自宅にあった”人間失格”タイトルは聞いたことがあるも、内容は全く知らない。一度読んでみたほうがいいなと思い、読んでみた。

約70年以上前に発表された作品、何と言いますか、魂の本音がリアルに表現されてるなと一気に読み終えて思った。

自分が本当にしたいこと、伝えたいこと、いろんな恐れと不安があって、生き辛い思いをされてるのは、今も昔も同じだとこの本を通じてより一層強く感じたのであるが、周囲を伺って望んでないことをする人生をおくるってどんな気持ちなのかな、自分の気持ちをすべて押し殺すようなことは、なんか嫌だなと、考えさせられた。それだけでなく、偽りの自分を表現するのも嫌だなと。

ありのままの自分を受け入れて、生きるのが良いような気がしてきた。

残念な人生で最期を迎え入れるようなことだけはしたくないもんね。悔いのない人生を送りたいものだわ。