クリニック新規開業&クリニック事業承継のパートナーの大門です。
現在、いくつかの承継案件の商談が進んでおります。
先日、その中の1つの商談にて譲渡する側、受ける側の面談を行いました。
譲渡する側の院長先生はとても良いお人柄。
患者さんが多いのが頷ける。
この院長先生が、気持ちよく引退するためにも良い先生をご紹介したい。と思っておりました。
そして、今回ご紹介の先生がまた良い先生。
初回面談は、とても良い形で終わりました。
承継の譲渡側はいろいろなケースがあります。
代表的なものは
※土地建物所有
※賃貸一棟借り
※賃貸建物の一部
などなど。
不動産を購入して経営の医療機関は、
承継譲渡時、
所有者自らの意思で賃貸にすることも、
売却してしまうことも可能です。
ただし、賃借にて経営の際は、
クリニック承継について、全てにオーナーの承諾が必要になります。
これが意外と厄介なことを引き起こします。
まずは、オーナーへ告知するタイミング。
承継譲渡先が決まる前から話すべきか?
ある程度決まってから話すべきか?
承継譲渡することは内密に行なうことが多いです。
承継譲渡することは、スタッフにとっては不安要素が大きくなるからです。なかには、転職の模索を始めるスタッフも出て来ます。承継譲渡を早い段階からスタッフに知らせることは、離職を誘発することにも繋がりかねません。
事前にオーナーや管理会社に告知することにより、情報が伝わることが懸念されます。
また、
契約条件が周辺と比べて妥当か否か?
オーナーと交渉をせず、
長い間払い続けた賃料は適正でしたか?
残存の契約年数との絡みも出て来ます。
既存の契約を継続するのか?
させてもらえるのか?
新規契約になるのか?
その場合の賃貸条件はどうなるのか?
以前、取り扱いのケースでは、
・賃料は相場の2倍弱 。
・オーナーが会計事務所経営。
というケースがありました。
当初、承継譲渡する先生は
◆条件は交渉可能。
◆税務顧問契約はできればしてあげて。
という内容でした。
しかし、いざ、承継希望の先生が現れ、オーナーにお話ししてもらうと、
●賃料は下げない。
●税務顧問契約は必須。
と、180度反対の話。
承継譲渡人の先生は、「あとは大門さんに任せたから。」と、逃避態勢へ💦
かなり苦労しましたが、オーナーと何回か話し合い、
・賃料値下げ。
・税理士は他の事務所との契約。
を承諾いただきました。
このように、承継譲渡側 はオーナーとの話合いをどのタイミングで行うか?
がとても重要です。
依頼するアドバイザー様とよくご相談ください。
現在の契約状況、オーナーの性格などにより様々なアプローチが必要です。
受け側の先生にとっても、交渉相手が2人となりとても繁雑です。受け側はこれからお付き合いが始まる大切なオーナー。
良き関係を築いていきたいものです。
ではまた!
グッドメディカルパートナーズ
大門浩之
