
長男を救ったのは
同じ病棟の
患者仲間達だった。
数年前から
鬱、適応障害…で
心療内科にて
治療をしていた長男。
元々、
喘息で20回近く入退院を
繰り返していた幼少時代。
アスペルガーゆえに
こだわりが強く、
人間関係も、
運動も苦手な彼
国立の付属の
幼小中という、
はたから見たら、
エリートと呼ばれる学校に在籍。
そんな中でも、
いわゆる、
イジメはあった。
ずっと…。
その都度、
学校に相談し
対応して頂き、
なんとか卒業。
この頃から、
長男の心は病んでいた。
元夫から、息子二人は
首を絞められるという暴力
それが、長男の病気に拍車をかけた。
私達親子三人は、逃げるように
転居した。
その頃から、
長男は、カーテンを閉め
部屋に引きこもり、
自殺願望が日に日に強くなった。
私と次男は、
長男の自殺を
未然に防ぐ為に、
台所包丁、ハサミなど
夜、寝る時に、隠して眠る
翌朝、元の場所に戻す
といった生活を
半年位していた。
そんな、ある日
夜、0時過ぎ、
長男が帰宅し一言
死のうとしたけど、
死ねなかった
ずっと
死に場所探してた…と
泣き崩れた。
よく帰ってきたね。
明日、病院、行こうね。
うん。
僕、入院する
その方が、
良いかもしれない
やっと病院に
行く気になってくれた

翌日、心療内科から
大きな病院を紹介して頂き
すぐに入院した。
私と次男も、ようやく
安心して眠れた。
自殺願望の強かった長男は
隔離病棟の、
まるで刑務所のような
ベッドと洗面所とトイレのみの
お部屋に(自殺願望ある場合、カーテン他
全て外されて、モニターつきのお部屋)
私は、
隔離病棟に入室するのも
初めての事に、
加え
長男が入室する部屋を
見た途端、涙が溢れ





やっぱり家に帰ろうと
長男に言ったら、
長男は、
僕、ここにいる。
ここの方が、
落ち着くから…と





数日後、面会にいったら
少し落ち着いており
久しぶりに
ゆっくり眠れたと
そして、
同じ病棟の患者仲間が
一見、
怖そうなヤンキー風の子が
声をかけてくれて
死んだりしたら
旨いもの食べれんぞ
これでも食えと
カップラーメンを頂いた事
他の患者は、
兄ちゃん、
この本読んでみろ…と
本やジュースを
差し入れしてくれたと…
同じ病棟の患者仲間に
自分と同じように
心に傷をもってる人達に
沢山の愛を頂いた事などを
目に涙を浮かべながら
笑顔で話始めた。





10日ほどの入院ですんだ。
私や長男の頭に
そういう
病棟に入院している人への
偏見があった。
怖いと思ってた。
でも、違ってた。
普通の人達よりも
ずっと、ずっと
沢山の愛に溢れていた💕
長男は、この人達の愛で
生きる希望と、
人の優しさ
そして、
真心を☀️、愛を💕
初めて知った

沢山の方々に支えられて
私達は生きています。
神様☀️地球🌏️
宇宙の星達🌟
そして、
沢山の皆様に
ありがとう😌🌸💓
最後まで読んで下さり
ありがとうございます
😌🌸💓