セファーラジエル、オープンクラスに上がってから初めてのレースでしたが、良いレースをしてくれました。
勝てる可能性もあると思わせてくれただけでも収穫でしたが、吉田隼人騎手曰くまだ成長の余地があるというのが驚きです。
5 歳になってからも伸びしろがあるというのは、牡馬で良かったとしみじみと実感します。
これが牝馬であったら、あと 1 年しかないとなりますが、牡馬は引退制限がありませんので焦る必要がなく安心です。
さて、レースに関してですが、折り合って走れていたとは思いますが、騎手の腕によるところが大きかったです。
今後も吉田隼人騎手が乗ってくれたら良いなと思えるような、道中の内容でした。
3 着馬が早めに動いてきたために、4 コーナーで内に閉じ込められてしまったのが残念でしたが、その他はなにも言うことがないレースぶりでした。
最後までしっかりと伸びていたのも良かったと思います。
オープンクラスにしてはメンバー構成が手薄だったかもしれませんが、長距離のオープンレースはこうなりがちですので、気にしていません。
これだけ走れれば、今後も期待を持ってレースを見ることが出来ますし、応援しがいのある馬です。
次走に関してはまだなんとも分かりませんが、長距離でも走れることは分かりましたので、2400m 以上のオープンクラスのレースに出走していくことになりそうです。
夏の札幌日経オープンなどは面白そうな気もしますが、夏休みはしっかりと取るかもしれませんので、もしかするとメトロポリタンステークスに出走して夏は全休というのもありそうな気はしますが、果たしてどうなりますでしょうか。
高柳調教師の判断を楽しみに待ちたいと思います。