水が上から下に落ちる常識を疑うべき理由 | 一級建築士 増山大

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不動産投資業界33年の一級建築士。アパート設計200棟、賃貸住宅管理2000棟の経験から、あなたを幸せに導きます。

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ホームセンターで設備機器の
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建築士の増山です。
       
20年前、私は72万戸を持つ
世界一のスーパー大家で
修行していました。
        
昭和40年築のRC物件の
雨漏クレームで驚くべき光景を
目のあたりにした、
と言うところからの続きです。
        
先輩は雨漏を見るやいなや
        
「止むまで待ちましょう。
 家具を濡れないよう移動して」
        
そう言うと先輩も住人も
床を雑巾で拭き
バケツで雨水を受け
タンスを内側に移動します。
     
しかも、テキパキと
動き始めるではないですか。
     
そう。彼らにとって
これは見慣れた光景、
やり慣れた行動、
だったのです。
     
確かに雨漏の調査と修繕は
雨が止まないと始められない。
     
それまで出来ることは
室内の濡れ被害を最小限に
食い止めることだけ。
     
雨が止んでから
水がどこから進入しているか?
それを突き止めてはじめて
雨漏り修繕がスタートする。
     
では雨漏は普通、
どこから起きるのか?
あなたは知っていますか?
     
私がそれを初めて知ったとき、
たいへんな驚きでした。
次回の水曜日に続く。
        
一級建築士 増山大
 




引用元:水が上から下に落ちる常識を疑うべき理由