今年の四月末、久しぶりに屛風ヶ浦を走るために銚子を訪ねましたが、
午前中で目的を果たしてしまいました。
いえ、本当は寄り道しながら屛風ヶ浦に向かいたかったところですが、
この日の干潮時刻が午前10時辺り、その時間でないと、砂浜走行が楽しめませんでしたから、
寄り道は最低限に抑えて、メインターゲットに直行するしかなかったわけです。
折角の銚子、梅雨入り前が旬のイワシでも……という気持ちはありましたが、
昼食で最寄りに表示された定食屋さんの焼肉定食(5mm厚くらいの豚肉を焼いたもの)、
何となく美味しそうだったもので、これで済ませてしまいました。
味は見たまんまのイメージの感じで、
最後にタレでひたひたになったキャベツの千切りを頂く、
古き良き定食屋の、飽きの来ない定番メニュー的なお味で、普通に美味しかったです。
さて、
刑部岬に向かおうと思ったわけですが、
ふと地図を見てみると、そういえばこの近くにも道切りがあったはず。
10年ぶりくらいだけれど、今もやっているのかな? と、気になりました。
場所はこちら。
道切り、あるいは辻切り(辻斬りではない)というのは、
割合と日本全国のそこかしこにある、集落の入り口の辻に注連縄を渡して装飾して、
集落に災いや疫病が入り込むことを防ぐというおまじないで、
西日本だと勧請縄が同じようなものでしょうか?
地域によっては内房でも鹿島様なんて藁の等身大くらいの人形を置く地域もありますが、
この系譜は東北地方に多いイメージがあります。
昨年の夏には内房(千葉の東京湾岸)のものを紹介しましたが、
残念ながら、ここの道切りの注連縄には、装飾が殆ど残っていませんでした(^-^;
脇の塀の上には、道切りから落っこちたサイコロ。
そしてこちらが360°写真ですが
……角度が悪かったですね。
次回からはもう少し離して撮るようにします。
先ほど書いた通り、道切りというのは集落の入り口の辻を塞ぐもの。
個々の場合には私は3か所を把握していますが、一般的には東西南北に置かれるケースが多いです。
ここが恐らく北で、あとは東と南に当たりそうな場所を把握している為、
西の辻も覗きながら、東と南も立ち寄ります。