先週の日曜日は地域の運動会だった。参加種目はムカデ競走と玉入れ。ムカデはおかげさまで(って誰のおかげだ?)今年も1位だったのだが、玉入れが難しく、ほとんど入らなかった。入れられたのはたぶん3個くらい。

 

小中学校の玉入れと違って、カゴの位置が高いのだ。4mはある。しかもカゴのサイズが小さい。小学生が両腕で輪を作ったくらいの大きさしかない。

 

だから投げては拾い、拾っては投げの繰り返し。かがんで立って、かがんで立って。この屈伸運動が思いの外しんどいのだ。

 

でもある瞬間、対面から放物線を描いて落下してくる玉を偶然キャッチ。そのままカゴをめがけて投げ返した。お、これは楽だ。玉を拾うために、いちいちかがむ必要がない。

 

ってことで、そこからは落ちてくる玉をキャッチして投げ返していたのだが、途中で重要なことに気がついた。これを繰り返せているってことは、玉は入ってないってことじゃね?

 

案の定、競技終了後にカウントされた玉の数は9個。大人15人が参加してたったの9個って。でもなぜか2位でした。

 

 

では今週の揚げ物です。

 

 

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葭川公園(千葉)・岡本庵「吟上ロースかつ定食」

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【揚色】淡黄色

【食感】サク

【肉汁】ジュ

【評価】★★☆☆☆

 


メニューに「厳選銘柄豚を使用」とあったので、店員にどの銘柄か尋ねたら、「美しいに銘柄の銘に豚と書いて『美銘豚(びめいとん)』です」と教えてくれたけど、「びめいとん」の「めい」は「銘」じゃなくて、「明」ではないだろうか。調べてみても茨城県産の「美明豚」しか出てこない。う~ん…。

 

厳選しているはずなのに銘柄が不確かなカツの断面は淡いピンク色。衣は淡黄色でサクッと軽い。ただ、皿に面した下側の衣が、水分を含んでゆるくなっていたのはもったいなかった。

 

肉質は歯切れがよく柔らかで、味は淡泊。酸味控えめのコクがある自家製ソースはなかなかだが、全体的にはもう少し味に締まりとアクセントがほしいところ。

 

ショップカードには「豚料理専門店 岡本庵」と記していながら、「熟成肉 和牛 豚食料理 岡本庵」とも記載してあって、なんというか、コンセプトのブレが、不確かな情報提供と味の散漫さにつながっているような気がした。

 

あれもこれもじゃなくて1つに絞る。お客さんにもよく言うんだけど、なかなかわかってもらえないんだよなー。

 

それではまた来週。See you アゲイン!

 

 

【お店情報】

岡本庵

千葉県千葉市中央区富士見2-11-1 日土地千葉ビル2F

(千葉都市モノレール・葭川公園駅2番出口より徒歩1分)

●営業時間/11:00~15:00  17:00~22:00

※日・祝日は21:30まで

●定休日/不定休