こんにちは!
高槻市西町の大門ピアノ教室、
講師の大門涼子です(^-^)
モシュコフスキー連弾お勧め隊より、
珍しい連弾を紹介します。
まずは、こちらの動画をご覧ください。
お気付きになられましたでしょうか?
簡単な方のパートが低音部になっています。
こちら、モシュコフスキーの
「先生と生徒」という連弾曲集です。
この曲集は生徒が弾くセコンドパートが5つの音しか出てきません
動画の1番の「Prologue」はハ長調なので
「ドレミファソ」のみです。
固定されたポジション5指で弾けます
ちなみに全曲は以下となっております。
1. 前口上 Prologue(C Dur:ドレミファソ)
2. 楽興の時 Moment Musical(c moll:ドレミ♭ファソ)
3. メロディ Mélodie(Es Dur:ミ♭ファソラ♭シ♭)
4. 舞踏曲 Air de Ballet(g moll:ソラシ♭ドレ)
5. アラベスク Arabesque(B Dur:シ♭ドレミ♭ファ)
6. 子守歌 Berceuse(D Dur:レミファ♯ソラ)
7. ワルツ Valse(A Dur:ラシド♯レミ)
8. タランテッラ Tarentelle(C Dur:ドレミファソ)
セコンドが「生徒」という前提なので、
楽譜にはプリモの位置の先生がペダルを踏むよう記載してあります。
今回の動画は低音部が小さい子なので右足でペダルが踏めますが、
もし体格が講師とさほど変わらない子の場合は左で踏む方が無理がないかもしれません。
(違和感あって慣れませんが)
↑セコンドは年長さん
そして、もし発表会とかで演奏するなら必ずしも先生と生徒でなくても良いと思います。
例えば、ソナタレベルの子どもに対しての親子連弾で、ピアノがあまり弾けない親がセコンドを担当する、というのも素敵ですよね
小さな生徒が発表会等でセコンドパートを弾く場合、どうしても写真に写りにくくなるデメリットはありますが、
本来指の力が弱い子どもが低音パートを担当することにより音量がかき消されることがないメリットもあります
その他、大きな生徒が新たにピアノを始めたばかりの頃発表会で小さな生徒より簡単な曲で少し気の毒、という場合にも使えると思います。
曲自体は華やかで難しそうに聴こえるので
あと、発表会にこだわらず普段のレッスンでのヘ音記号に対する初見演奏の強化や、
忙しい中高生がレッスンに来てその場で弾ける割に完成度の高い曲を味わってもらう、等、出番はかなりありそうです
ちなみにプリモのパートは結構難しいです
セコンドが5つの音しか弾かない代わりに全部プリモがバッハのように弾かなくてはなりません
弾けるセコンドさんなら、弾きにくいところを少し手伝ってもらうのもアリかも
(モシュコフスキー先生に怒られるかもしれませんが、、そんな意図で作ったんじゃないって笑)
長くなりましたが、
セコンドが「ドレミファソ」の5つの音しか使ってないというのを意識しながら、
セコンドパートに注目して再度動画を確認して頂けたらこの曲のすごさがお分かり頂けると思います
あとの7曲も低音が5つの音なのにこんなに素晴らしい音楽なのという感動です
是非皆さんにこの曲集のすごさを知ってもらいたいです(*^^*)
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モシュコフスキー連弾お勧め隊より、
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