後悔の浄化 | 膵臓がんの旦那さんとの日々是是
久しぶりに
ほんとに久しぶりに
旦那さんの夢を見た
私は旦那さんに
余命のこと
黙っててごめんね
パパは子どもたちに
最後の言葉言えなかったよね
と
旦那さんに抱きつきながら
泣いていた
そして後悔が浄化してくのを
感じてた
余命を告げられて
あと1週間くらいしか
彼の命は持たないと知って
どうしようと
グズグズしてる間に
旦那さんとの意思の疎通が
できなくなった
私は
あの日に戻れたら
どうするのか
伝えられるのか
夢の中であんなに
泣いていたのに
また
同じことを
繰り返すだけかもしれない


