今度の日曜日はクロノジェネシスが天皇賞(秋)に出走します。

帰厩してからの調整過程は順調で、調子は良いと思います。

最終追い切りで遅れはしましたが、これは意図してのものですので、何の問題もありません。

遅れたことを気にするならば、宝塚記念前の最終追い切りで、まだデビュー前の 2 歳馬に遅れていたことの方が余程問題だったのではないかと考えられますが、宝塚記念はご存知の通りの結果ですので今回も気にする必要はないです。

 

枠番は 6 枠 7 番となりました。

偶数番の方が良かったですが、出走頭数も少ないのでそれほど影響はないかもしれません。

クロノジェネシスはこれで 1 枠~ 8 枠まですべての枠を経験することになります。

12 戦目で達成しているので比較的早い方かもしれませんが、他の馬を調べていないので定かではないです。

両隣がそれほどスタートが速くない馬ですので、ポジション取りはしやすいかもしれませんが、キセキはスタートで出れば逃げの手に出るかもしれませんので、そこだけは気を付ける必要がありそうです。

どちらかというと、キセキがそれなりのペースで逃げてくれた方が、ダイワキャグニーやジナンボーがスローで逃げるよりは競馬がしやすいとは思われます。

 

調教後の馬体重は 478kg でした。

斉藤調教師が中間の調整過程で馬体は少し増えるかもと言っていましたので、その通りになりそうです。

大体ここから -8kg くらいが当日の馬体重となりますので、470kg 前後で出走することになるでしょう。

 

今回は精神的にどっしりとして落ち着きがあるということを斉藤調教師、北村友一騎手共に言っていますが、これはとても良い方向に捉えています。

以前はテンションが上がりやすいことが一番のネックでしたので、そこを考えなくていいというのは、調教がとてもやりやすかったのではないでしょうか。

天皇賞当日のパドックでは、いつも通りチャカついて小走りになっているクロノジェネシスが見られるかもしれませんが、トレセンでの雰囲気のままであれば、もしかすると落ち着いて歩く姿が見られるかもしれません。

その辺りには注目したいと思っています。

 

今週は中間や当日に雨が降ることはなさそうなので、良馬場でレースを迎えられそうです。

正直、仮に雨が降って稍重以上になったとしたら、勝ったとしてもまた馬場状態のおかげと言われるでしょうから、今回は勝っても負けても良馬場で走らせてあげたいと考えていました。

その願いは叶いそうなので、良かったです。

 

北村友一騎手の言葉通り、クロノジェネシスらしい走りをすることができれば結果はついてくるはずですので、現地に行くことはできませんが精一杯応援します。