ドバイシーマクラシックに出走したクロノジェネシスは 2 着という結果に終わりました。

天皇賞秋の時にも書きましたが、やはりすべてが上手くいかないと、このレベルのレースを勝ち切ることは難しいです。

今回改めてそう実感しました。

 

勝ったミシュリフは、クロノジェネシスさえ差せれば勝てるというような戦法だったように見えました。

長い直線の追い比べになれば分があるという戦法で、実際それを遂行して勝ち切ったのは見事です。

最後方からの競馬になったのは、おそらく初距離を考えてのことだとは思いますが、それ以外にはクロノジェネシスよりも後ろから進めて目標にしたかったのかもしれません。

 

いろいろな方が今回のレースについて語っているのを SNS などで見ていましたが、個人的にそうかもしれないと思ったのは、左回りの時の反応の遅さです。

これは天皇賞秋でも少し感じていたのですが、直線に向く前から北村友一騎手の手が動いてスパートしていたのにも関わらず、トップスピードに入るまでに時間がかかったなという印象を抱いていました。

そう考えると、アイビーステークスの時にも追い出してからしばらく他馬と同じスピードで走ってから抜けきったように、秋華賞や宝塚記念や有馬記念などの追い出してからの反応の良さに比べると、左回りだと少し追い出してからの反応が鈍いのかもしれないです。

それと、最後に疲れちゃうのも左回りならではの特徴であるようにも考えられますので、クロノジェネシスは右回りの方が得意なのかもしれないと思いました。

 

昨日の夜の便で帰国してくると公式レポートに書いてありましたので、もう日本には到着しているのではないでしょうか。

検疫厩舎で少し過ごした後に NF しがらきへ放牧に出すでしょうけども、慣れない環境で頑張ってくれましたので、少しゆっくり休んでから再始動してもらいたいところです。

 

次のレースがどこになるのかはまだ分かりませんが、次は現地応援できるところで走ってくれることを願っています。