旧57号線を使って大津町へ、それから左折してミルクロードへ、
連れて行ってくれたのは、バイト先の先輩で、バイクは`89GSX-R1100、しかし、限定解除したばかりで、恐る恐るって、感じ!
性能差は否めないが、バイクに慣れている分で、五分五分でした。
それにしても、初めてのミルクロード、金峰山の道と違いキレイで広い!とても走りやすく、2回、3回と走るたびにだんだんペースが速くなってきました。
しかし、いつも一緒に走るメンバーは、R1100、加速ではとても太刀打ちできません。
しかし、追い抜くことはできなくても、同じくらいのペースでは走っていました。
引き離されんと、彼はぎりぎりまでつっこみ、コーナーに入っていました。でもそれだけではR1100との差は埋まりません。
後は、R1100の先輩が、有り余るパワーを持て余していたから、引き離されずに走れていたのでした。
でも、そのことで彼は、競い合いながら走る事の面白さを覚えていくのでした。
その頃彼は、工業高校を卒業してましたが、本当にやりたい事がわからず、フリーターというポジションに甘んじていました。
が、だんだんと、バイク屋になる!という選択肢が見え隠れしてきます。
しかし、彼は恐れていました。
5年後、10年後、やめとけばよかった(´□`。)と、後悔するかもしれない、という事に。
でも、誰もが先の事はわかりませんし、高収入の人は、嫌な仕事で得た給料で趣味を楽しむ。バイク屋なら、趣味を楽しみながら収入を得られる。
そんな、単純な発想ではありましたが、考え抜いた挙句に出した答えでした。
そして彼の就職活動がはじまります。
つづく。