【おみくじは持ち帰るもの?結んで帰るもの?】
その場で結びたくなる気持ちもわかるのですが…
引いたおみくじをどうしたらいいのか?
調べてみたところ、寺社によって様々な見解が
あることがわかりました。
大別すると次の2つになります。
1)おみくじには神や仏からのありがたいメッセージ
やパワーが秘められているので、吉凶にかかわ
らず記されている教訓を戒めるつもりで持ち歩き、
後にお礼を込めて納める。
2)自分にとって都合の悪いおみくじはその場で結び
つけ、さらなるご加護をお願いする。良いおみくじは
持ち帰り、後日境内に結ぶこと。
つまり、その場で結ぶのは凶をとどめて吉に転じる
ようにお願いする場合のみ。また、たとえ凶であって
も自分への戒めとして持って帰っていいようです。
【おみくじをどこに結びつけたらいいの?】
結ぶ場所が指定されているのに、周りの木々に結び
つける方も。木々が泣いています。。。
おみくじをむやみに捨ててはいけません。その場に
せよ、持って帰るにせよ、神や仏と縁を「結ぶ」ため、
時が経ったら境内に結んでください。
(必ずしも、おみくじを引いた寺社でなくとも良いそうです)
また、「凶のおみくじを利き腕と反対の手で結べば、
困難な行いを達成することによって凶が吉に転じる」
という説もあります。
おみくじを木々の枝に結ぶのは、木々のみなぎる
生命力にあやかり、願い事がしっかり結ばれます
ように…という祈りが込められているそうです。
■ただし、むやみに境内の木々に結びつけると植物が
傷みますし、景観を損なう心配もあります。「おみくじ
結び所」が指定されている場合には、必ず指定された
場所へ結んでください!
とのことでした。
ちなみに、おみくじは参拝が済んでから引くものです。
参拝マナーは大人のたしなみとしてチェックして
おきましょう!
