ソーグリッタリングの馬体重を見て少し驚きました。
微減であろうと考えていましたので、まさか +8kg とは思ってもみなかったです。
ただ、それを見て少し増えすぎかな?とも若干思いました。
パドックでの動きに関しては、いつもより前脚が前に出てないなというのを気にかけていました。
個人的に原因として 1 番という先頭を歩くのが初めてであるためかもしれないと推測しましたが、レース後の上りの歩様で前脚の出の硬さが気になったと池江調教師がコメントしてましたので、パドック時点でその傾向が見られていたのかもしれません。
レースでは内を走らせるという策に出ました。
これ自体は「なるほど、そう来たか」という感じでしたが、直線に入ってから狭いところを抜け出そうとしているのに加速していかないところを見て、「これはちょっと厳しいかな」と思いながら見ていましたが、最後の最後で加速して 2 着まで上がってきたことに驚くと同時に感動していました。
今までであれば、もう一度再加速するなどということはありませんでしたし、フワッとしてしまったら最後までフワッとしてしまうところを、もう一度気を入れて走るというソーグリッタリングの姿に気性面での成長を感じ、これからのレースにもこの経験は絶対活きると思えたからです。
藤井騎手が最後まであきらめずにソーグリッタリングを鼓舞して走らせてくれたことが再加速に繋がったはずですから、とても感謝しています。
勝った馬はダイワキャグニーでした。
オーナーがレース前に亡くなったということで、見えない力が働いたのかもしれないというのを少し感じています。
大城オーナーは一度お見かけしたことがあります。
何年前かもわからないくらいかなり前のことですので、その時なぜ自分が馬主席にいたのかは覚えていませんが、オーナーの馬に四位元騎手が騎乗して勝った際に、一緒にいた方々と口取りへ向かうところだったのだと思いますが、「四位はやっぱり上手いな!」と嬉しそうに話しながら歩いていたことをよく覚えています。
本当にとても嬉しそうな表情をされているのを見て、良いオーナーなんだろうなぁと思いながら眺めていたのを思い出していました。
さて、ソーグリッタリングですが問題がなければ次走は中京記念に出走する予定とのことです。
前脚の出の硬さが問題なければという条件付きになっていますので、中 4 週で出走させられる状態ではなければ、グリーンウッドで夏場は休養に充てることになることでしょう。
個人的にも、それで良いと考えています。
無理して中京記念に出走する必要はありませんので、調子の良い状態で出走できそうもなければ放牧して欲しいです。
早ければ水曜日のレポート更新でどうするか分かるはずですので、池江調教師の判断を待ちたいと思います。