大門薬品薬剤師の篠原艶子です。今日は長男が国立大学の2次試験から帰ってきました。手料理を作って待っていましたが、ひどく疲れたようで食事を摂らずに寝てしまいました。
風邪気味かなと思った時に葛根湯を手に取る人は多いと思います。冬になるとドラッグストアの店頭に葛根湯が山積みされます。しかし、葛根湯=全ての風邪に効くと考えるのは、実は大きな間違いです。
葛根湯がぴったりと合うのは風邪のうちでも初期で寒気、発熱、頭痛、首や肩のこわばりがあり、まだ汗が出ていない患者さんに限られます。
風邪が長引いて食欲不振と吐き気を伴う場合は小柴胡湯が、胃腸の弱い方は香蘇散がよいなど、漢方の風邪薬には症状や体質によって、さまざまな処方があります。
このように同じ病気でも患者の症状に応じて薬を変え異なる治療を行うのが漢方の大きな特長で「同病異治」といいます。
