現在文部科学省で審議中で
決定となれば今年の10月に発表となる大学の新制度。
G型大学とL型大学。
現在高校1年生の生徒が受験の年に変更となる可能性
(2018年)が大きいものです。
目的は、
『現在の4年制の大学を卒業しても企業で使えない。
卒論の内容と就職した後との専門分野が
合致している学生が少ない(特に文系)。
世界に通用する日本人が少ない。
中国・インドなど新興国がどんどん力を付けている。
現在の日本の教育が6+3+3+4年(小学~大学)の時間をかけて
『答えのある解答・解法の丸暗記
・詰め込み式学習』
をしている。
4年間教育費で大金をかけても
「自分で発想してアイデアを出していく
人財が育たない。
そのために日本が
世界レベルについていけない。
このことを打破するため』
また、世界的なオンライン教育を発明し、
400年以上の歴史を持つハーバード大学の卒業生よりも
人数が多くなった
(月に600万人の受講生)
カーンアカデミーのサルマン・カーン氏も
『人生に
どんな意味を
持つか?』
という観点から教育を進めています。
今までの教育方針だと
「自分の意見が分からない。」人たちを育てていました。
これからは
G型大学:(グローバル型)
世界最先端の研究をさせる大学
L型大学:(ローカル型)
卒業後すぐに企業に役立つ人材を育成する大学
に分け、全国にある大学のうちとくに文系大学を中心に3分の1くらいは閉鎖していく可能性もある、と。
具体的には
G型:世界最先端科学・医学などの研究。
これまで発見されていなかった真理の探究。
L型:医学・歯学・看護・機械工・簿記会計・弁護士など
現場直結、企業研修せずとも即使える人材育成。
となります。
もしこの制度が実行されれば、
現在高2・高3年生が進学する大学も
2年後に閉鎖・編入になる可能性もあるかもしれません。
また、高1以下の生徒たちが狙ってる大学も
2年後になくなっているかもしれません。
重要なのは、「なくならない大学を選ぶこと」ではなく、