三重県名張市 名張川の吊り橋(2/2)。 | 水辺の土木遺産

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水辺の土木遺産、冠水橋や流れ橋、石橋やレンガ樋門など、自転車で見て回りながら、ついでに狛犬なんかも追いかけています。

さて、吊り橋を殆ど渡り終えた辺りで下を見ると……ん?

 

 

川に降りるだけのスロープであれば、スロープが浮いているのは不自然。

これは潜水橋跡ですね。

 

 

残念ながら、橋脚の類は見当たらないけれど、

 

 

そのつもりで振り返れば、橋を渡るのに頭が一杯で見落としていたけれど、

橋の脇にも川岸に降りるスロープが。

 

 

さて、対岸からの振り返り。

吊り橋の……なんだろう? 読めない(笑)。

 

 

少し引いて。

 

 

あ……街灯があったんですね。

……昔は。

 

すっかり朽ちていますが、

橋板もしっかりしているだけに、夜も渡す気満々ですね(笑)。

 

 

スロープから対岸までのこの様子、

やはり昔は、潜水橋があっておかしくない様に思えます。

 

 

それでも支索もしっかりしているし、

何よりも、意外にしっかりとしhた川岸の石垣がまた良いですねぇ。

 

 

最後に国道422号のある右岸北側のスロープから。

雨の中でも首から下げたまま移動する所為で、カメラのレンズが曇りまくっていますが、

なかなか良い感じの吊り橋でした。

 

さて、もう少し先に流れ橋があるはずなので、

そこを確認したら道の駅までUターン。

 

降りてきた下り坂をこれから自転車で登るのが嫌だなぁ……と、

疲れるのが嫌いなヘタレ自転車乗りとしては情けないことを考えながら、

もう少し、名張川沿いを下ります。