東京で暮らすきっかけになったのは火事…(-_-#)
横浜のアパートを焼け出されたのがきっかけだったりする。
季節はやはり冬、
隣室の電気ストーブが引火しての貰い火だった…(-_-;)

当時、相当数のコミックやビデオやおかしな玩具、雑貨がお宝としてひしめいていた私の部屋だったので顔面蒼白、
とりあえず煙が巻いた自室から119番して(第一通報者は私)避難…(-_-#)
火災の成り行きを野次馬と一緒に眺めていたのだが自分の部屋に火が燃え移り、窓がパッと真っ赤になった瞬間、全てがなくなった…と思った途端何故か開き直って気が楽になったのを覚えている…(-_-#)
そして横浜市から貰った毛布など被災セットだけを担ぎ、借金で借りた世田谷の安アパートに引っ越して、さらにそこから差ほど遠くない今の部屋に移り今日至るのだが不景気で仕事が薄い今日この頃とはいえ元気でいられるのだから、生きていさえすればなんとかなるもんである…(-_-#)

焼け出され、引っ越しを済ませたばかりの頃、知人に誘われてゴールデン街に行き飲んでいるといつしか私の火事ネタが酒の肴になっていた…(-_-#)
シャレにならない話が不謹慎に盛り上がるのがゴールデン街の不思議なところで、私の話になる前は付き合った男が次々に死んでゆくという不幸を呼ぶ常連の女性の話に花が咲いていたのだった…(-_-;)
その店のマスターが
「火事と言えば…」
と、話してくれたのが放火の話でこれもまたシャレにならない話、
何でもマスターがお店のつまみの買い出しの帰り道に近道をして公園を抜けようとすると公園のそばの家の裏手が燃えているのを見つけてしまったのだそうな…(-_-#)
「消さなきゃ…と、思ったけど消しているところを見られたら面倒だ…と、思って一回通り過ごしてさ…でも、ヤバいからもう一回戻って踏んづけて消していたら人に見られてヘンな顔されたんだよね…消しただけなのに…」
と、言う…(-_-#)
客のみんなに
「それより一回スルーしようとしたマスターの行動が問題でしょ!」
と、突っ込まれ、困った顔をしながら
「でもさ、実際事態に直面するとそうなるもんだよ」
と、言い訳をして苦笑いしていたのでした…(-_-#)

そして、その年の夏、
ある休日に次第に馴染んできた三軒茶屋をペットボトルで水を飲み飲み散歩していた…(-_-#)
宅配ピザ屋の前にさしかかったときに歩道の真ん中でぷすぷすと煙が立ち上がっていた…
近づいて見るとタオルが火に包まれて燃えている…(-_-#)
(何で燃えてんの?)
と、思うと同時、放火、火事の単語が頭に浮かぶ…(-_-#)
ヤバいな…と、思いながら消すのを見られたら面倒かも…
と、考えている間に一旦スルー…
(こういう事か!)
ハッとマスターの話を思い出したのはその時だった…(-_-#)
慌てて引き返して燃えるタオルにペットボトルの水をかけて無事に消火する。
「どうしたんですか?」
ピザ屋の店員が店先から私を不審に見ながら声をかけた、
「いや、タオル燃えてたんで消しただけです…(-_-;)/))」
と、言い残し、そそくさと立ち去った私は彼には不審者に見えたことだろう。

全ての人に該当するわけではあるまいがこうした事態に直面してしまうと正しいハズの行為に戸惑い、躊躇してしまうものなのだ…(-_-#)
何もせずスルーして大惨事になっていたら私が放火したのと同じところだった。

本当ならキチンと通報して調べて貰うべきだったのだろうがタオルが歩道の真ん中で燃えていただけなので放火なのかタバコのポイ捨てで燃えたのか分からない…
心あたりがあれば店員が通報しただろう…(-_-#)/))
ちなみに今もそのピザ屋は健在である。

火の用心とは火事を出さない心構えと、火事に出くわしたときの正しい心構えの二つが必要なのだと思ったのでした…(-_-#)/))

みなさんも火にはくれぐれも気をつけて楽しく日々を過ごされますように…(-_-#)v