真のキャッシュフローを確保せよ | 一級建築士 増山大

一級建築士 増山大

不動産投資業界33年の一級建築士。アパート設計200棟、賃貸住宅管理2000棟の経験から、あなたを幸せに導きます。

一級建築士・増山大





不動産投資家の増山です。



本日、決算書がまとまったので

取引銀行に持参した時の話です。



とある銀行で受けた質問に

たいへん学びがありましたので

シェアしたいと思います。



少し難しい話なので

具体例でお伝えします。



こんな決算を迎えた

企業があるとします。

・経常利益(税引後)100万円
・当期減価償却費 1500万円
・借入金返済額 2000万円
・借入金元金 1800万円
・借入金利子 200万円



この企業は、

どれだけキャッシュフローがある

経営をしているか?



決算書上のキャッシュフロー

=減価償却費+経常利益


事例の場合

1600万円になり

借入金の返済原資になります。



借入金が2億円程度の場合、

10年ちょっとで返済出来る計算に

なります。



これが債務償還年数です。

ここからが、本題です。



不動産賃貸業は借入金が資産に対し

時には著しく大きくなるのですが

借入金のうち経費にならない元金も

キャッシュフローから返している。



「決算書上のキャッシュフローから

更に借入金返済額の元金を引いたら

マイナスになっていませんか?」



ここで、今回のテーマ。



学びになった銀行からの質問。

が出て来ます。

事例の場合

▲200万円=1600万円-1800万円



つまり。赤字。

真のキャッシュフローが赤字。



ということは?



この事例のような場合。

実際の資金繰りは

厳しくなっていることを示します。



突っ込んでくる銀行は

そこを案じています。

真のキャッシュフロー=

経常利益+減価償却費-借入金元金



少なくともそれが

プラスになっているか?

資金ショートする危険性はないか?



それを銀行に説明できるように

していなければならないことを

改めて意識した次第です。



もしもあなたが決算書を良くして

銀行融資を受けたいなら、

決算書に精通しなければならないのは

もちろんのこと。



更にはこの話のように

元金は決算書に現れないが、

真のキャッシュフローを

理解しなければならない。



そこをケアしながら

経営しなければならない。

そう学んだ次第です。



幸い当社の真のキャッシュフローは

プラス数100万で安心しました。



不動産投資家 増山大
(一級建築士)

 

 

 

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