※ 書いていたら長くなってしまいましたので、読む際にはご注意ください。

 

サンデーサラブレッドクラブ

No.165 キャットコインの 19

 

G1 サラブレッドクラブ

No.028 シーティスの 19

 

シーティスの 19 は満口になっていなかったので、昨日の時点で出資確定していましたが、本日キャットコインの 19 も無事に出資確定となりました。

この 2 頭がどのような競走成績を残してくれるか、今から楽しみです。

 

実を言うと出資馬を選ぶ目安として、重賞や G1 で勝ち負けになると見込んだ馬に出資しているつもりはありません。

こんなことを書いたらクロノジェネシスやソーグリッタリングはどうなるんだと思われるかもしれませんが、本当にそうなのです。

それならば、どのような馬に出資しているつもりなのかと言いますと、「出走したレースで常に好勝負になる(掲示板にのる)ような馬で、できるだけ息の長い競走生活を送ってもらって末永く楽しみたい」というのが自分の思いです。

ですから、たとえどんなに強くても、ピンかパーかみたいな競走成績を残す馬や、年に 3 ~ 4 走くらいしか走らない馬にはなって欲しくないのです。

 

そういう意味で、ソーグリッタリングは素晴らしく理想的な馬ですし、自分としては最高に出資して良かったと思っている馬です。

ついにこのような馬に出資することができた喜びは、計り知れないものがあります。

そんな中、ソーグリッタリングを上回るとんでもない競走成績を残す馬が現れました。

それがクロノジェネシスです。

クロノジェネシスには、重賞を勝つ、G1 を勝つということが、こんなにも感動的なものなのだと教わりました。

G1 勝利の祝賀会という勝たなければ決して参加することのできない、素晴らしい会に参加する喜びも味わいました。

まだまだこれからも活躍してくれるでしょうから、この先も素敵な経験をもたらしてくれることでしょう。

 

ただし、常にそこを目指すということは間違っていると考えています。

結果的に上記の 2 頭は素晴らしい力を発揮してくれていますが、自分が目指してるのは「常に好勝負してくれる馬」です。

それがたとえ 1 勝クラスでも、2 勝クラスでも良いのです。

できるだけたくさんのレースを走っている姿が見たいですし、最後の直線で「ガンバレ!」と応援したいのです。

その為には、まずは 1 つ勝つことが大事になってきますが、その前に大きな故障をしないということも大事です。

その故障してしまうかもしれないリスクを避けるために、できるだけ四肢の連動性が良くバランスの良い脚運びをしている馬を選んでいます。

 

同じくらい大事なのは、やはり預託厩舎です。

ソーグリッタリングは池江厩舎のみなさんの力によって、自分の思いを叶えてくれる素晴らしい馬に成長してくれました。

池江厩舎の馬はパドックでの歩き方が他の厩舎の馬より良く見えることが多く、おそらく馬の歩き方については普段からかなり気を使っているのではないかと考えています。

クロノジェネシスは当初飼葉食いがあまり良くなく、体を減らさないようにしながら調教するというかなり気を使う仕上げを斉藤厩舎のみなさんによってほぼ完璧に行ってくださったおかげで、今では飼葉食いも良くなりとても調整しやすくなって、さらに成長してくれています。

この 2 頭に関わってくださっているスタッフの皆さんには、どれだけ感謝してもしきれないほどです。

 

競馬場のパドックで歩いている馬を見ると、その厩舎の特徴みたいなものが分かってきますので、この出資候補馬にこの厩舎は合うのかというのも考えた上で出資申し込みをするようにしています。

セファーラジエルの高柳大輔厩舎に関しては、地方から再登録となったシーアフェアリーがお世話になり、一時とはいえパドックでの歩き方がかなり良くなったりしていましたので、初めから良い歩き方をしているセファーラジエルならば、きっと良い馬に育ててくれるに違いないと思い出資しました。

シーティスの 19 は某牧場を尾関調教師と偶然同じ時間帯に訪問しており、その時に全く面識もなく、本当の馬主でもない自分たちにわざわざ丁寧に挨拶してくださり、先に尾関調教師が他の牧場へ移動する際にもお先に失礼しますと挨拶してくださり、自分としてはとても好感度が高い方でしたので、いつか尾関厩舎預託予定の馬に出資しようと考えていました。

今年それが叶ったので、良かったです。

もちろん、尾関厩舎に所属している馬達がパドックで良い動きをしていることも一因です。

 

いろいろと書いていたら長くなってしまったので、今回はここまでにしておきます。

シーティスの 19 は既に 500kg を超えていますので鍛えがいのある馬となりそうですし、キャットコインの 19 はようやく 400kg を超えてきましたのでこれからどんどん増えていって欲しいという対照的な状況ですが、2 頭とも順調に成長して馴致から騎乗調教をこなしてくれるように願っています。