永楽通宝の家紋 | 鎧・兜・刀を得意とする骨董品屋「大名」花本のブログです。

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こんにちわ~ニコニコ



またまた、さぼり気味に
なってしまいました・・・しょぼん



夏の気候から
一気に涼しくなってきましたねもみじ



本日は
こちら




足軽胴(あしがるどう)です



足軽胴というのは
その名の通り



足軽が使用していた胴のことですアップ



足軽というのは
それぞれの家に
正式に雇用された下級武士
のことですビックリマーク



戦時の時だけに
金等で雇われた

雑兵(ぞうひょう)とは違います!!



現代の感じでいうと
正社員(あしがる)と派遣社員(雑兵)みたいな
感じでしょうか



今回の足軽胴の家紋は
永楽通宝(えいらくつうほう)の家紋ですねアップ



永楽通宝というのは
中国の明朝(みんちょう:約600年前)の時代に
作られた銅銭です



その永楽通宝が
室町時代に日本に輸入され
日本では江戸時代初期まで流通していたとされています



そして日本の基準通貨として
伊勢(いせ:三重県)、
尾張(おわり:愛知県)で
主に流通していたそうです



その尾張出身の
戦国大名といえば!!




織田信長(おだ のぶなが)
ですねアップ



織田信長が使用していた
家紋には




織田木瓜(おだ もっこう)




揚羽蝶(あげはちょう)



などもありますが、




永楽通宝も
旗印として使用していたんですアップ



領土経営の為に
楽市楽座(らくいちらくざ)の施行
楽市楽座とは
独占販売権、非課税権、不入権などを撤廃して
新興業者の育成をして
経済の活性化を図るみたいな感じですひらめき電球


それ以外にも商都である
大阪の堺、滋賀の大津、草津を
押さえたり



経済に重点を置いていた
織田信長らしい
旗印ですね音譜



この永楽通宝を
下賜され家紋にしたのが
仙石秀久(せんごく ひでひさ)です



仙石秀久については
また今度


では、また~DASH!