うちの母が10年以上前に

がんになって手術も不可能だったとき

お医者さんから


長くて半年です

好きなことをさせてあげてください


と伝えられました


旦那さんのときも

いつか言われるかもと

毎回がんセンターを受診するたび

覚悟はしてました


でも言われたのは

亡くなる一週間前


明日、明後日DICを起こして

亡くなってもおかしくはない

長くて今月いっぱい


もう旦那さんは好きなことも

なにも出来ない状態でした


CP19-9は常に

40000から60000

高く出やすい体質だったとはいえ

異常値だよ

主治医も旦那さんが長くないことは

知ってた気がする


病気がわかったとき

あと3ヶ月の命とわかってたら


もっと

大好きな甘いものを食べさせて

あげればよかった

食べるならなるべく

タンパク質のもの食べてと

無理強いしてごめんね


苦手な漢方薬

わたしが仕事のときに

飲み忘れたことが何度かあって

怒ってごめん


もっと一緒にいてあげれば

よかった


自分からは話せない人だったから

子どもたちともっと

話す機会を作ってあげたらよかった


先生を恨んでも仕方ないと

思ってるけど

膵臓がんはジェットコースターなのかも

しれないけど

もっと早く

言ってほしかった


旦那さんが常に言っていた


体調がよくなったら

また色々一緒にできるからね

それまでママも我慢してね

ごめんね


色々できなくてもいいよ

我慢じゃないよ

ただ一緒にいられるだけでいいよ

いま、思い出しても

涙がとまらないよ




4月に食べにいったとき

14皿も食べたんだよね

まだまだ食欲あったね

もっとその頃に色々食べに行けば

よかった