以前の私は完璧主義で、何に対しても”100%完璧というのが当然でしょ、当たり前でしょ”みたいな感覚の人間であった。特に仕事の面で・・。自分に対しても相手に対しても、完璧を押し付けていたような・・(やだねぇ~)

 

ことあるごとに”それは、どうなの?”と疑問に思い、自分で言うのもアレですが、時には失敗することもあると、歳を重ねていくにつれ、考え方が変わってきている。

 

私は発達障害(自閉症スペクトラム)であるが、この発達障害という言葉、この言葉に甘えてるわけではないが、正直このブログを始めるにあたり、グレーゾーンな私に、その話をする資格なんぞあるんかいな?と葛藤してたせいか思ったように文章が書けず渋っていた。

 

お世話になってる先生から背中を押して頂けたおかげで、自分のペースで進めていけばええかなと、ここで完璧にせんでもええわと、完璧という言葉を捨て、伝えることを伝えようと決心した。

 

私の場合、病院の診断ではなく、せらぺー、いやセラピーで自閉症スペクトラム(旧アスペルガー障害)であることが判明したのであるが、そこでお勉強する機会があったおかげで、なんとかこの世の中で生きていくことが出来ている。

 

セラピストの先生がおっしゃるには、発達障害や、それに付随する事に関しては、こんなことをおっしゃってた。

 

1.発達障害に関しては、健常者のタイプから重度のタイプと幅が広いそうだ。(重度は自閉症とか、入院されてるようなケースもあるらしい。)

 

2.少し誤解を招きそうな一言であるが、「この世の中に生まれて来てる人は、みんな発達障害だからね。」とおっしゃられた時は、私はびっくりしたが、あながち否定できないなと感じたのも事実である。色んなクライアント様を先生は見てきているからこそ言える発言だなと思えた。

 

3.「この世の中に完璧な人間なんていませんよ。完璧だったら、この世に生まれてくる必要なんてないでしょ。」←ごもっともです。

 

日々の生活を通じて”完璧な人間なんて、この世におりませんわ!完璧でないから、この世で学ばされてる。”としみじみと感じております。

 

完璧という言葉に縛られて、実はしんどい思いをされてらっしゃる方、緩められると、ホント楽になりますよ。

 

完璧な人間なんて、この世におりません!

 

おまけ:”セラピー”と書くつもりが、”せらぺー”と誤って書いたのを見て、少し訛ったような感じで可愛らしい言葉になったので、あえて残すことにした。セラペー、せらぺー。ひらがなで書いた方がカワイイな(笑)