本日、議会運営委員会が開催され、明日の本会議にて、最終の採決等が行われます。



ちなみに、八尾市議会での議案審議の流れについて、簡単にまとめました。



まず、議会運営委員会にて、本会議に提案される議案等の説明を執行部から受け、本会議の進め方や上程される議案の審議要領等(どの委員会で審査をするかなど)を内定します。



その後、本会議が開会され各議案が提案されます。そして、あらかじめ議会運営委員会にて内定した通りに各議案等を各委員会に付託し、審査(調査)をします。



一般議案(予算を伴わない、請願や条例、契約締結などの案件)については、所管する総務・建設産業・文教・保健福祉常任委員会のいずれかに付託され、審査の後、採決等(賛否等)を行います


それとは別に、予算を伴う議案については、予算決算常任委員会(前期全体会)に付託され、委員会内に設置をした分科会(総務・建設産業・文教・保健福祉)のいずれかに、議案を送付し審査をします。ただし、各議案に対する採決等は行いません


そして、それぞれの分科会での審査結果をもとに、予算決算常任委員会(後期全体会)において、各議案の採決等を行います。



その後、議会運営委員会にて、本会議での採決の方法(賛否・討論の有無等)などを協議、内定します。


そして、本会議において、全議案に対しての採決等を行い、閉会となります。



議会運営委員会とは/円滑な議会の運営を行うために協議等をする委員会。前さばきの場】



本会議とは/議会の権限や能力は本会議に認められるので、法的な効力を生じさせるため、議会の議決等は本会議で行わなければなりません。賛否等、最終決定するのは本会議となります】



常任委員会とは/議会の予備的審査機関で、議案や請願等を能率的(効率的)に審議するために、部門別に設置した採決等を行う委員会。総務・建設産業・文教・保健福祉・予算決算といった、5つの常任委員会があり、予算決算常任委員会には議長を除く全議員が所属し、それ以外の常任委員会には分属となります】



分科会とは/委員会内に設置をされる下調査機関で、その委員会の全員(27名)を数個の分科会に分けて、審査・調査を行います。採決等は行いません。(予算決算常任委員会では、総務・建設産業・文教・保健福祉の4つの分科会を設置し、審査・調査を行っています)】


議場