馬体重発表を見た瞬間は、正直セントポーリア賞の二の舞かと目の前が暗くなりました。
それでもパドックでの状態が良さそうであれば…とチェックしたところ、これは大丈夫だと思い直しました。
セントポーリア賞の時のパドックでは、なにか必要な筋肉が無くなっている印象でしたが、今日はただ単にスッキリと見せているだけでした。
返し馬の雰囲気もとても良く、いつも通りのスタートを切れれば勝負になると考えていました。
スタートはいつも通り速く、道中も良い位置で進められましたし、余裕を持って 4 コーナーを回ってきた時には、ちょっと感動してしまいました。
直線も手応え良く、いつでもゴーサインを出せば前を捕まえられる状況でしたので、安心して見ていられました。
ゴーサインにもきっちり反応して、スピードアップできる辺り、本当に成長してきているなと実感しました。
今日は抜け出した後も、頭を上げることなくしっかり集中して走ってましたので、前走で気を抜いたことを馬も反省しているかのようでした。
今後は、一息入れて 7 月末の新潟辺りを目標に進めていくとのことです。
デムーロ騎手が今日 2 度目の騎乗を終えて、やはりベストはマイルであると言っていますので、今後はマイル中心に走っていくことでしょう。
まだまだ成長が見込める馬ですので、どこまで行けるか期待しています。