増山です、
一級建築士になって32年が経ちます。
この資格は中々使える資格です。
何故なら勝手に相手が良い人、
と思ってくれるからです。
私はこの資格でだいぶ、
得をしていると思います。
■足の裏に付いたコメ粒
サラリーマン一級建築士を例える言葉です。
取っても食えない。
取らないと気持ちが悪い。
中々、絶妙な揶揄ではないでしょうか。
サラリーマン7年目、30歳の時に
私はこの資格を取りました。
当時の職場には一級建築士が山ほどいました。
大多数は大卒2〜3年で合格していました。
■4回落ちました。
なので私はすごく苦労?し
時間を掛けて取ったわけです。
初受験から5年目でようやく受かりました。
合格の喜びは無くホッとした、
と言う感覚でした。
周りは一級建築士だらけだったから。
けど、本当に取って良かった。
今にして思えば。
■水戸黄門の紋所
時は過ぎ45歳になり、
起業セミナーや交流会に
行くようになります。
そこでは個人名刺で名刺交換します。
タメ口や上から目線の人も、
一級建築士、という名刺の文字を見るや否や、
急に態度が変わることに、
ある日気がつきました。
アレアレ?
皆さん、この肩書きに弱いのね。
なんだか水戸黄門になった気分でした。
この紋所が目に入らんか!
と言う感じです。
明らかに会話のパワーバランスが変わる瞬間です。
尊敬なのか?
驚き(こんなヤツが?)なのか?
それからは効果的なタイミングで
名刺を出すようにしました。
特に不動産業界の集まりでは、
効果がありました。
■一級建築士、結構使えるじゃん
私は決めました。
一級建築士のやる●●、
と言う仕事を私はやっています、
と自己紹介出来る起業しようと。
で、今に至ります。
日本で3.6万人いるそうですが、
このような使い方をするのは
私だけかもしれません。
ではまた。
一級建築士 増山大
※追伸、満室の尾嶋さんとお食事しました。