なにしょうぞ
くすんで
(生真面目にして)
一期は夢よ
ただ狂え
無常といえば死を思い、
夢といえば生を思う。
それが、この乱世に生きる者達の心構えである。
死が余りに日常化してしまった戦国武士の世界では、人生の無常はもはや当たり前の事実でしかない。
むしろ、
死に狂いならぬガムシャラな生き狂いこそが、人生の哀歓を催させる生き方であるのかも知れぬ。
小説
『明智光秀』
からの抜粋。
今の時代
たくさん変な事件は多いけど、光秀が生きた戦国時代程、生と死を実感しながら生きている人は少ないと思う。
僕もそんな一人です。
今月末には本番です。
幕が開き、降りるまでは
自分の中で
光秀を
ガムシャラに
生き狂わせたい。
ただ
ガムシャラに。