、自転車で見て回りながら、ついでに狛犬なんかも追いかけています。

昨日までの流れ橋跡から上流に向かうと、

すぐに次の目的地の名栗川橋なのですが、

今回は久しぶりの流れ橋巡りに重点を置いていたのと、

ここまでゆっくりしすぎて、すでに残り時間が限られていたため、

軽く眺めて済ますことにします。

 

 

場所はこちら。

 

 

一応書き添えておくと、

名栗はこの辺りの地名になりますが、

名栗川、というのは、入間川の上流部の別名だそうで、

おそらく、名栗川橋の架橋時期には、普通に名栗川と呼ばれていたのでしょう。

 

 

ついでに、飯能河原の辺りの食堂が名栗川亭という店名なのを考えると、

名栗川と呼ばれる入間川の上流部というのは、

恐らくはちょうど飯能駅から上流辺りになるのかと想像します。

 

さて、

 

私は川の左岸=東側から接近したので、

橋の正面からはこんな具合。

 

少し傾き始めた太陽が、山陰に隠れて、

実際の残り時間以上に、気持ちが急いていたように思います(^^;)

 

 

右の親柱には橋のお名前と、左には竣工年月。

 

 

欄干も、均等に配置するのではなく、

2本、2本で余白を持たせた配置が、構造よりもデザイン重視で良いですね。

 

 

こちらは橋の上流方向。

 

 

そしてこちらは下流方向。

 

前回訪問時にも橋の様子は撮影しているので、今回は橋の中央から3mの一脚を突き出して

 

 

 

 

 

 

360°写真を……と、撮影してみたのですが、

これは橋の中央ではなく、両岸に寄った辺りでやったほうが、

開腹アーチの支柱が近くに見えて絵になったように思われます……失敗。

次回に生かしたいと思います(^^;)

 

でも、この角度だとギリギリで、開腹アーチのリブの下からの様子も覗けるので、

ギリギリでまぁ……いや、それならそれで、もっと真下に突き出すべきでしたね。

 

急ぎ足で、次の橋を目指します。