馬体重を見た瞬間に、嫌な予感がしたのは事実です。
最終追い切りが馬なりだったにもかかわらず、少々減りすぎではないかと感じました。
小倉に輸送したときにも 10kg 減っていたように、輸送に敏感な馬なのかもしれません。
パドックで見たソーグリッタリングは、無駄肉の無い良い馬体には見えましたが、どこか肉が無さすぎる印象も受けました。
このことが、最後のひと踏ん張りが出来なかったことにも繋がっている可能性があります。
脚の運び方はいつもと変わらず、非常に柔らかく、それでいて力強い感じではありましたので、まったく走れない状態にあるとは思えませんでした。
レース展開が大方の予想通りスローで落ち着いてしまったことと、スタートはいつも通り良かったのですが、その後若干抑えて先団の後ろになってしまったことで、最後の末脚勝負の土俵にもろに乗っかってしまったことが原因で 8 着という着順になってしまったのだと思われます。
ただ、上がり 3 ハロンを 33 秒台で走れる馬だとは考えていませんでしたので、今日の 33.7 という上がりは想像以上でした。
他の馬はもっと速かったと言われてしまえばその通りなのですが、これまでのレースを見る限り、そこまで速い上りが出せるとは考えていなかったのです。
個人的なレース展開の希望としてはエトルディーニュの位置にいて欲しかったことと、スローになってしまうことはわかっていましたので、4 コーナー手前から先頭に並びかけるようなレースをして欲しかったのですが、それでも今日の状態では最後もっとバテてさらに着順を悪くしてしまったかもしれません。
この後は一旦またグリーンウッドに放牧に出る可能性もありますが、このままもう一度走るのであれば阪神あたりになるでしょう。
いずれにしても馬体の回復は必要だと思われますので、まずは今回のレースの疲れを癒して欲しいです。
まだまだ成長途上であるはずですので、いろんな経験を積んでもっともっと成長してくれることを期待しています。