前走で先の見えない走りをしてしまったシーアフェアリーですが、その後肺炎にかかったことで続戦出来なくなり、この度引退が決定しました。

 

思えば、この馬の募集時ツアーの時には、その年の 2 年前くらいから大幅に変えていた馬選びポイントを、昔よりのポイントで馬選びをしたことでどちらがより正しい方向に進めるかというのを試したような形になりましたが、新しい馬選びポイントの方がより正解に近いことを理解する結果となりました。

このことは、現在オープンクラスで活躍している 2 頭が証明してくれています。

日曜日にデビューする予定の馬や、早くて今年の夏にデビューする 2 歳馬が今後どのような成績を残すかはまだ分かりませんが、少なくとももう昔のポイントを重視して馬選びをすることはないでしょう。

 

中央再転入してからの成績や使い方に関しては、賛否両論あるでしょうが、個人的には否定する要素はありません。

実際にパドックで良い歩様で歩けるようになっていた時期もありましたし、調整や仕上げに関しては高柳調教師をはじめ厩舎スタッフの皆さんは良く頑張ってくれていたと思います。

やはりシーアフェアリー自体に 1 勝クラスで勝ち負けになるほどの力がなかったというのが、引退というこのような結果となった最大の理由でありますので、これはある意味仕方のないことです。

 

自分としてはシーアフェアリーを管理して良い方向に持っていこうと頑張ってくれていた、高柳調教師や厩舎スタッフの皆さんを目の当たりにしたことでダークサファイアの 18 に出資を踏み切ったという経緯がありますので、是非ともこのキズナ産駒でリベンジしたいという思いが強いです。

幸いなことにダークサファイアの 18 は非常に順調な調整過程でここまで進んできていますので、今年の夏からデビューできて軌道に乗ってくれることを期待しています。

 

シーアフェアリーは明日のサラブレッドオークションに上場する予定とのことです。

中央では無理でしたが、地方では 2 連勝しているように活躍できるかもしれませんので、落札される新しい馬主の方どうぞよろしくお願いいたします。