みなさんのお家にはサンタはやって来ただろうか。

うちのサンタは先月、突然廃業となった。

娘二人が「サンタがいないのはもうずいぶん前から知っていた」と激白し、「信じているフリをする」という子どもの役から降りたためである。

子役卒業。それにともなってのサンタ廃業である。

2年前、当時小学2年生だった次女から「お父さんはいつまでサンタを信じていたの?」と質問されて凍りついたことはこのブログでも書いた。

が、実はあれは俺の聞き間違いで、嫁が言うには「お父さんにはいつまでサンタが来ていたの?」だったらしい。

だから去年は「まだ信じている」と信じ、娘たちにサンタを派遣したのだが(と言っても俺なんだけど)、やっぱり2年前から知ってたんだな、たぶん。

ひとつ現実を知って一歩大人に近づく。そういう意味では、こちら側に近づいてきているように受け取ることもできるが、彼女たちが現実を知るたびに、一歩ずつ離れていっているように感じるのはなぜだろう。

うれしいような、寂しいような。子どもの成長って複雑だ。


では今週の揚げ物です。


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東京駅
ニユー・トーキヨー ビヤホール
「カミカツ」
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ニユー・トーキヨー・カミカツ

【揚色】黄金色
【食感】サクッ
【肉汁】なし
【評価】★★★☆☆


でかい。

形は小判型。あまりの迫力にサイズを測り忘れたが、収めた写真に一緒に写っているコップの直径から推測すると、20cm×15cmくらいだろうか。

でも「カミカツ」というだけあって肉の薄さは紙レベル。一緒に食べた友人が「これ、肉入ってんの?」とその存在を疑ったほどである。

だからカツを食べてるっていうより、衣を食べてるといったほうが感覚的には近い。

キムチドレッシングで味付けされたキャベツの上に盛り付けられているため、カツにはソースをかけず、キャベツと一緒に食べるのがニユー・トーキヨー流。

これがなかなかうまいのだ。肉より衣が主役になっちゃってるから油っこくて胸焼けしそうと思ったが、まったくそんなことはない。反対にさっぱり。バクバク平らげてしまった。

これはもう「神カツ」である。


今年はこれでおしまい。

本年もご愛読くださいまして誠にありがとうございました。
新年は元日から元気に揚げ物情報をお届けいたします。

それではまた来年。良いお年を!
あ、あと、メリークリスマス!


【お店情報】
ニユー・トーキヨー 東京駅八重洲口店
東京都千代田区丸の内1-9-1 東京駅一番街 B1F
(東京駅・八重洲地下中央口すぐ)
●営業時間
月~土/11:00~23:00(L.O.22:30)
日・祝/11:00~22:00(L.O.21:30)
●定休日/無休





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