久しぶりに東京メトロの駅で、悲しいことがありました。
青山一丁目の駅で乗り換えをしたときのこと。
お年寄りと駅員が口論していた。明らかに駅員の方が切れ気味。
なにやらICカードのトラブルようだった
駅員は、終始そのお年寄りに対して「機械は間違いない!」
とか、「機械は正確!ミスはない!」とかそればかりを繰り返す。
お年寄りは、冷静に自分の記憶をたどりながら、何が問題
なのかを駅員へ説明している
すると駅員は「機械は嘘をつかないんですよ人間は嘘をつくけど!」
とお年寄りの話を突っぱねた
頭に血が上ってしまったボクは、中に入ろうとした瞬間、
「わかりました。私の記憶違いかなあ」と言って小銭を払って
帰ってしまった・・・。
確かに人の記憶はいい加減なところはあるし、思い込みもある。
しかし、機械は正確!とかミスは無いとか言い放ってキレるの
はいかがなもだろうか? ボクにはお年寄りが嘘をついているように
は思えない。しかも、お年寄りは、小さな手帳を手に持っていて
それを見ながら話していた。 なぜ、駅員は「機械の間違いかも
しれませんね。少しお待ちください」が言えないのだろう。
機械だってミスをする。間違いだってある。故障だってする。
だから、いまだに駅員だって必要になっているはずだ。
あの駅員が言うようなことが本当であれば、全て機械任せに
なってしまったら(おそらくないけど)駅員はいらなくなり、
また失業が増える。機械だけで、ミスなく!問題なく!
地下鉄の運行や運営が
出来るのだから。
せっかく人間として生まれたのだから、もう少し人の気持ちを
持った人間に変わって欲しいとボクは思った。