去年の 2 歳戦から今年に入って、新馬戦のパドックで良く見えて素晴らしい馬だと思った馬達のその後が少々気になっています。
新馬戦のパドックの時には、自分が非常に気に入っている良い動きをしているのですが、2 戦目 3 戦目とレース数を重ねるごとに、全く良い動きに見えない馬に変わってしまったという馬が数頭いるのです。
そして、その馬達は新馬戦の時のようなレースが出来なくなってきている、もしくは弱くなったような印象を受けています。
故に、あえて馬名は書きません。
該当する馬達の 1 歳時、つまり募集時期頃の常足を見ている訳ではないので、実際に新馬戦のパドックでの常足がその馬本来のものなのか、あるいはたまたまその時はそう動いていたのかというところにポイントがありそうな気がします。
何故そう考えているかというと、自分が募集馬見学ツアーで良いと思った馬達は実際になかなかの活躍しており、その馬達は新馬戦よりその後の数戦でパフォーマンスを落とすということが見受けられないからです。
募集時期の 1 歳馬は馴致を開始していませんので、人の手が加わったトレーニングは一切していません。
その為、その時の常足での動きというのは、その馬が本来生まれ持っている動きであると個人的には理解しています。
新馬戦のパドックでは 1 歳時の常足に近いのか、はたまた全く違う常足になっているのかである程度成長度や力を発揮できる状態かを見極めることができるような気がしています。
近年は馬券で儲けようという考えは全くなくなりましたので、新馬戦のパドックは良く見える馬を追いかける為に見ているのですが、募集馬ツアーで見たクラブ馬なのか、そうでないのかでだいぶその後が違ってきているので、今年の 6 月から開始される新馬戦もかなり興味深くなってきました。
様々な馬をいろいろな側面から観察して、今後自分の馬選びの役に立てるようにこれからも研究していきたいです。