当たり障りのないネタからいってみます。ただし、個人情報ですが。
以前から気になっていた遺伝子検査をやってみました。
ちょっと前にアメリカの遺伝子検査会社が倒産したとかいうニュースがあったので、最近は流行らないかもしれませんが。
GeneLifeという会社のHaplo 3.0という検査キットです。病気の可能性を調べる方ではなくて、先祖を調べる方です。コロナの頃のPCR検査と同じ要領で、唾液をある程度とって会社へ送ると、3週間ぐらいで結果が分かります。
男性ですと、父系のY染色体ハプログループと、母系のミトコンドリアDNAハプログループが分かり、女性ですと、母系のみ分かるようです。
興味があったのは、Yハプログループです。私は耳垢が湿型なのでD系統かと思っていたのですが、違いました(笑)。
私の場合、Yハプログループは、O2a1b1a2a1a
ミトコンドリアハプログループは、G1a1a2
でした。
同じようなYハプログループを持った人にどんな人がいるか、ネットで情報を検索してみますと、「有名人のハプログループ」というサイトがあります。
https://famousdna.wiki.fc2.com/
「Y染色体O2a1系統」という項目があり、秦始皇帝や秦河勝、徐福という人のYハプログループと、私のハプログループは前方検索で完全一致します。先祖は秦の始皇帝なんだ(笑)。そう言われると、自分には皇帝のようなところがある気がします(ウソウソ)。ただ、この人たちのYハプログループは、もちろん実際調べたわけではなく推定ですので、信憑性がどのくらいあるかは疑わしいですよね。
このあたりの人は、秦氏関係だと思いますので、Wikipediaの秦氏の項目を見ますと、そこにもYハプログループの記載がありますが、そこにはO2a2b1a1とありますね。ちょっと違いますね。
ただ、秦氏の「本貫」(本籍地、出身地)という項目があり、10か所以上記載されているのですが、その中の1つに「美濃国加茂郡」とあります!(「美濃国」は、岐阜県南部の昔の呼び名です)
私は、大学から東京に出てきて住んでいますが、出身は岐阜県各務原市です。父方のじいちゃんの実家は、岐阜県加茂郡富加町夕田というところにあって、幼稚園の頃でしょうか、数回行ったことがあります(超田舎ですが(失礼)、のどかでいいところです。じいちゃんの母親の葬式にも行ったことがあり、当時土葬したことをよく覚えています。)
だから、先祖は秦氏と本当に関係があるかも、と思った次第でありました。
でも、先祖は代々、加茂郡富加町夕田あたりにず~と住んでいたと考えますと、すごく保守的ですよね。昔の人はあまり移動しないんですかね。
Yハプログループは、男系の先祖から受け継がれる遺伝子とのことです。
系統樹を考えて、先祖を1世代さかのぼれば2人、2世代さかのぼれば4人、という感じで、10世代さかのぼれば1,024人、20世代さかのぼれば1,048,576人になり、その中の男系の一人がその遺伝子を持っていた、ということですので、個人としては知ったところで大して意味はないのではと思います。(例えば20世代さかのぼったところの男性524,288人のうち、524,287人は違うYハプログループである可能性がありますね。また、ご先祖様は皆同じ程度の影響を及ぼしていると思いますので、男系のみが特別ということはないですよね。ただ、昔の人はあまり移動しないなら、同じYハプログループを持った人も多いのでしょうか。)
ちなみに、先祖をさかのぼると、その地域の人口を簡単に超えますが、これは近親婚のためとのことです。
研究でハプログループの分布の調査をやっている人にとっては意味があるということでしょう。
一方、ミトコンドリアハプログループはG1a1a2ですが、G系統は、オホーツク海周辺によく見られ北方系とのことです。こちらはあまり情報はないようです。
これで日本人じゃないとか表示されたらイヤですが、ちゃんと日本人ですよ。


