最近のソーグリッタリングはパドックで小走りになることが多いですが、テンションが上がっているというより走る気になっているのではないかと考えています。
今回も同じように小走りになっていましたが、まともに歩いた時はいつも通りの素晴らしい歩様を披露していましたので、ソーグリッタリングの調子はかなり良いという判断をしていました。

ひとつ前の京都 10 レースの発走直後に浜中騎手が落馬してしまい、まさか急遽乗り替わりなんてならないだろうなと願いながら、それでもどの騎手が空いているかを確かめるかどうか迷いましたが、乗り替わりにはならないと信じて空いている騎手を確認せずにパドックを見ていました。

そして東京の 10 レースが終わった直後くらいでしょうか、浜中騎手が落馬負傷の為川田騎手に乗り替わりと発表されました。
前走の浜中騎手の乗り方がソーグリッタリングにとって理想的でしたので、なんてついてないんだと愕然としましたが、それでも川田騎手なら 1 度未勝利戦勝ちの時に乗ってくれていますし、少しでも気にかけてくれていて六甲ステークスを見てくれていたとしたら、同じように乗ってくれるかもしれないという望みを持ってレース発走を迎えたというのが正直な気持ちです。
レース後に思い返すと、良く川田騎手が空いていてくれたなと感謝の気持ちでいっぱいになりました。

都大路ステークスは勝ちタイムが速くて個人的にビックリしましたが、レース内容としてはまるで六甲ステークスの再現 VTR を見ているのではないかと錯覚するほど同じように、馬なりで先頭に並びかけて、残り 100m 付近で抜け出すという競馬を見せてくれました。
今回は最後追いつめられることなく、川田騎手がクラブレポートでコメントしている通り、ソラを使っても問題ないくらい突き放してリードを保ち、見事に 1 着でゴールしてくれました。

これでサマーマイルシリーズに挑戦してくれたら嬉しいなと考えていますが、川田騎手のクラブレポートに書いてあるコメントで、距離はもう少し長くても対応できると思うとのことですので、もしかするとサマー 2000 シリーズに出る可能性もなくはないかもしれません。
いずれにしても、リステッドレースを 2 回使いましたので、この後は少しグリーンウッドでリフレッシュしてからになるかと思われます。

池江調教師が次にどのレースに出走させるか、またはどのサマーシリーズを狙いに行くかの選択を、とても楽しみにしています。