こんにちは!(≡^∇^≡)


王子がケンカをして帰ってきました。

電話で他のお母さんが教えてくれました(;^_^A


子供同士のケンカは、「子供の課題」なので私はその事について何も言えないし、出来ないのかなぁ・・・と思っていました。


でも、パセージでは課題の分離で終わりじゃないんです!

そんな時に出来る事が沢山書かれています。


・話を聴く


これは、子供の課題であっても出来ると思い、王子に聞いてみました。


王子は、友達と言い合いになって・・・あいつらがキレてオレはカバンを取られて関節技をかけられて、カバンからカードを抜き取られて帰ってきた。


そう話をしてくれました。


・・・( ̄_ ̄ i)


この話を聞いただけでは、王子は犯罪に巻き込まれた事になりますあせる


最初に子供が自分に優位な事しか話さないのはよくある事です。

この話を聞いて慌てちゃいけません。σ(^_^;)


もう少し詳しく話してもらえる?などと話を聴きました。


王子は、はじめ黙っています。


パセージでは子供が黙っても20秒は待ちましょうと教えてくれてます。


1秒でも早く事情を知りたい私ですが、ここは根気強く彼のペースに合わせます。


すると、少しずつ王子は話し始めました。


ケンカの原因。

お互いに熱くなり王子は相手のモノを投げたと言う事。

もう1つ投げようとしたら周りにいた他の友達にも押さえつけられた事。

カバンを届けに来てくれた友達がいた事。

カードはカバンにあった事。

電話でお互いに謝った事。


などなど・・・時間はかかりましたが、1つ1つの質問に丁寧に答えてくれました。


王子はきっかけが、相手の子が自分に意地悪をしたと思っていました。

なので、仕返しをしてやるんだ!と言う考えだったようです。


私が話を聴いて思った事は、相手の子は善意でアドバイスをしたように感じました。ただ、言い方が王子の好みではなかったようで・・・


私はそんな風に感じたんだけど、その事についてはどう思う?と聞いてみました。


王子は、そんな風に思ってくれてるとは考えていなかった!と。


本当の事は相手の子に聞いてみなければわかりませんが、受け取る側がどんな風に受け取るかは自分で決めて良いと思います。


意地悪をされたと受け取るか、善意だと受け取るか・・・


自分で決められるんです。 と言う事に王子が気づくチャンスです。



自分の好みじゃない方法でアドバイスをもらう事はこれからもあると思います。


そんな時にどうするか・・・一緒に考えました。


今は、相手のモノを投げて相手を困らせる。 これ1つが王子の方法です。

これをすると周りの友達に押さえつけられるという、おまけがついてくるらしいと言う事を今回の事で学んだ王子に、


もう少し他の方法を考えるのはどお?と聞くと、


黙ってその場から立ち去るとか2つくらいのアイディアが出ました。


せっかくのケンカです。これは自分の中の選択肢を増やすチャンス!


次に同じような事が起こった時には王子が1つではなく3つの方法の中から選べば良いと思います。



課題の分離で終わってしまっていたら、王子とはこの会話になっていなかったかもしれません。


課題の分離はあくまで、子供の世界に親が土足で入らないためのモノであって、それが出来たら、共同の課題にしてもらったり、解決方法を子供に考えてもらうお手伝いをしたりする事が大切なのではないかと思いました。

関係が良ければ親の意見も聴く耳を持ってくれるかもしれません。( ´艸`)


1時間位王子と話し合いました。


涙目で帰ってきた王子でしたが、1時間後には、「早くバレーいこうよ!終わっちゃうよ!」とすっきりした表情でした。


切り替える力は私とは比べ物にならない位お持ちなんですね~ラブラブ



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