こんにちは、ちびまるです
さてさて「ダブルF」ですが、
もうそろそろ「F」の意味が分かりそうですねー。
ではでは、本編へ
若い女性のいきいきとした目とは対照的に、
男性の目は虚ろ気味です。
でも女性が嬉しそうに自分に話しかけてくるのが、
男性も嬉しかったのでしょう。
「それじゃ、このマンション見せてくれる?」
ハイグレード新築未入居マンションを指差しました。
マンションの部屋に入って
女性は大はしゃぎです。
女性は男性の腕を持ったり、
上目使いで男性を見たりと、
男性も終始笑顔です。
女性は決して自ら
「このマンションがいい!」
とは言いません。
そう、男性から言わせるのです。
若いのにたいしたものです。
まったく末が恐ろしい。
「じゃ~・・。ここでいいんじゃないかな。」
男性が私に言ったと同時に、
横でその女性がニヤッっとしたのは、
私の気のせいでしょうか?
何も問題なく申し込みをし、
5日後決済金と必要書類を
持参していただく約束をしました。
賃貸借契約には一般的に、
契約者の住民票など身分証明が必要となります。
次の日、男性が急に現れ
書類と決済金を持ってきました。
「え!? 決済4日後のはずですが・・・?
それにまだ契約書ができてないんですよ。」
「近くに寄ったから、お金も書類も渡しておくよ。」
早速、男性は役所に行って
住民票などを取りに行ってくれていました。
「ところで、自宅には
家主とか管理会社から連絡しないよね!」
「わかっています。
そのへんは家主も了承済みですので・・・」
まるで、
“時代劇の悪徳お代官様とよろずや”
といったとこでしょうか。
「それじゃ 頼んだよ!」
男性は上機嫌で出て行きました。
お部屋探しは ホームメイトFC難波西店へ
【本編はすべてフィクションであり、登場する人物もすべて架空のものです】